JBL#4311AWXとD208systemが揃いました。一応並べて「鳴らし込み」に入れる様にしました。
アンプも2系統に分けています。管球プリ+WE101DppパワーアンプのラインがD208system用、サトリのミニプリ+パワーアンプが#4311AWX用です。全てのケーブルを最高グレードで揃える事が出来なかったので、簡単には比較できませんが、「鳴らし込み」は十分出来ます。D208の能率が高いので1Wのパワーアンプでも十分な音量が得られます。ハイスピードなサウンドです。これに対して#4311Aは全てに率なくこなしてくれるモニター的な鳴り方。低域の再現性は好みが分かれる処ですが、口径が大きく下の周波数が伸びている分4311Aの方がピラミッド型のバランスで安定感が有ります。
こうして並べて聴き比べると、どちらのシステムも「JBLの音」です。巷で云われる「ジャジャ馬」や「JAZZ向き」のサウンドでは有りません。クラシックもJAZZも明るい音色で緊張感の有るサウンドです。まだどちらも来たばかりですので「眠って」います。これから鳴らし込んで目覚めさせます。その間に正式な形にする為の施策を打って行きます。