Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

UREI 813 のサウンド

2009年02月03日 | ピュアオーディオ

Urei_8136 UREI 813 のサウンドは「非常に魅力的なサウンド」です。JBLの3大ホーンシステムとは随分と変わった「雰囲気」が有ります。

まだ「音質改善対策」は一切やっていません。音は比較すれば「粗い」のでしょうが「豪放なサウンド」は非常に魅力的な部分を持っています。多分オイルコンを使った手製のネットワークがなせるサウンドかもしれません。515Bのウーハーを使ったときのサウンドに似ていますね。

ネットワークの配線を図面化して、不具合は無いか?こう接続したらどうか?と音を出して確認しています。

明後日には第一弾の部品が入荷しますがまだ触れません。専用トレールが来ないと作業ができません。


安価で簡単な「音質アップ」

2009年02月03日 | ピュアオーディオ

安価で手軽に「音質アップ」が図れるのは「ヒューズ」と「壁コン」の交換です。

続々と皆さんトライされています。今日もお二人から電話をいただきました。

ヒューズはフルテックの「オーディオグレードヒューズ」をお勧めします。「オフの音」が従来のヒューズでは「削られていた」事を実感するでしょう。「うるおいの有るサウンド」に変わります。

音の密度間が上がり、情報量も増加し、「欠落していたサウンド」が充足される感じを受け、「音色がまろやか」になります。

この「音色がまろやか」になると言う事は数段上のアンプ等でないと出ないサウンドです。

次に「壁コン」の交換です。ホスピタルグレードの「壁コン」や「プラグ」は「蒸留水」の様な「無味」な感じですが、フルテックの壁コン S20Aは素晴らしい音質になります。

まず、「見通しの良さ」に驚かれると思います。音数も増えて情報量が多くなったのを実感できます。

価格もヒューズ1本¥4000円、壁コンでも¥15000円くらいです。

出来れば壁コン側のプラグをフルテック FI-50 にすれば更なる「音質アップ」を実感できる事でしょう。

是非お試し有れ。


高音質ケーブルの導入の仕方

2009年02月03日 | ピュアオーディオ

高音質ケーブルの導入の仕方について述べて見たいと思います。

高音質ケーブル(高価格ケーブルとは限りません)を「比較試聴」して「導入」しようと考えるのが一般的でしょう。しかしこの評価は理屈が判っていないと「誤った評価」をしてしまうのです。

雑誌やあちこちのブログでやられている評価は「有る1っ箇所を除いてすべて固定して同一条件」でやられるのが常でしょう。この「有る1か所」の部分で比較試聴される訳です。

実際にケーブルの総入れ替えを何回もやった経験から言いますと「その時の条件にマッチしたケーブル」と云う事しか言えない評価方法なのです。本当に優れたケーブルを見つけ出すと云う「絶対評価的」な評価方法では有りません。

電気の流れは簡単に「水」の流れで説明できます。上流・中流・下流の3か所のケーブルが有ったとします。これはそれぞれ「水道管(パイプ)」とお考え下さい。

上流が小型パイプ、中流が比較対照のケーブル(パイプ)、下流が小型パイプの場合、一番スムースな流れを示すのは中流域も「小型パイプ」なのです。

基本的に「高音質ケーブル」は「大容量」になると思いますので、パイプで表せば大型パイプになると思います。

これを先ほどの条件に当てはめますと、小→大→小になり、中流域には少しの情報しか送られていなく、また下流にも少しの情報量しか送れません。これで良い評価が出る訳がないのです。中流域のケーブルのみ「余裕」は有るのですが、実際に使われることのないオーバースペックに有ると云えるでしょう。

実際にケーブルを「高音質」のモノに変えて行きたいならどこから変えるべきか?は「下流域から」が良いでしょう。

何故なら、「良い音」の評価はすべて「SPから出る音」で「出来映え評価」されます。SPに近い処のケーブルから交換していくと「効果を実感」しながら進めて行けます。

私の導入手順は

決まっています。①SP内配線 ②SPケーブル ③インコネケーブルは下流から ④電源ケーブルは上流から ⑤最後に「壁コン」です。

本当は個の逆が理論的には正しいのでしょうが、実際に「効果の確認」をしながらやるとなると、逆からでは「効果がなかなか見えない」ので、モチベーションが続かないでしょう。

いきなり電源ケーブルからやいきなりCDP~プリ間でケーブルの評価をしようとしても「その時のバランス」でサチリますので、その場限りの評価になります、後日他のどこかのパーツや機器・ケーブルの1か所を変えてしまえば別の順位になり、役に立たない比較試聴なのです。

まず「高音質」のケーブルを使いたいのなら、現実的にはSPケーブルからが間違いが少ないと思います。