前にも「一番サプライズなシステム」として紹介しました「AMPEX#515可搬型モニターSP」システムのサウンドが激変しています。
激変の理由はドライブしているサトリアンプのRCA端子とSP端子を交換したからです。交換前の状態でも十分サプライズだったのですが、交換後はもっとびっくりするくらいのサウンドになっています。
まず「スケール感」がこのサイズからは信じられないほど大きくなりました。中型SPだと錯覚するでしょう。音数(分解能)は大型システムと渡り合える程です。
その上にこのSPが持っていた「みずみずしい質感」が更に生きて来ました。空間表現や余韻の多さを十分感じる事が出来ます。このサイズで「オリンパスクラス」の奥行き表現(前後感)や横方向への拡がりも見事です。中級クラスでは十分メインとして使えるグレードです。
導入当初はオリンパスを聴いてからは相当我慢して聴く状況でしたが、今日の状況では違和感なくスルーっと聴けます。聴き応えが落ちません。むしろ小型SPの軽さと音色の魅力で「こちらを聴きたい」と言う思いさえ抱かせるようになりました。
やって見ないと判らない事ですが正直ビックリしています。古いユニットにはこんなサプライズが有ります。