私の体型ですが、誰が見ても純日本人って言うと思います。簡単に言うと胴長短足って事です。
私が学生の頃も足の長い奴はいましたが、今は更に足の長い人が増えましたよね。ハーフですけどタレントのローラなんかは、どんだけ足が長いんだと思いますよ。全く。
しかし、何故にここまで日本人の手足が長くなったのでしょう。理由は幾つか有りますが、一番はパン食だと思います。
パンの原料は小麦粉。そして小麦粉の大部分はアメリカ産。アメリカの土壌は日本と違って石灰質。つまりカルシウムが豊富で土のミネラルも十分ですから、カルシウムも体に吸収されやすいのです。だからパンを食べていけば背が高くなる訳です。
背を伸ばすには成長期にカルシウムを摂取するのが大切です。
でも、日本人って世界的に見ても一番魚を食べていますよね。「魚=カルシウム」と言って良いのですが、カルシウムだけでは背は伸びない。ビタミンD(太陽光からも得られる)、ビタミンB2(肉から得られる)とかも必要と言う事です。だからカルシウム採っていても日本人は背が低かったと言えます。
そして、もう一つの理由として肉食が挙げられます。
肉と野菜。或いは肉と米。どちらが栄養価が高いでしょうか。答えは断然「肉」です。肉は栄養価の塊ですからね。
しかし、肉には毒素も多く含まれます。極論、肉ばかり食べていると癌になります。癌にならない為には如何したらよいのか。
答えは肉食獣を見れば一目瞭然。肉食獣は胴が短い。つまり腸も短い。これは肉の栄養分だけを吸収し、毒素を吸収する前に排泄する為です。
反対に草食獣が胴や腸が長いのは、栄養価の低い草や穀物を食べているからです。つまり栄養価が低い野菜・穀物の養分をギリギリまで摂取する必要がある。だから腸が長くなった。そして胴も長くなったと言えます。
胴が長い人は肉ばっかり食べていると毒素も吸収し癌になり易い。癌にならない為に、段々と腸が短くなる。つまり、胴が短くなったと考えられます。
そう考えると狩猟民族だった縄文人って、胴が短く手足が長かったと言えます。逆に農耕民族の弥生人は胴が長かった事になります。だとしたら妖怪とされる手長足長は縄文人の特徴そのものですよね。
以前、東北でナガスネ彦とされる大男の骨格が見つかりました。体長2メートルの骨格です。縄文時代の骨格と聞いています。更にはアンドレ・ザ・ジャイアントもビックリ、体長2.5メートルの骨格も見つかっています。
人間は温暖な気候になると背が高くなる。寒い気候だと背が低くなると聞いています。日本は300年周期で暑い期間と寒い期間が繰り返しているそうですから、暑い時期に背が高い人間がいたと考えられます。
そう考えると縄文時代の暑い時期の人間は手足の長い巨人だったのではないでしょうか。多分、妖怪・手長足長やダイダラボッチは暑い時代の縄文人じゃないかと考えられます。
だとしたら私、純日本人では無いですよね。背も低く、胴が長いということは粗食に耐えられる体だといえます。粗食に耐えられるという事は、太りやすい事にもなります。
反対に美味しいお肉なんか食べたら、癌になり易い体とも言えます。つまり、美食は厳禁って事なのでしょうね。
これって、幸運なのか不幸なのか。
どっちにしろ、貧乏に向いている体なのは間違いない様です。
悲しいかな、悲しいかな。
ではでは。