アンプのRCA端子を交換して昨日はBC‐Ⅱの事を書きました。今日はその横の小さなSP「AMPEX 可搬モニターSP」のサウンドについて述べます。
BC‐Ⅱのサウンドも悪くないのですが、こちらの「AMPEX」は上の写真の様に楕円形のWコーン型のユニットです。カーステレオに使えそうなSPですがこれが素晴らしい音質を持って鳴るのです。ダイヤトーンP-610やJBL LE8T、ALTEC#409、フォステクスの8cm~20cmのユニット他色々なユニットを聴いて来ましたが、このチンケなSPユニットのサウンドが特に良いと思います。音のヌケがスカッとしていてみずみずしい質感なのです。
元々は上の写真の様にSPケーブルがユニット直結で、ショボイ配線でされていましたが、SP端子を付けて内部配線を「ルシファー化」して一般的な使い方が出来る様にしています。
ユニットも至ってシンプルでそう重量感も有りません。何処のメーカーにOEMしたのか判りませんがジェンセンぽいです。古いユニットは底知れぬ魅力が有る様だと感じています。
今回、アンプの「伝送ロス」が減少して「音数」や「質感」が向上した結果がSPの再生音から出ています。そして更にSPの潜在能力を高めています。