Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

サトリ プリ PRE-7610 への音質対策

2010年07月02日 | ピュアオーディオ

Baqun_amp1

上の写真はAMPEXやBC‐Ⅱをドライブしているサトリのプリ+パワーアンプです。以前にもこの写真は紹介した事が有ります。

Baqun_amp2

上段が本日対策する前のPRE-7610です。(下段のパワーは未着手)

Pre76101

こちらが対策後の状態です。RCA端子をフルテックの最高級品に交換しました。これで大幅な「伝送ロス」の削減が出来ます。音質対策として「伝送ロス」を追求して行きますと、「ケーブル材」、「半田材」、「プラグ・ソケット」とそれぞれが非常に大きな伝送ロスポイントを持っています。アンプ側のRCAソケットと云うのはメーカーサイドのセンスに左右されてなかなか素人さんでは手が出せない所です。しかし個々の所にチープな材質を使われるといくらケーブル側で良いRCA端子を使っても「大きな伝送ロス」が発生します。

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こちらが対策前の内部の配線状態です。一部ブルースーナーで対策しています。

Pre76102

今回は「ボリューム」の交換をしています。(前回もボリュームの交換をしていました・・・前回の固定抵抗を使ったボリュームは音質は良いのですが、ゲインが大幅に下がりBC‐Ⅱをドライブ出来なくなっていました)

RCAソケットの交換は「簡単」そうにサラリと書きましたが、実際はアンプ側のRCAソケットの場所が狭く、「接触不良」の連続で何回も修正をしています。何事もやって見ないとその苦労は判りません。

パワーアンプの方もRCAソケットの交換とSP端子の交換を予定しています。既に準備していたパーツは他に流用しているのでまた購入してからになります。