それでは実際にベルデン#88760を2本使って(W線)作ったRCAケーブルを見て見ましょう。

#88760を1mづつに切り揃え4本作ります。(1m仕様を1セット作成)各線の先端を10㎜づつ被覆を剥ぎます。そして①ホット線②コールド線③グランド線を一緒にします。(3本の先端をネジって1本に撚ります)その作業を4本実施します。そして1本づつ赤色と黒色のマークやチューブを被せて「色分け」して置きます。(極性を間違わない様に)

上の写真が、4本のうちの2本を使ったW線の半田付けした状況です。真ん中の赤色(HOT)と横に黒色(COLD)を半田付けしています。これをケーブルの両側で行えばRCAケーブルが一応機能します。一般にはこの半田付けで終了される方が多いです。しかしこのままでは後日トラブル(半田外れ断線)が出て来るでしょう。

その後に私は「樹脂」で半田付け部を固定します。この樹脂を入れる作業はなかなか手間暇と時間がかかります。この「樹脂入れ」の作業には固形の柔らかい熱可逆性の樹脂を採用しています。固形をナイフで切片に切り出し、ピンセットで少しづつ詰めてはホットガンで溶かして・・・を繰り返して整形して行きます。この作業の為、日産1セットぐらいしか出来ません。溶かしたら固まるまで待ち、また詰めては溶かす・・・固まるまで待つ・・・と云う作業を何度も繰り返します。一度にやろうとしてもうまく中に浸透してくれません。

同じ様にプラグの根元の固定も同じ樹脂でします。半田付け部でも使いますので「絶縁性」(電気を通さない事)と熱可逆性である事が樹脂に求められます。熱可塑性の樹脂では使えないですね。

#88760を1mづつに切り揃え4本作ります。(1m仕様を1セット作成)各線の先端を10㎜づつ被覆を剥ぎます。そして①ホット線②コールド線③グランド線を一緒にします。(3本の先端をネジって1本に撚ります)その作業を4本実施します。そして1本づつ赤色と黒色のマークやチューブを被せて「色分け」して置きます。(極性を間違わない様に)

上の写真が、4本のうちの2本を使ったW線の半田付けした状況です。真ん中の赤色(HOT)と横に黒色(COLD)を半田付けしています。これをケーブルの両側で行えばRCAケーブルが一応機能します。一般にはこの半田付けで終了される方が多いです。しかしこのままでは後日トラブル(半田外れ断線)が出て来るでしょう。

その後に私は「樹脂」で半田付け部を固定します。この樹脂を入れる作業はなかなか手間暇と時間がかかります。この「樹脂入れ」の作業には固形の柔らかい熱可逆性の樹脂を採用しています。固形をナイフで切片に切り出し、ピンセットで少しづつ詰めてはホットガンで溶かして・・・を繰り返して整形して行きます。この作業の為、日産1セットぐらいしか出来ません。溶かしたら固まるまで待ち、また詰めては溶かす・・・固まるまで待つ・・・と云う作業を何度も繰り返します。一度にやろうとしてもうまく中に浸透してくれません。

同じ様にプラグの根元の固定も同じ樹脂でします。半田付け部でも使いますので「絶縁性」(電気を通さない事)と熱可逆性である事が樹脂に求められます。熱可塑性の樹脂では使えないですね。