まだ本題に入っていないのに焦りながら続きます。
凄い騒ぎとなってたしまいました。こうにるとアンニュイ女性も会社には居られません。羽生似狐目男は縁故採用だからお咎め無し。
狐目男に引っかかった庶務課のチャーミング女性も「他の女性の男を取った女」に見られちゃいますから会社には居られない。退職しました。
その他の庶務課のお色気女性は急に結婚を決めて退職。もう一人のヒステリー女性はオーストラリアに遊学することとなり退職。
ボーイッシュ女番記者は騒ぎを起こした為か、記者職から外されて退職となりました。
このアンニュイ女性とボーイッシュ女番記者が並んで歩い来て、私は軽く会釈。そしたらアンニュイ女性が「会社、辞めることとなりました」と一言。
私は「そうですか。実は私も直ぐに辞めるつもりです」とニッコリ笑いながら会釈。二人はビックリした顔をしていました。
彼女達から少し離れたら、彼女達が小声で話しました。「結婚するなら〇〇さんみたいな方とするべきだったのよね」と。
この〇〇さんですが、私の事です。この記事を読んでいる奇特な人は、私がモテる男だと思うでしょう。それはチョット違います。第一、私、結婚なんて務まりませんから。
4人いた庶務課の女性は一人になってしまいました。最年長24歳の丙午生まれの女性です。
この丙午女性ですが、私の事、好きだ宣言しています。大変なお金持ちです。大変良い土地に豪邸を構えています。自分でもお金持ちを否定しません。
お金持ちで有ることをアピールして、私を捕まえようとしている節が見えます。私、そう言うの大嫌いです。
女性はお金持ちとの結婚を夢見ますが、男の場合は相手が金持ちかどうかなんてそれほど重視しません。逆に私は敬遠します。結婚したら毎日が面接試験みたいになりそうなので。
「財産目当てで結婚したんだろ」と思われるのは本当に辛い。私には耐えられない。
私には実力がない。会社員としての資質が無い。出世できるタイプではない。こんな男と結婚したら、相手の親はどう思うだろう。「ダメ男を娘は掴んだな」と思われる。そんな目で見られながら生きるのは私には辛すぎる。
丙午女性も私を自分の好み通りの男に仕上げようとします。
「私、音楽はRCサクセションが好きなんですけど、〇〇さんは音楽は何が好きなの?」と聞い来た事があります。
ちょっとでも興味を示すと「CD、貸してあげる」と言ってきます。何度も経験しています。
それで私、「RCサクセションには昔、三浦友和がメンバーだったんだよ。でも忌野清志郎と音楽が合わなくて嫌になって辞めたんだよ。私も忌野清志郎が大嫌い。ちゃんとシッカリ歌えと言いたい。街で会ったら塩をかけてやりたい」と言ってやりました。
そしたら丙午女性は怒り出し「じゃ、〇〇さんは誰が好きなの?」。
私は「バリー・マニロウ」と答える。
丙午女性は「あんな女垂らしのどこが良いの」。
私は「バリーはゲイだから女は垂らさない。男を垂らすんだよ」と言ってやりました。丙午女性は怒っておりました。
女性ってある程度の年齢に差し掛かると、男を自分好みにデコレーションしたくなるものだと私は思っています。
偏見かもしれませんが、私は私のままでいたい。相手に合わせて生きるなんて、絶対に嫌。そんな人生、本当に嫌です。
続く。