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我が家のナナ様(ビーグル犬)は、日に日に食欲が減退してきています・・・
獣医さんは「無理に食べさす必要はないですよ」と言われますが・・・
やはり、食べてくれなければ元気も出ないだろう・・・と・・・
食べやすそうな肉やヨーグルト・・・イチゴ・・・リンゴ・・・梨・・・みかん・・・など、
色々と努力をしてしまいます・・・単なる延命になってしまうのかも知れません・・・が・・・
延命と云えば、終末期医療で度々話題になる「胃ろう」・・・
私なんぞが、命に対してとやかく言える筋合いのものではありませんので
「胃ろう」に対しての賛否が如何のこうのとは云えません・・・が、
「命」というものを考えた時、周りの人間がどう考えようが、
当の本人の意思確認ができないにしても、「如何してほしいのか」を第一優先に考えたいと思います。
今朝は、胃ろうの役割というものをもう一度考えてみようという記事を転載してみます。
~以下、1月7日読売新聞朝刊より抜粋~
医療ルネサンス
胃ろう再考
もう一度、口から食べる
岡山県の山間部、並んだのは、豆腐や野菜を加工したソフト食とおかゆ、それに野菜ジュースのゼリー、ヨーグルト。介助を受けながら、スプーンで少しずつ口に運ぶ。
女性のお腹には、小さな穴を開けて胃に栄養を送り込む「胃ろう」がある。だが、毎日3食、口から食べる。胃ろうを使うのは水分補給と薬ぐらいだ。
認知症でグループホームに短期入所していた2011年春、脳梗塞を起こした。左半身まひに加え、のみこみに障害が出た。当初は胸の中心静脈(鎖骨の下)への点滴で栄養補給した。しかし、長く続けると、細菌感染を起こしやすい。
胃ろうを作った後にリハビリを受け、3食とも口から食べられる
ようになった女性。右は看護師の山谷さん(岡山県の老健施設
「ゆうあい」で)
そこで、約1か月後に内視鏡手術で胃ろうを作り、点滴はやめた。飲み込む力は弱く、医師は「食べるのはもう難しいでしょう」と説明した。
けれども娘(62)はあきらめなかった。「もう一度口から食べられるようにしてあげたい」。飲み込む力を強化するリハビリを始めた。1か月余り続けると、次第に口から食べられるようになった。
女性は、かつて公務員としてバリバリ働いていたが、今は認知症が進み、ほとんど話さない。でも「級長さん」と呼びかけると、子どもの頃を思い出したのか、はっきりうなずいた。
毎食、ゼリーなどを手作りして介助に来る娘は「甘いものが好きですね。眠っていることが多くても長生きしてほしい」。
この施設に隣接し、入所者の診療を担う近藤病院の統括看護部長、
院長の近藤秀則さん(59)は「ここまでの回復は主治医の私も驚いたが、十分な栄養補給とリハビリで口から食べられるようになる人は珍しくなく、胃ろうを外せることもある。たんに『生かすため』ではなく、『よりよく生きるための胃ろう』にしたい」と話す。
ここ数年、終末期医療の論議の中で、胃ろうがしばしば取り上げられ、否定的イメージがまとわりつくようになった。「胃ろうにしたら口から食べられない」「一度作ったら外せない」といった誤解も多い。
だが、栄養・水分の人工的な補給法の中で、苦痛が最も少なく、栄養を超から自然な形で吸収出来るのが胃ろうだ。その役割を考え直したい。