続きです。
ちょっと話を変えます。今年の4月に父を亡くしましたが、葬儀に24歳で渡米していた従兄が参列していました。
従兄は現在、70歳です。アメリカでの事業を全て清算し、日本に戻って来ていました。
従兄は24歳で国内での歌手デビューが決まっていたのですが、ボディビルダーでボディビルの本場、アメリカで勝負したい。その夢にかけてロスアンゼルスに渡米しています。
っとは言え、早々に資金が尽きた。それで日系二世の庭で草むしりのバイトをしていたら、その日系二世に「資金を出してやるから、事業をしてみろ」と言われ、スパ完備のカイロプラティク施設、アンティークショップ、そして味噌ラーメン屋を経営。大成功した。
その儲けた資金の大半をアンティークのゴルフクラブに次込み、自称・全米一のアンティークゴルフクラブのコレクターとなっています。大金持ちです。その従兄も70歳で独身です。一度も結婚の経験がありません。
何故、結婚しなかったのか。
それはアメリカで結婚し離婚したら、相手に問題があったとしても資産の半分を結婚相手に持っていかれるから。
財産の半分を持っていかれたら事業は続けられません。アメリカには最初から財産狙い、或いは離婚前提で結婚する女性が多い。そんな女性に引っかかったら人生お終いです。だから結婚しなかったのです。
現在、アメリカの俳優で同棲はしても結婚しないケースが多いですが、それを危惧しての事です。
日本でもチョット前にベストセラーになった「損する結婚 儲かる離婚」と言う本が出てます。
結婚は若い時に何もない時に一から作り上げる事で成立する儀式だと思いますが、女性には「幸せ=お金」、或いは「男=お金・ステイタス」と考える遺伝子が備わっている。
その証拠が少女漫画です。大抵の少女漫画の主人公は、それほどルックスに恵まれないドジで鈍間な亀なのですが、陰湿ながら綺麗なライバル女性と競い合って勝利し、才能がありお金持ちでルックスの良い男を勝ち取るストーリーとなっています。
私が子供の頃も女の子の夢は素敵な王子様との結婚だったりします。つまり女性は良い男を捕まえでお金持ちになりたいと思っている。その本能を持っている。
「損する結婚 儲かる離婚」は結婚を金融資産に例えた内容の本ですが、女性は結婚を金儲けの一つと考えいる人が確実にいる。それが大変恐ろしい。
それは私の偏見です。でも私はそう言うケースばかり見て来た。
ネズミ男似の大金持ちと付き合った剛力彩芽、人気漫画家と付き合った小島瑠璃子もそう。お金が目的で付き合った面は確実にある筈です。
そう言う女性の一面を見せられると、よっぽど自分に自信があって大金持ちの男じゃないと結婚は難しい。結婚するのが怖い。自分には結婚する資格は無い。女性を好きになりたくない。結婚を避けたくなる。
否、本来の人間の結婚は女系家族だった。男と一時的に付き合い、子供は自分と母親、そして祖母、自分の姉妹や叔母達で育てていた。それが本来の正しい結婚のスタイルだった。
それが男女とも力を合わせて暮らし、貧しくても一生添い遂げる時代となった。
しかし、日本総中流の時代が終了。とてつもない格差社会が到来した。金が無い男は劣等。そう思う女性も増えた。
こうなると収入が平均以下の男は結婚を諦めるしかない。結婚する資格など無い。正しく誠実な男はそう判断する。
仕事に生きる女性が増えたから女性が結婚したがらなくなったと言われてますが、それ以上に男が生活面で女性を幸せにできないと判断したから結婚しなくなったのだと私は思います。
現に結婚したがらないのは圧倒的に男の方が多いのですから。
続く。