太陽電池「国産」コスト削減が課題！

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　自然エネルギーの旗手として利用が広がる太陽光発電・・・

　今朝の新聞より抜粋してみました・・・



　～以下、1月16日読売新聞朝刊より抜粋～

　国土が狭く、四季によって日照時間がばらつく日本で、

　太陽光発電を原子力や火力と肩を並べる水準まで普及させるには、

　都市部の住宅屋根など小スペースの有効活用が欠かせない。


　新エネルギー・産業技術総合開発機構の「太陽光発電ロードマップ」では、

　2025年までに変換効率25%、50年までに40%の達成目標を掲げている

量産型では世界最高水準の太陽電池「ＨＩＴ」を開発した、パナソニックグループエナジー社のソーラーエナジー研究所（神戸市）。

田口幹朗・担当部長は「開発段階では23.7%まで届いており、まだ伸ばせる」と自信を見せる。

一方、「これからは国内でもメガソーラー（大規模太陽光発電）が増える。日本のメーカーも、もっと安く作れるようににならなければ」と

指摘するのは、大阪大産業科学研究所の小林光教授だ。

小林教授は国内企業と共同で、製造コストを大幅に下げる技術の実用化を進めている。

既に、簡単な化学反応によって太陽電池パネルの表面に微細な凸凹を刻んで光の吸収率を高めたり、

パネルの洗浄液をリサイクル可能にしたりといった技術開発に成功した。

独・スペインが先行

　経済産業省のまとめによると、太陽光発電の設備は2009年末現在、世界全体で、出力約2038万^キ_ロ・^ワッ_ト。欧州全体では、自然エネルギーによる電力の固定価格買い取り制度を設けたドイツとスペインがけん引役となり、急速に導入が進んだ。ただし、エネルギー全体に占める割合はドイツで0.4％、スペインで0.6％とまだまだ小さく、日本も0.1％にとどまっている。

　日本は、04年まで世界第1位だったが、住宅用太陽電池への国の補助金が打ち切られた05年、ドイツに首位を奪われ、08年にはスペインにもに抜かれて3位に。09年末現在の総出力約263万^キ_ロ・^ワッ_トは、ドイツの4分の1程度だ。

　太陽電池の生産も、04年までは世界の上位5社のうち4社が日本企業で、世界市場の約5割を占めていた。だが、その後は中国やドイツが大幅に伸び、09年は市場占有率12.6％と3位に。台湾（11.8％）マレーシア（6.6％）にも追い上げられている。

皆さんの努力により、着々と自然エネルギーの利用の拡大が見込まれつつある・・・

ドイツなどのように製造ラインを中国に輸出し、安いパネルを“逆輸入”ということも必要なのかも・・・