Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

SPをD208システムに入れ替えて試聴

2017年08月29日 | ピュアオーディオ


昨日は常用SP JBL:#4311B(オリジナル)を自作のD208システムに入れ替えて試聴をしました。#4311やD208システムクラスのブックシェルフ型は重量が軽いので手軽に交換できますね。



D208システムの箱内の内部配線材は「最高級グレード」にしています。今回使用したブルーカラーケーブルより上のクラスになります。その関係か音の特徴が良く判ります。

今回の「ブルーカラーケーブル」は音の密度と質感が非常に良いですね。独特の音の濃さと質感は魅力的ですね。このケーブルは実を云うと10年前に入手していて、現在の最高級グレードのケーブル(鋼材入り銀線)と比較して、音の特徴や音圧、分解能等を比較して「お蔵入り」させたケーブルです。銅線と銀線では音の特徴が違いますが、こちらもとても魅力的な音です。見直しました。

今回は「銅線」の音の特徴を良く出しています。周波数レンジは広くは有りませんが、中域の音の密度は素晴らしいモノが有ります。チェロ協奏曲や弦楽アンサンブル等は「白眉」ですね。ピアノもオーケストラもヴォーカルもナレーションも非常に好ましく感じます。私のサブシステムで使用する分には申し分ないですね。ケーブルが柔らかいので取り回しは非常に良いのですが重量がしっかりあります。

#4311BからD208に交換したのに「低音不足」を感じません。音の密度・厚みでカバーしている様に感じます。初めからD208で聴いている様に感じます。この音の密度としなやかさで聴き疲れの無いサウンドになりましたね。ただこのシステムでは、音の出方から察すると何処か「ふん詰まっている」処が有ります。それはパワーアンプですね。パワーアンプが「活性化」してくれればもっとキレ・ヌケ・ノビの良い音になるでしょう。

#4311Bの内部配線の交換をするか?しないか?・・・まだ悩んでいる。#4311はすでに3年前に内部配線の交換をした事が有る。その時の当該機は現在横浜の方が使っていらっしゃいます。その方の第一声は「もう返さないよ」でした。やっと良いSPに巡り合ったと云う事でご満足でした。自分で使っていても「メインのオリンパスシステムを小型にしたぐらいのサウンド」が出ていました。