鳥インフルエンザ なぜ中国で「新型」が次々出現するの？

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またまたインフルエンザの季節が来てしまいました・・・

先日も、妻の勤め先の同僚の女性が罹られたようで、折角の妻の休日が飛んでしまいました。

妻も私も、ここ何年もインフルエンザには縁がありません・・・ひょっとして梅肉エキスの効果かもと・・・

ところでインフルエンザといえば、誰しもが中国の鳥インフルエンザを思い浮かべることと思いますが、

なぜ中国で新しい鳥インフルエンザが発生してくるのでしょうか・・・


今朝は、この疑問に関する記事を紹介してみようと思います。

～以下、1月20日スポーツ報知より抜粋～

中国で「新型」次々出現 パンデミックは起こるのか

鳥インフルエンザ

　国内ではインフルエンザが流行期を迎えたが、中国では鳥インフルエンザに感染した人が亡くなる例が増えている。昨年3月に上海で初の感染者が確認されたＨ７Ｎ９型ウイルスは全国的に広まり、今年12日までに164人が感染し、50人が死亡している。

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　一方、2003年以来、東南アジアやエジプトなどで散発しているＨ５Ｎ１型ウイルスの人への感染は、昨年末までに世界で648人が感染して384人が死亡しているが、うち中国では45人が感染して30人が亡くなっている。その中国で新しい事態が発生した。昨年末、中国を訪れていたカナダ人が帰国する機内で体調を崩し、帰国後の今月3日に死亡。Ｈ５Ｎ１型に感染していたことが確認された。カナダ人が滞在したのは北京だけで、生きた鶏が売られている市場などは訪れなかったというから、人から感染した疑いを否定できない。

　さらに先月、中国南部の南昌市で亡くなった73歳の女性から、Ｈ１０Ｎ８型ウイルスが検出された。この方の鳥インフルエンザウイルスが人間に感染した初めてのケースだ。

　Ａ型インフルエンザウイルスは、16種類のＨと9種類のＮが組合せで多くの型ができる。人の命を奪うほどの新型ウイルスが、なぜ中国で次々に登場しているのか。インフルエンザウイルスの起源は鳥にあると考えられているが、中国には鶏を含む食用の鳥が150億羽も飼育され、世界の5分の1を占めている。その鳥の間でウイルスが行き来するうちに新型が出現すると考えられている。

　今のところ、容易に人から人に感染する新型インフルエンザは出現していないが、容易に感染するようになるとパンデミック（世界的大流行）になる可能性が強い。

　1月31日～2月6日は、中国で延べ36億人が大移動する春節（旧正月）の連休だ。その期間中、鳥インフルエンザがどれほど拡大するのか、その中で人から人に感染したと疑われる例がどれだけ報告されるのか、中国から目を離せない。

（医療ジャーナリスト・田中　皓）