Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

SP箱内配線作り(SuperTrail仕様)

2015年02月24日 | ピュアオーディオ


SP箱内配線作りに入っています。配線仕様によってグレードを使い分けています。今回は自分的には最高グレードの配線を作っています。使っているのはすべて同軸ケーブルの銀線です。芯線もメッシュ線も材質は銀線です。1本のケーブルは3本のケーブルで出来ています。その関係で「端末処理」に膨大な時間を取られます。その数は4×2×3×2台=48箇所、ケーブルの向きの統一、それにプラスして合わせ作業8本×2台となります。数字の上では簡単そうに見えますが、なかなか根気のいる仕事です。多分8時間ぐらいは没頭しないと完了しません。



作るケーブルは、
1)SP端子~ネットワークIN間(40cm仕様)
2)ネットワーク~低域間(50cm仕様)
3)ネットワーク~中域間(50cm仕様)・・・*30cm→50cmへ修正済み
4)ネットワーク~高域間(30cm仕様)

の4種類の配線を先にネットワークに取り付けます。その後ネットワーク内配線をします。配線の太さがφ6mmぐらいになりますので、取回しを考えながら「強固」な半田付けになる様にします。配線の作業手順は非常に大事です。

こう云う配線作業は、人によって「音の差」が出る処です。同じ仕様で作っても人それぞれの「癖」や「性格」で違う音になります。丁寧に作る事を心がけています。