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Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

「伝送ロス」の見分け方 その③

2010年07月12日 | ピュアオーディオ

伝送ロスの見分け方で「音がキツイ・ウルサイ」を感じる様なら、何処かで「伝送ロス」をしています。かなり大きな伝送ロスです。特に「大音量」にした時に音のキツサやうるささを感じるようならば、お部屋とのマッチングも考えられますが、基本的には「伝送ロス」を疑うべきです。

上述の内容は従来「当たり前の事」として片付けられていた事ですが、「伝送ロス対策」をして「伝送ロスの極小化」をして来ますとキツサやうるささはなくなって来ます。「より自然な日常の音」に近づける様なサウンドになって来ます。

「伝送ロス」の基本はケーブルです。電源ケーブル・ラインケーブル・SPケーブルの材質と伝送容量に気を配りますと、システムのサウンドの60%近くをケーブルが支配している事に気づくでしょう。目下のところ「アンプ」が最大の「伝送ロスポイント」と認識しています。

CDPからSPまでが「1本のケーブル」で接続された様な「接続」や「材質」、「容量」の異なるパーツを通過しないでSPから音が出せたら・・・と考えています。現実的には不可能かもしれませんが、このシンプルさが非常に重要だと思っています。

どんなに高価な大容量のケーブルにしても、SPの内部配線やアンプの内部配線が「細ければ」その効果は半減か殆ど効き目を出しません。

良い音質を得たいならばまずはケーブルを追求するのが原理が判り、体験できるのでお勧めです。

単純に「良くなった」、「良くなかった」と機器の入れ替えやケーブルの入れ替えをしても良い方法だとは思いません。「なぜ良くなったのか?????」、「なぜ良くならなかったのか?????」を5Why?で考える事が重要です。この積み重ねが「音質改善への早道」なのです。