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人は心身とも・・・
より良い状態で・・・
生きたいと願う・・・
わが身を知ること・・・
我が心を知ることこそ・・・
健やかな日々の始まり・・・
今日、さらに明日もまた・・・
何年か前に、妻のすぐ上のお姉さんが白内障の手術をしたらしく・・・「よく見えるわ」・・・と、
しかし、その御主人こそ、目が白濁しているので・・・見えにくいだろうなぁ・・・と、
いつも思っているのですが・・・云うことも出来ず・・・
ところで、私も妻も少し白内障の症状が出てきているのですが、まだ見えにくいとかという感じはありません・・・が、
年齢を重ねるということは、体の色々な部分に不具合が生じてくるのも事実ですね・・・厭ですよねぇ・・・
今朝は、白内障治療の最前線の模様を紹介した記事を転載してみます。
~以下、1月19日読売新聞朝刊より抜粋~
深化する
医療
医療
国内で1000万人以上が患っているとされる白内障。大阪労災病院(堺市北区)では、検査精度を向上させ、手術後の患者の生活の質を上げることに力を注いでいる。
■ □
白内障は、目の前部にある透明なレンズの水晶体(直径約11ミリ)が加齢などに伴って白く濁る病気だ。水晶体内部のたんぱく質が変化して硬くなり、視野全体がかすんだり、光がまぶしく見えたりする。白内障 検査精度アップ
大阪労災病院 眼科治療
白内障患者(左)の目の検査に立ち会う眼科
副部長の池田さん(中央)。「最新機器の導入
で検査の精度が非常に上がった」と話す(大阪
労災病院で)=伊藤広路撮影
手術では、麻酔をした角膜の縁1か所を小さく切開し、超音波を発する器具で水晶体を砕いたうえで吸引。空いたスペースに「眼内レンズ」と呼ばれる、アクリルやシリコーン製の人工レンズ(直径約6ミリ)を入れる方法が一般的だ。
■ □
昨年11月、目のかゆみを訴えた70歳代の女性は、近くの眼科医院でアレルギー性結膜炎と診断されたが、両目ともに白内障が進んでいることも判明。紹介先の大阪労災病院で手術を受けることになった。ここで重要になるのが、手術前の検査だ。眼内レンズは水晶体と違い、目の焦点を調整する機能がない。白内障手術では、術後にどう見えるかを予測してレンズの度数を決めるが、一度入れると、通常は一生交換しない。それだけに、レンズ選びをする際、視力にかかわる角膜の形状と眼球の奥行の長さ(眼軸)を精密に測定する必要がある。近年では、検査機器が進歩し、同病院眼科副部長の池田俊英(47)は、検査技師とともに女性の角膜の形状を赤外線で測定するなどした。
女性には、候補となる複数の眼内レンズごとに術後の予測度数が表示され、池田は「近くを見えやすくしましょう」と提案。読書が趣味の女性がもともと遠視で、読書や家事に老眼鏡が手放せなかったことを考慮し、術後は軽い近視となる度数のレンズを選んだ。
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女性の手術は昨年12月に行われた。10分程度で終了し、切開の傷は、自然にふさがるため、縫合しなかった。同病院では年間4700件の白内障手術を実施。日帰りでの手術も可能だが、「高齢者は高血圧など別の病気を患っている場合もあり、術後の健康状態を観察する必要がある」として入院を勧めており、女性も入院した。女性は、手術前の眼鏡をかけた矯正視力0.3~0.4は両目とも1.0まで回復。近くのものがはっきり見えるようになり、それまで使っていた老眼鏡が不要になった。女性は、角膜と紅彩の間にある隅角と呼ばれる部分が狭くなる別の病状も進み、失明につながる急性緑内障発作を起こす危険性があったが、白内障手術を行うことでその危険もなくなった。
池田は「白内障は手術で、日常生活がしやすくなるだけではなく、手術前の検査などで、隠れた目の病気の発見にもつながる。高齢者は白内障が進んでも『見えにくいのは老眼のせい』と思いがちで、早めの受診を勧めたい」と話す。
(敬称略、冬木晶)