Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

プリアンプを考える

2010年07月22日 | ピュアオーディオ

自宅のシステムのプリアンプを「何にするか?」以前から考えています。現在はアキュフェーズのC-290+AD-2810(フォノイコ)を使っています。

707jpower_tup

パワータップを2台体制にして「アキュフェーズの音色」(寒色系)はなくなりました。それ以前は澄み切った寒色系と感ずる音色だったのですが、電源を強化した所「中庸」な音色に変わっています。

C2810_2

これはこれで音質に現在の処不満はないのですが、どうもこのデザインは気に入りません。マッキンのデザインの方が自宅で使うには有っている様な気がします。

C2810_b

次の候補としては同じアキュフェーズのC-2810。C-3800が出て来たためにC-2810の中古品が手に入り易くなっています。機能的にはアキュフェーズは良く考えて有るだけに外せません。デザイン的にはC46の方に魅力を感じます。

C46_img_01

問題は裏面の仕様なのです。マッキンは裏面が雑で、「○○の一つ覚え」みたいに使いもしないRCA端子のオンパレード。肝心のXLRソケットの質と数が悪いのでためらってしまう。

C46_img_02

40~50年前のマランツ#7やマッキンC22,MX110の音色を望むべくも有りません。

Mx1101

いずれにしても「ピン!!」と来るプリアンプがないのです。プリアンプの遍歴は大した数は有りませんが、CL-35Ⅱ、C-200、XXP、MX110、db1、C29、C40、C-280、C-275V、C-290を使って来ました。

現在C-290を2台とC40を手持ちで使っています。それぞれのアンプに手を入れて「音質アップ」を図っていますので、オリジナルよりはるかに性能アップしています。

ジェフやゴールドムンド、FMアコースティック等の超高価格プリは対象外です。そんな御身分では有りません。

デザインはシンプルで、XLR端子、電源インレット、良いヴォリュームを使ったプリアンプを探しています。なければ自分で作るしかないのでは?とも考えています。WE101Dの球をストックしていますので、じっくりと活かして行きたいと思います。

ちなみにWE101Dを使ったプリは球の音色がたまりません。以前使った事が有るのですが、作りがどうしようもない低レベルだったので手放しました。しかし「音」(音色)が素晴らしかったですね。