日暮らし通信


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珍しい桔梗の花

2018年06月04日 10時20分32秒 | 日暮らし通信

from  赤とんぼ







今週中半には梅雨入りの予報だが、明日までは晴れ間もあり気温も高めのようで今日の気温は29度の予想だ。

9時前には気温も既に26度、暑くなりそうだが湿度が低めなのでやや過ごし安い。この分だと洗濯物はふっくらと乾くだろう。

いつものように妻と川沿いを歩いていたら、都営住宅三号棟前の花園で桔梗の花が咲いていた。散歩中に桔梗の花を見るのは珍しいことだ。

この花を見ると織田家に縁のある家に嫁いだ女性の逸話を想い出す。

この女性が活け花の素材として桔梗の花を買って家に持ち帰ると、姑さんから激しく怒られたそうだ。その女性は 「何故、怒られるのか?」 と、不思議だったが姑さんの話しを聞いてやっと納得した。

それは本能寺で織田信長を討ったのが明智光秀だが、その明智の紋が 「桔梗紋」 だった。当然、姑さんからすれば憎っくき明智に縁のある桔梗の花は 「坊主憎ければ袈裟まで憎い」 の通り敬遠するのは当然のことだろう。

このような話しは日本全国にはたくさんあるようで、会津藩と長州藩の末裔たちがしっくりと意思疎通できないのも歴史的な関わり合いがあるからで、当事者にすればお互いに主張することにはそれなりに意味があるはずだ。

でも桔梗の花は凛と咲いていて良き花だと思った。この花の色は何とも言えない清々しさを感じさせる。

 「桔梗紋の幟」 などを掲げた武者たちを率いた光秀はどのような胸中で信長を討ったのだろうか? タイムスリップして話しを聞きたいものである。




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キキョウ (桔梗、Platycodon grandiflorus) はキキョウ科の多年生草本植物




日本全土、朝鮮半島、中国、東シベリアに分布する



今日は湿度が低いから歩いてもあまり汗も出ない
もうすぐ梅雨入り、このような晴れ間はやはり有り難い


写真説明: 桔梗を撮る     撮影場所: 空堀川沿いにて    撮影日: H300604




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