専用トレールが来て本格的にセッティングをやり直して約1日経ちました。サウンドは「激変」しています。
昨日までは中域のホーンのサウンドがピーキーで「きつい」音が出ていましたが、今日は朝からまったくいやな音がしません。
低音のヌケと響きがすこぶる良い感じに変化して、軽くて「雄大」な低音が出ています。合わせて中域の「あばれ」がほとんどなくなって、高域のピラミッドのツィーターとフルレンジの様につながっています。
昨日の音を知っている人がいたらびっくり仰天のサウンドに変わっています。
このSPの音場の密度の高さはオリンパスの低音と非常に似ています。バッフルが横に広い事が共通です。
バッフルの横幅が大きいので音の広がり方とその音の密度が非常に高いのです。トールボーイスピーカーでは「音が回り込む」為に、全面に音場が分厚く形成される事は難しいですが、このSPではいとも簡単に出来てしまいます。
クラシックのヴァイオリンソロからJAZZのビッグバンド、ソロとなんでもこなします。ヴォーカルはALTECのユニットの特徴そのままに「生々しい」声の艶が出ています。
もう上がりと云ってもいいくらいの仕上がりになっています。フィルムコンのネットワークで古いものでしたので2週間以上「ヌケる」のにかかると思っていましたが、INとOUTの半田付けをやり直していますので思った以上に短時間でヌケてくれたようです。
これからサランネットの図面作成に入ります。
今回のUREI813の「音質改善対策」は写真でわざと紹介していない部分が有ります。ここがこのサウンドの決め手です。(企業秘密)