Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

UREI813 システムの変身

2009年02月18日 | ピュアオーディオ

Urei8132 専用トレールが来て本格的にセッティングをやり直して約1日経ちました。サウンドは「激変」しています。

昨日までは中域のホーンのサウンドがピーキーで「きつい」音が出ていましたが、今日は朝からまったくいやな音がしません。

Urei8131 低音のヌケと響きがすこぶる良い感じに変化して、軽くて「雄大」な低音が出ています。合わせて中域の「あばれ」がほとんどなくなって、高域のピラミッドのツィーターとフルレンジの様につながっています。

昨日の音を知っている人がいたらびっくり仰天のサウンドに変わっています。

このSPの音場の密度の高さはオリンパスの低音と非常に似ています。バッフルが横に広い事が共通です。

バッフルの横幅が大きいので音の広がり方とその音の密度が非常に高いのです。トールボーイスピーカーでは「音が回り込む」為に、全面に音場が分厚く形成される事は難しいですが、このSPではいとも簡単に出来てしまいます。

Urei8133 クラシックのヴァイオリンソロからJAZZのビッグバンド、ソロとなんでもこなします。ヴォーカルはALTECのユニットの特徴そのままに「生々しい」声の艶が出ています。

もう上がりと云ってもいいくらいの仕上がりになっています。フィルムコンのネットワークで古いものでしたので2週間以上「ヌケる」のにかかると思っていましたが、INとOUTの半田付けをやり直していますので思った以上に短時間でヌケてくれたようです。

これからサランネットの図面作成に入ります。

今回のUREI813の「音質改善対策」は写真でわざと紹介していない部分が有ります。ここがこのサウンドの決め手です。(企業秘密)


707Jシステムにハイルドライバー導入

2009年02月18日 | ピュアオーディオ

Sp707j1_2  先日入荷しましたハイルドライバーを自宅のSP-707Jシステムに取りつけました。

#375+ゴールドウィングから「すっ飛んで来る音」がなくなり非常に聴き易くなったのと更に間接音が増えてステージ感が強くなりました。非常に良い方向に変化しています。

これでこのSPシステムへのユニット追加は一応完了しました。

Sp707j3 久しぶりですのでこのSPシステムのユニットを紹介しておきましょう。

低域にD130(16Ω)、中域に#375+ゴールドウィング+ハイルドライバー、高域に175DLH+2405+デッカリボン+ビクターリボンです。ほとんどオリンパスシステムと変わらないユニットを使っています。

オリンパスのLE15Aと蜂の巣の組み合わせとD130とゴールドウィングの組み合わせで「音の雰囲気」が随分と違います。こちらの707Jシステムの方がよりリラックスして楽しめます。反応の速さは707Jシステムの方が上です。

大音量再生はオリンパスシステムに譲るとしても、小音量再生は20㎝クラスのSPシステムでもとても太刀打ちできません。

Sp707j2 ビクターリボンはゴールドウィングの陰に隠れて見えませんがこのユニットが有るかないかで「定位」が全く違います。

このSPを一見すると「懐かしいJAZZサウンド」を想像する方がいらっしゃるかも知れませんが、クラシックの弦楽演奏からJAZZのビッグバンド、ピアノトリオ、ヴォーカルとなんでもござれのSPです。

Sp707j5 特にヴァイオリンソロの艶やかな音色は特に気に入っています。オリンパス同様非常に「しっとり」した艶やかなサウンドです。

このSPはネットワークで組んでいますのでパワーアンプは1台で足ります。

Sp707j4_2 悩みは「硬いケーブル」を使っていますので、すべてのユニットの接続が維持できているかです。時々SPターミナルの部分が外れていたりします。