猪瀬知事、辞めちゃいましたね。そりゃ、辞めるでしょうね、5000万円簡単に貸してもらったんだから。本当は貰ったのかも知れませんが、ありゃ言い訳は無理です。もう見え見えです。
作家と副知事で得た知識を駆使して弁解を繰り返していましたが、いくらなんでもあんな言い訳は通用しないでしょう。
知事になる前は「不正は許さん」と言うイメージの正義感に見えましたが、猪瀬さんも人の子だったんですねぇー。
さっさと「ゴメンナサイ」したら、あれほ傷口を広げなくてもすんだと思うのですが、知事の権力は捨てがたかったのでしょうか。
作家で地位と名声、そして多分、十分な金も手に入れたのだから、凡人の私から見たら羨ましい限りの人生だと思うのですが、男が最後に辿り着くのは権力と言う事なのでしょうか。
何も持っていない私には判らない、いや忘れてしまった感覚です。何か私も枯れてしまいましたね。
以前の私は、株や不動産等、財テク知識の塊で、現代の錬金術師を気取ったもんですが、今は何もかも興味が薄れました。何をしてても意欲が涌かないんですよね。もう十数年も厄年が続いている感じです。
私の禊は何時まで続くのか。もしかしたら到達してしまったのか。なんか惰性で生きている感じです。人生って本当に何なのか、本当に判らなくなってます。
いや、人生を考えている事自体、精神を患っているのかも知れませんね。
「何を頼りに生きようか」。今の私はそればっかり追い求めている感じです。
まっ、そんな事はどうでもいいです。猪瀬知事の話に戻ります。
猪瀬さん、作家オンリーだった時代、そして副知事時代は順風満帆でしたよね。
猪瀬さんは姓名判断でも大吉と大凶が交錯していますが、極端に最悪な画数ではなです。副知事レベルなら、何とか続けられる運勢だったと思います。
しかし、知事となるとその器には程遠い運勢だと思います。知事は一族の長です。軍師なら猪瀬さんは優秀だと思うのですが、頂点を極められる運勢では無いと思います。
現に知事になった途端、大吉と大凶の振幅が激しくなりました。
知事になった=大吉
奥さんが急死した=大凶
オリンピックが東京に決まった=大吉
5000万円融通してもらった=大吉
5000万円融通してもらったの見つかり、知事を辞めざるおえなくなった=大凶
こんな感じでしょうか。もう、ジェットコースターみたいな運勢です。
私、思うんです。猪瀬さん、東京都知事にならなかったら、奥さんも死ぬ事は無かったんじゃないのかって。
そして大きな成功や喜びがあったなら、負を拾うつもりで施しでもしていたら、今回の様な事態にならなかったんじゃないかと。
少なくても横柄な態度を取らなければ、何とかなったかと思えます。猪瀬さん、結構、強い口調でしたからね。
答弁では脂汗タラタラ流し、シドロモドロになっていましたが、自分の器以上の事してしまうと、人間、必ず駄目になる様に思えます。
私も実力以上の事してきた反動で、厄年状態が続いているのかなぁー。
もしそうだとしたら、私の実力って本当に微々たるもんだと思いますわ。
何か、人生って本当に不公平だと思いますね。
ではでは。