続きます。
「私の先祖に殺された者達は、その恨みを子孫である自分に向けてくる。刀で切り付けて来る。何気なく左手でその刀を防ごうとして、左手の掌を怪我する。私も竹で掌を切った。他に外科手術で体中を切っているが、それも先祖を恨む者が切りつけた為。それだけでなく、騙そうとして近づく者がいる。今までに何百万円も騙されて取られた。これも先祖に恨みを持つ者がその人間に憑依して近づいて来るから」と言っています。
この話を聞いて、「何てネガティブな宮司さんなんだ」と思うでしょう。でもね、私も長年それを実感しているんです。
例えは私の左手の掌の傷です。深く切って神経も切れています。五針縫いました。
私の父親も左手の掌を潰しています。中学生の時、アルバイトをしていて小型のコンクリーミキサーに手を挟まれたんです。18針縫っています。掌を開く事は出来ません。
私の弟の場合は、左手の小指が動かなくなりました。その手術をして掌を切っています。
私の妹も左手の小指が動きません。手術はせずそのままにしています。
弟の息子も左手の小指が動かず。
弟の娘は頭に矢がかすったような傷を持って産まれて来ました。
これって偶然でしょうか。偶然にしても宝くじレベルの偶然です。私、偶然とは思えないんです。
私も何度も事故に合ってます。幼稚園の時なんか、小型のボンネットトラックに轢かれた事があります。病院の前で。
何故かトラックの下を潜ってタンコブ一つだけで助かりましたけど・・・・・・・。
因みにその場所の氏神は禰宜をしている友人の神社です。天照大神、豊受大神等、18柱を祀っています。私、友人の神社に祀られている神々に助けられたと今でも思っています。
まあ、それは兎も角、母親を除いて家族4人が左手に傷が有るって、偶然だとしたら宝くじレベルです。親戚まで広げれば、まだまだ事例があります。
もうこれは偶然ではないと確信しています。それ故、某宮司の話が納得できるのです。
実は禰宜をしている友人から某宮司の話は聞いていました。話の内容はここでは書けませんけど。
でも、その話の内容から某宮司は信頼に足りる高潔な人だと思いました。中々、こんな人いないと思いましたね。
それにしても先祖の因果が子孫に報うなんて理不尽だと思います。
某宮司は世が世なら一国一城の主ですが、代々その城の城主を呪う為の祠が存在しています。神を介して呪っているんです。
某宮司には罪は無いと思うのですが、不条理だと思いますよ、本当に。
さて、人殺しの家系の因果を中和するには如何したらよいのでしょう。
某宮司は長年苦しみ続けて実感したのは施しだそうです。そして近年、歴女の方々のアイドルとなり、遠くから訪ねて来て「会いたかったです」と言われハグされて、因果が薄まったのではと感想を述べていました。
私も某宮司の話から、自分に出来る範囲で施しをしよう。先ずは某宮司の飲食代をY氏と一緒に出しました。私にとっては本当に在り難い話でしたしね。
その後、友人の禰宜にこの話をしました。気の毒になって某宮司の食事代を出した事も。
そしたら友人は「お前なあ、某宮司の神社はとんでもなく寄付金が集まるんだぞ。うちの神社なんか足元にも及ばない程だ。家来だった家系の者が何人いると思っているのだ。信じられないほど金持っているのだぞ」とのたまいます。
うーん、そう言えば某宮司の神社は仙台の者なら知らない奴は少ないです。神社主催の祭りも仙台市が一丸になって行なわれています。
それに境内の庭園の素晴らしさといったらないです。あれは植木職人に払う手間も年間1000万円以上するんじゃないでしょうか。
考えてみたら、某宮司より私の方が断然気の毒です。財産もないし、寄付金くれる人も居ない。人殺しの家系の因果も強いと思います。
そう思うと、私、暫しシンミリしちゃいました。
あーあっ、困っちゃいましたね。
ではでは。