米兵、タリバン兵に放尿映像は本物

アフガニスタンに駐留する米海兵隊員が、

旧支配勢力タリバンの兵士の死体に小便をかけている様子を撮影したとされる映像が

動画投稿サイトのユーチューブに掲載されていた件で調査を始めていた米海兵隊・・・


映像は・・・

海兵隊の戦闘服を着た4人が地面に横たわる血まみれの3死体に並んで小便をかけ、

「黄金のシャワーだ」などと叫んだり、はしゃぎ声を上げたりしている。


生命の尊さを冒涜するものであり、許し難い行為だ！


今朝の朝刊に調査結果の記事が載っていたので転載してみます。

～以下、1月14日読売新聞朝刊より抜粋～

米国防長官

「放尿映像は本物」 　　カルザイ大統領に説明

　【ワシントン＝黒瀬悦成】　アフガニスタンに駐留する米海兵隊員が旧支配勢力タリバンの兵士の遺体に放尿したとされる映像が流出した事件で、パネッタ国防長官は12日映像が本物だと認め、隊員らの行為は「極めて遺憾だ」と述べた。さらに同長官は、事件に関与した隊員に「全面的に責任を取らせる」と強調するとともに、アフガニスタンのカルザイ大統領に同日電話し、事情を説明したことを明らかにした。

　米メディアによると、海兵隊は、映像に映っている隊員4人のうち2人を特定した。2人はノースカロライナ州キャンプ・レジューン基地に所属し、昨年3～9月にアフガン南部ヘルマンド州に派遣されていた。

　戦場で敵兵の遺体を不当に扱う行為は国際法違反で、海兵隊は戦争犯罪にあたる可能性もあるとして捜査を始めた。
　クリントン国務長官も同日、記者団に対し、「米国の価値観とは相いれない」と強い不満を示した。

タリバン報道官

「和平交渉影響なし」

　【イスラマバード＝横堀裕也】　米海兵隊員がタリバン兵の遺体に放尿する映像が流出した問題で、タリバン報道官は12日、本誌に対し、「米国は野蛮さを世界に見せつけた。反イスラム的で非人道的な行為に、アフガン人の怒りは増すばかりだ」と米国を強い口調で非難したが、「（アフガン政府との）和平交渉に影響はないだろう」と述べた。

　アフガン政府の和平政策を支持する米国との秘密交渉を経て、タリバンは今月上旬、和平交渉に向けた窓口となる事務所をカタールに設置する方針を示したばかり。

戦場という特殊な場所が今回のような行為に走らせてしまったのだろうとは思う・・・が、やはり残念なことだ・・・

この様に人を人とも考えられなくなってしまうような“戦争”というものは決してあってはならないのだが・・・

人間とは愚かな生き物・・・人が集まるところには必ず争い事が存在してしまう・・・

神が与えた試練なのか・・・永遠の課題だろうなぁ・・・


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