探していたSPユニットがようやく見つかり入手の運びとなりました。どんなユニットかと云うと自宅システムやオリンパスシステムで使っている「DECCA リボンツィーター レビンソンタイプ」です。
上の写真ではゴールドウィングの上に乗っている「黒いツィーター」です。現在2セット持っているのですが、RCA箱システム用にもうセット欲しくて探していました。
このツィーターは元々レビンソン氏が約30年前特注でDECCAに作らせたもので、HQDシステムと云うSPシステムに使われていたものです。当時とんでもない高額なシステムで、このツィーター自体数が少ないと想像できます。
マーク・レビンソン氏のHQDシステムとは・・・・。まずSPユニットから説明します。低域にハートレーの60cmウーハー、中域にクォードESL×2(Wスタック)、高域に今回のリボンツィーターを使ったシステムです。これに初期型レビンソンのプリ+モノラルパワーアンプがセットで販売されていました。
そう云う訳で、DECCAの商品ラインナップにも載っていない訳で、このツィーターを手に入れるには「出会い」が必要です。探しても簡単に見つかる様なものではないのです。
1セット目は、4年前に購入しました。このツィーターを入手して以来「とりこ」になりました。このツィーターをJBLのシステムに加えますと「弦楽器」と「ヴォーカル」の質感がまったく変わります。JBLでは弦楽器は苦手ですがそれが素晴らしい質感に変わってくれるのです。タンノイの弦楽器の音色より更に品位が高いと感じています。内蔵ネットワークが7000Hzですので単体で直ぐに追加できる所も優れている所です。
半年後に2セット目を入手し今日に至っています。以来づっとこのユニットを探していました。やっと念願かなってRCA箱システム用に揃える事が出来そうです。これで私の「JBL3大ホーンシステム」の中高域ドライバーユニットは全て同じです。珍しいユニットも有りましたが3セット揃えるのに5年もの時間を費やしました。
ユニットの入荷は明後日ごろの予定で、今週中には間違いないと思っています。