入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’21年「春」(24)

2021年03月30日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など
 すっかり春の陽気となって、草花の日毎の生育が楽しみになって来た。八角蓮はその後何株も増え、今年も元気な姿を見せてくれている。間もなく傘を開くだろう。やはり同じころに我が家に来たイカリソウも、早ければ明日にでも桃色の花が開きそうだ。つい2,3年前のことのような気がするが、10数年が過ぎてしまった。



 covid-19は第4波が心配されている。長野県も主に北信地方だが、一昨日は30人(昨日は20人)を超える感染者が出ている。こういう状況の中だが、昨年はそれなりの対策を講じた効果もあったようで、ヒヤヒヤしながら無事に乗り切ることができた。とはいえ、だから今年も大丈夫だ、などとはもちろんのこと思わない。それと、報じられている一部の若い人たちの行動には、はっきりと言って不信感もある。
 五輪を控えてやたら性差の問題が喧しかったが、それよりも、と言えば揚げ足を取られるかもしれないが、この感染症に関しては世代間において、受け止め方に大分違いのあることが判明した。若い人たちは罹っても重症化しないという説を信じて、感染の拡大に頓着しない向きのことが伝えられているが、その挙句に感染した高齢者が重症化する。その辺りのことは統計が歴然と示している。特に医療が貧弱なまま観光に頼る島嶼の人々は複雑な思いで暮らしているだろう。
 1ヶ月もすれば始まる連休、すでに問い合わせが来ている。昨年は8月からの営業開始だったが、今年は例年と同じく4,5月の連休に合わせて、取り敢えず完全予約制で行うことを考えている。詳しいことは、ここでも分かるようにしてゆきたい。



 昨日は明るいうちに散歩に出た。桜の開花が気になって、福与城址まで足を延ばしてみたのだが、生憎、まだ城址の花は早かった。それでも道中にはちらほらと開花したばかりの花(桜)、コブシの花、それにあれは桃の花だろうか、も咲いていた。つい先日まで寒さを気にしての散歩だったのに、昨日などは1枚着ている物を脱いで歩くほどで、もう疑いもなく春だ、の思いを強くした。と同時に、冬の星空にはさんざんお世話になり、そう思うと感謝と、別れ難さのような気もしてきた。
 
 花の街高遠の桜も大分開花が進んだ。きょう東部支所へ行った帰り、三峰川の河原の柳の鮮やかな緑と高遠小彼岸桜、その後方に控える残雪が眩しい中アの峰々、あの町が一年で最も華やぐ季節になった。長野県にも桜の開花宣言が出ようで、前年より4日、平年よりも15日も早いと。しかし、これを単純に喜んでいいのか。
 本日はこの辺で。

 

 
コメント
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