Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

MD機の選定も終わり・・・

2017年08月17日 | ピュアオーディオ
MD機の選定も終わり(あまりに拘り続けていると先に進まない)、ハイレゾの効果も実体験で把握した。2年間ほどMD一辺倒で機器の確保や実験をして来ていたが、そろそろ終わりにしても良いと思う様になって来た。

MD機を購入するにあたり、放送局用のグレードが高そうだと思って(電源のインレット化やXLRバランス伝送が出来ている)追加工事をしなくて済むプロ用機器を最初は狙っていた。SONY ADW-B5やDENON DN-990R,DN-980F、DN-991R等を集めたのはそんな理由からだ。

しかし、それらの局用機器は酷使されていてまともな機器が残っていない。殆どが使われなくなってから10年以上放置されていたり。ピックアップが消耗していたりと散々であった。初めからこの様な悲惨な状況でソース探しを始めたのは時間とお金の「浪費」以外何物でもなかった。プロ用機器の実力も判った。

以前CD用のDACを探していた時に、16bitと20bit、24bitのモノを比較した事が有ったが、当時はハイbit=繊細な印象であったが、逆に音の線の細さも気になった。結局CDラインには16bitのDACを揃えた。エネルギー感が一番自然に感じたからだ。

今回MD機で24bitのサウンドを実体験できたので「どんな音」なのかを掴んだ。これはCDラインのDACに転用する事も可能だと思っている。現在は機器やラックの置き場所が無いので実験が出来ないが、その内部屋への対策をしてもっと沢山の実験が出来る様に考えている。