入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’19年「秋」 (47)

2019年10月26日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 テイ沢は昨日の雨でまた水量が増えていた。取り敢えずきょう、下から7番目の丸太橋以外は通れるようにしたが、どの橋もまだまだ手を入れたい部分を残してしいて、それが気になる。これから時間をかけて、より安全性の高い橋にしたいとは思うが、まだ安心安全とは言えない。
 何故7番目の橋は放置したかというと、水流が変わり、元あったあの位置に架け直すとなると、短くてもさらにもう一つ丸太橋を付け加えなければ、橋としての役を果たせないことが分かったからだ。もっと適当な場所があるかも含め、しばらく様子を見たい。あそこなら、さらに水量が落ちれば、渡渉はそれほど困難ではないと思う。
 
「沢は天候急変時に稜線以上に危険を伴います。携帯の電波も届きません。富士見町の観光案内を見ると健脚向けとはなっていますが、入笠山があまりにも簡単に登れてしまうだけにそのついでにちょっと足を延ばしてなどと安易に足を踏み入れてほしくはないです。」
 これは昨日届いたT中さんの意見。同感だ。最近は結構テイ沢もいろいろなところで紹介されているらしく、きょうも「控えて欲しい」という注意書きを無視した人たちが3組、7,8人が下ってきた。手直しが終わらないうちに歩かれると、折角直しかけた箇所が駄目にされて、やり直しをしなければならない場合が出てくる。作業も中断されるから、つい、声を荒げたくなる。
 T中さんの言うように、あそこで怪我をし、人に出会わなければ自力脱出するしかない。携帯電話が使えないし、何とか林道へ出たとしても、牧場の管理小屋まではさらに2キロくらいを歩くことになる。
 君子になれず、危うきに近付くこともあるから、こんなことを言ってその本人が、ということもある。ムー。

 テイ沢を高巻く登山道が古い2万5千分の1の地図にはあると呟いたが、実際に歩いてみても分からなかった。その他、「石堂越え」について何か見付かるかと、山腹を古い踏み跡を頼りに二度ばかり歩いたこともあるが、これまた何の成果もなかった。

 営業案内 「入笠牧場の山小屋&キャンプ場(1)」およびその(2)です。下線部をクリックしてご覧の上、どうぞご利用ください。
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