管球アンプの中古品を購入したり、眠らせたアンプを「目覚め」させるには、チョッと手間をかけてやらないと大事なスピーカーを壊してしまう事が有ります。それは「接触不良」が発生する可能性が有るからです。だいたい症状としては、①ノイズが出る ②左右の片方の音が出ない ③全く音が出ない 等色々な形で症状として出て来ます。
その原因は、眠らせている間にCR類がダメになっていたりもしますが、大きな要因は「真空管ソケット」と「真空管脚」の接触不良です。眠らせている間に接触がおかしくなっている事が多いです。酸化膜が厚く付いている場合や足とソケットの当たりがおかしくなっている事が多いです。この辺を頭の中に入れて置くとパニクラなくて済みます。

今回のサブシステムは、プリアンプは今までも使っていたので何の問題も有りません。今回は1年以上眠らせていたWE101Dppパワーアンプの方で不具合が出ました。今回再使用するにあたり、前々日と前日は「パワーアンプのみ通電」をして「暖機運転」をしていました。のべ10時間ぐらい、接続をせず通電のみをしていました。暖機運転が終わって接続しても「ノイズ」は有りませんでした。

今回はどんなトラブルが出たかと云いますと、「使っているうちにLchのSPから音が途切れる」と云う症状でした。これがSWを切る時は正常な音が出ているんですね。しばらく(2分ぐらい)パワーSWを切ってから再度SWを入れると正常です。でもしばらくするとまた同じ症状が出て来ます。
対処は①前段管を左右入れ替えて見る・・・症状は変わらない ②パワー管を左右入れ替えて見る・・・今度はRchで同じ症状が出て来ました。・・・これでパワー管に問題が有る事が判りました。プッシュプルなので2本のうちどちらかに問題が有りそうです。初めは「超古い真空管」なので自然劣化も考えましたが、ソケットへの挿し込みをもう一度確認して見ましたら、「挿し方」が中途半端でした。きちっと奥まで挿し込んで音出ししたら「正常」になりました。これで安心して音楽が楽しめる様になりました。分厚くて音の線が太くて滑らかで、奥行き感が有って、D208ランシングマークの20㎝フルレンジが今まで聴いた事のない質感とスケール感で鳴り出しました。低域不足を感じないから不思議です。高域のキレも素晴らしいですね。ビブラフォンの打音と余韻が素晴らしくなりました。

中古で買って来た管球アンプを確認すべく、直ぐに結線して「音出し確認」する様な事は絶対に避けた方が良いです。1週間ほどかけて正常化させるぐらいの心の余裕が無いと管球アンプとは付き合えません。
その原因は、眠らせている間にCR類がダメになっていたりもしますが、大きな要因は「真空管ソケット」と「真空管脚」の接触不良です。眠らせている間に接触がおかしくなっている事が多いです。酸化膜が厚く付いている場合や足とソケットの当たりがおかしくなっている事が多いです。この辺を頭の中に入れて置くとパニクラなくて済みます。

今回のサブシステムは、プリアンプは今までも使っていたので何の問題も有りません。今回は1年以上眠らせていたWE101Dppパワーアンプの方で不具合が出ました。今回再使用するにあたり、前々日と前日は「パワーアンプのみ通電」をして「暖機運転」をしていました。のべ10時間ぐらい、接続をせず通電のみをしていました。暖機運転が終わって接続しても「ノイズ」は有りませんでした。

今回はどんなトラブルが出たかと云いますと、「使っているうちにLchのSPから音が途切れる」と云う症状でした。これがSWを切る時は正常な音が出ているんですね。しばらく(2分ぐらい)パワーSWを切ってから再度SWを入れると正常です。でもしばらくするとまた同じ症状が出て来ます。
対処は①前段管を左右入れ替えて見る・・・症状は変わらない ②パワー管を左右入れ替えて見る・・・今度はRchで同じ症状が出て来ました。・・・これでパワー管に問題が有る事が判りました。プッシュプルなので2本のうちどちらかに問題が有りそうです。初めは「超古い真空管」なので自然劣化も考えましたが、ソケットへの挿し込みをもう一度確認して見ましたら、「挿し方」が中途半端でした。きちっと奥まで挿し込んで音出ししたら「正常」になりました。これで安心して音楽が楽しめる様になりました。分厚くて音の線が太くて滑らかで、奥行き感が有って、D208ランシングマークの20㎝フルレンジが今まで聴いた事のない質感とスケール感で鳴り出しました。低域不足を感じないから不思議です。高域のキレも素晴らしいですね。ビブラフォンの打音と余韻が素晴らしくなりました。

中古で買って来た管球アンプを確認すべく、直ぐに結線して「音出し確認」する様な事は絶対に避けた方が良いです。1週間ほどかけて正常化させるぐらいの心の余裕が無いと管球アンプとは付き合えません。