ルシファー仕様のRCAケーブルには「SCR-17」と云う型番があります。φ11mmのケーブルを3本をプラス・マイナス各1本にまとめていますので合計6本仕様になります。直径φ25mmのものがLch・Rchに各1本になります。これでは取回しが最悪で使える機器が大幅に限定されます。
上の写真の「サトリアンプ」システムで「ルシファー仕様RCAケーブルMKⅡ試作品」を使用しています。重さ5Kgぐらいのアンプですので一般的なSCR-17では簡単に浮き上がって使い物になりません。そこでケーブルの芯線部分のみを取り出して作っています。1本のケーブルが5本のケーブルで出来ています。使用しているケーブル材は「ルシファー」でまったく同じです。
上述の様な軽いアンプやCDPでも「ルシファー」が使える様にしないと「音質的」に満足できません。今回作成したのは「30cm仕様」と「50cm仕様」です。本来の硬いケーブルから芯線だけを取り出すのは大変で、現在の処50cmぐらいが限度です。
おかげで「音質」は見違える様な「質感」に変わっています。まだ試作段階なのでしっかり使い勝手や音質の確認をしています。出来上がりのケーブルの太さはSCR-13と変わらないぐらいでもう少し取回しが良くなっています。(柔らかくなっている)