諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

修林壇跡地にて。 その2

2013年05月22日 00時14分42秒 | 神道

続きです。

まー、色々大変そうに作業というか、掃除していた方は70代の御爺さまでした。

私はジッーとその様子を見ていたんです。話し聞きたいなぁーと思いながら・・・・・・。

そしたら御爺さま、私に気がつきましてね、こっちに歩いて来ました。そして「この道は行き止まりだよ、下、階段だし・・・・」と声をかけて来たんです。

まあ、軽自動車が道を塞いでいた為、通れず止まっていると思ったのでしょうね。

私は「いえ、社を見せていただきたいと思いまして・・・・・・・」と語るやいなや、

御爺さま、晴れやかな顔をしまして私に近づき、「私は神道と仏教をやっている者です・・・・・、これまでの宗教は互いに争い良いものとは言えませんでした・・・・・、これではイカンと神様たちが集合しつつあります・・・・、私は『シーダーなんちゃら大師??』を新興しています・・・・・、私は神道や仏教だけでなく、ユダヤ教、ヒンズー教、イスラム教等も合わせて信仰してます・・・・・、30代の頃、インドを旅してました・・・・・・、偶然、イエス・キリストがバクテスマを受けた所にも行ってました・・・・、インドでは私に光が入って来ました・・・・・、神様の前では知識は必要ありません・・・・・、私のチャクラに天御中主が入って来ました・・・・・・、恐れ多いので、出て行ってもらいました・・・・、お金なんて全然必要ありません・・・・」等々、一気に話してきた訳です。

まぁー、一人新興宗教教団+スピリチュアルな方と言う事なんでしょう。私は神道、仏教、ユダヤ教の事までは話を理解しましたが、ヒンズーにイスラム、そしてシーダーなんちゃら大師の事はチンプンカンプンでした。

ても、この御爺さまの言っている事、何となくですが正しい事言っているんだなぁーと思えました。そして純粋さを感じました。

普通の方なら狂人としか思えないのでしょうけど、私もだんだん狂人になりつつあるんでしょう。最近の私は、何でもカジってみよう、信じてみようと思うようになってましたしね。

この御爺さま、お名前をTさんと言いまして、現在はガードマンをしているそうです。

手作りの社がある場所は、先祖の墓があった場所で、この区画だけご自分の所有地との事です。そしてご自宅をマンションに建て替えたた為、仏像類を置くすスペースがなくなり、仕方なく、この場に社を建てて、仏像類をお祀りしたとの事でした。

私も鬼渡神、つまり仁和多利大権現に因縁を感じでいる事、そして鬼渡神とそのお祀りしている仏像類とは辻褄が合う事、そしてそして鬼渡系の神社に祀られている神に付いて語ったのですが、流石によくご存知でした。

瀬織津姫の事もよく知っていたのには驚きましたね。

まあ、そう言う事で、話が弾んで時間が経ち暗くなり、Tさんも掃除が残っていたんで、お互いに連絡先を交換してお別れしました。

普通の人は変わった人がいるもんだねぇーと思うでしょうが、私、これが本来の宗教だと思うのですよ。「神と自分」、それで全て終結すると思うんですよね。

ここに教祖が現れ、権力を持ち、神の名を語り、権利を行使するのは宗教とは言えません。そうなったからこそ宗教戦争が起こった訳ですからね。

教団となり、大勢の信者を集める必要もないし、人を信仰する事など愚の骨頂だと思います。

シンプルに自分の信じる神に近づくだけで良いのだと、Tさんに会って思いましたね。

 

ではでは。

 

 

コメント (2)
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