昨日までのJBL #D208システムを使ったサブシステムの状況です。このシステムでは、「一級品」と呼べる機器は自作のプリアンプだけでした。他に色々なソース機器をくっつけて楽しんで来ましたが、メインシステム(オリンパスシステム)を聴くとガクッと音の品位が落ちます。それを自覚するとほとんど聴かなくなります。この数ヶ月、稼働率ががたっと落ちました。
余分なソース機器を処分する事にしました。第一自作の、最高級クラスの電源ケーブルやラインケーブルの本数が足りません。ベルデンの#88760の特製ケーブルとかを10セット作製して対応して来ましたが、いかんせん、自作の最高級クラスには程遠い材質です。音質も完全にがた落ちです。
自作の管球プリアンプも眠らせていたWE101Dppパワーアンプも「自宅システム」の予備機で作成し所有していますが、このまま眠らせるのはもったいないので使って見る事にしました。
セレクターを使わずシンプルな配線にして、#88760のケーブルで音出しをしましたが、やっぱりこのアンプの良さを出し切れません。何が違うかと云うと「質感」も「音の密度」も全く足りません。自作の最高級ケーブルに交換して音出ししますと質感も音数もメインシステム並みに出て来ます。せっかく暑い中配線交換もしましたので、しばらくはこの組み合わせで楽しみたいと思います。
「シンドラーのリスト」のサウンドトラックをかけていますが、このシステムは弦楽器が得意です。何せWE101Dppパワーアンプは出力1W/chですので、パワーに依存できません。JAZZも聴けますが、激しい曲よりバラード系の曲が合います。D208システムも能率が97db有りますのでこのアンプで鳴りますね。