諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

修林壇跡地にて。 その1

2013年05月21日 00時10分30秒 | 神道

修林壇なんて言っても、誰も知らないでしょうねぇー。私も割と最近知ったのですが、多分、100人程度の方ぐらいしか地元でもご存知ないと思います。

大変マイナーは話なんですが、まあ、聞いてやって下さい。

さて、昨日、5月20日に何時もながらバイクを走らせ用足ししていて、何気なしに昔、仁和多利権現が鎮座していた場所に行ったんでがんす。

その場所は修林壇と言うお寺があった所で、地名は鳥井原(ニワトリだけに??)。現在は罰当たりにも大きなマンションが建ってます。

現在、その修林壇は神仏分離で仁和多利権現は廃止となり、祭神をイザナギ尊・イザナミ尊に変え、別の場所に二柱神社として営業・・・・・じゃない、運営??しています。

この修林壇があった場所は、かなり広い面積があったようで、マンションや家が建ったにもかかわらず、チョットした公園の様な、空き地のようなスペースがあり、そこに2坪程度の小屋??のようなサイディングで出来た社が残っているんですよ(20位の石碑もあります)。

その中には、うーん、何と申しましょうか、諸々の仏像や千手観音像、木製の虎、象が持ち上げている観音様等々、入りきれない御神仏がぎゅうぎゅう詰めに置かれているんです。

これ、普通の人が見たら、かなりの違和感と言うか、存在感と言うか、うーん、簡単に言うと不気味に思いますね。多分、近所の人たちも多少ならず困惑しているかも知れないです。

でもね、鬼渡神の仏号は「大悲十一面千手観音」と言う「大いなる悲しみを救ってくれる有難い神様??」な訳で、中心に千手観音像が祀ってあるのは合っているんですよ。

しかも、粗末な板切れではありますが、アラハバキ神、天御中主神等々書かれているのですが、鬼渡神を遡ればそれも合っています。

まあ、世界平和とか、全宇宙なんたら・・・とか書かれていますので、どっかの新興宗教か、真光教の信者がこの社を建てたのかと思っていたのですが、真光教にも鬼渡神との関連が考えられる「伊豆能女」が中心に祀られていますので、それも合っているなぁーと思っていた次第です。

そして、一度、この社を管理している方が居るのであれば、チョットお話してみたいなぁーと、予てから思っていた訳なんです。

そして、そして、今日、行ってみたら、社の前にエンジン付けっぱなしの白い軽自動車が止まっており、社の中で何か作業している方が居たんですよ。

まあ、最近、伊豆佐比売神社や三居沢不動尊等で偶然と言うか、悪い意味??での奇跡が続いていたんですが、これも又、奇跡です。ここに来たの3回目だったので、本当にそう思います。

とは言え、人見知りの私なんで、その作業を見ていたのですが、狭い社にぎゅうぎゅう詰めの仏像類ですからね、窮屈そうに出入りしていて社に付いてあった大きな扁額??に肩がぶつかり、「バキッ」と大きな音を立てて変額が外れ落ち、エライ大変そうでした。

 

つづく。

 

 

コメント
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