先日試しにウーハーに使用したSP端子 FP805B-R の音質が良かったので、早速高域側にも使って見ました。
これでオリンパスシステムのSP側に使っていたSP端子はすべてFP805B-Rになりました。
交換前に感じていた「カスレ」音が綺麗に無くなり、ブリキ板に近い感触を得ていたシンバルの音色が真鍮になりました。
オリンパスのシステムでは高域にJBL#LE85+#2405+デッカリボン+ビクターリボンの4種類のツィーターを使っています。高域用アンプから来たSPケーブルはLE85の台の処に有るSP端子に接続し、ここから4つのツィーターに「並列」にワイヤリングしています。
ここのSP端子の「伝送ロス」が極小化できれば「音色」と「情報量」が大幅に改善できると思っていました。予想通り「澄み切って繊細で鮮明で力強い」高域が確保できました。音色も今の処許せる範囲に入りました。
予期せぬ効果も出て来ました。高域が良くなると他の帯域も良くなるのです。特に「低域」の分解能やバランスが殊のほか良くなって「ご機嫌」なサウンドに変わりました。
どうやらこのSP端子を普及させるだけで「大幅な音質改善」が出来そうです。アンプ側のSP端子も交換したくてたまりません。しかし今月は予算を使い切ってしまい手を出せません。