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第4世代携帯「光」並み高速 4社が構想説明

2014-01-24 | 日々のパソコン
第4世代(4G)携帯電話の各社の構想説明がありましたが・・・

ここまでの話になると、私なんぞには、到底、付いて行くことすらできなさそうです・・・

ただ、光ファイバー並の最大1Gbps(ギガ・ビット毎秒)が携帯電話で可能になるということは理解できました。

それが2年後の2016年にサービスが始まるらしいというのです。


今朝は、23日開かれた公開ヒアリングで各社が提案した構想を紹介した記事を転載してみようと思います。

~以下、1月24日読売新聞朝刊より抜粋~

第4世代携帯「光」並み高速
   4社が構想説明 2時間映画 30秒取得
 光ファイバー並みの高速通信が可能になる第4世代(4G)携帯電話システムの実現に向けて、総務省は23日、周波数の割り当て作業を始めた。今年11月ごろには割り当てを受ける通信会社が決まり、2016年度に4Gを使ったサービスが始まる見通しだ。

 総務省内で23日開かれた公開ヒアリングには、割り当てを希望するNTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、イー・アクセスの4社の社長が出席し、20年の東京五輪をにらんだサービスの構想をアピールした。ドコモの加藤薫社長は、1人の選手のプレーを複数の角度から観戦するサービスを、KDDIの田中孝司社長は、サングラスタイプの機器で現在の競技と過去の五輪の映像を同時に見る観戦方法を、それぞれ提案した。

 4Gでは、最大で、光ファイバーにつないだパソコン並みの1Gbps(ギガ・ビット毎秒)の高速通信が可能になる。DVDに収められた2時間の映画が30秒でダウンロードできるという。現在のLTE(次世代高速通信)に続く通信技術「LTEアドバンスト」が使われ、LTEに比べると通信速度は10倍だ。
4Gシステムの仕組みと想定されるサービス例の図


 総務省によると、スマートフォンの普及で、携帯電話のデータ通信量は1年間に約2倍のペースで増えている。特に、駅前など人が集まる場所で局所的に通信量が膨れ上がる傾向にある。こうした状況に対応するには、新たな電波が必要となってくる。

 総務省が今回割り当てる電波は3400~3600の周波数帯で、200の幅があるが、一部をテレビ局などが使っているため、すぐに使えるのは120幅だけだ。十分なサービスを行うには、1社あたり40が必要とされ、割り当てられるのは3社分しかない。

 ドコモの加藤社長は23日のヒアリングで、割り当ての基準として「企業グループ全体で評価すべきだ」と述べた。ソフトバンクと、その傘下にあるイー・アクセスのエリック・ガン社長は「ソフトバンクとはブランドが別。競争促進のために多くの事業者に割り当てを」と反論。ソフトバンクの孫正義社長は、先に大手3社に割り当て、テレビ局などが使用している周波数帯を後にイー・アクセスに割り振るよう提案した。
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