新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

秋の黒川(横手)のイチョウ並木①

2024-10-31 22:26:40 | 観光地

本日は買い出しのついでに、横手市西部にある通称、黒川のイチョウ並木に寄り道。今年1/27(冬Ver)と6/18(夏Ver)を見に行きましたが、秋のイチョウの紅葉時がメインで、1月と6月はその下見状態。

山岳部の紅葉が終わり、家の近くの里の紅葉も見頃を過ぎた木も出始めたので、そろそろかと。インスタグラム界隈では投稿もみられるでしょうが、なかなかいいタイミングになったという情報が入手できないので、とりあえず今日はどんな状態化をチェックするだけということで立ち寄りました。

現地につくと、イチョウの葉は一部黄色くなり始めているものの、まだ緑が多く残り、あと一週間から10日ほどが見ごろになりそうな感じでした。あとはどう写真を撮るかの問題かなと。

通常の大曲への買い物だと方向が逆になりますが、当YHから車で15分ほどの場所にありますので、週に一度程度見に行こうかと思っています。

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大曲の花火・秋の章

2024-10-05 22:53:19 | 観光地

本日は、午後6時から大曲の花火・秋の章が行われました。午前中に買い出しのついでに花火会場を視察。夏の花火の時には桟敷席になっている会場の上流と下流の場所は、今回も駐車場となっており、見学席はザっと数えても1万あるかどうかと、夏の花火大会とはだいぶ状況は異なりますが、混雑面でも軽度で済むでしょうから、穴場の花火大会ということに変わりはないようです。

理由としては、①認知度が低いこと。2014年に秋田で国民文化祭が開催された時に始まった秋の章ですので、今年でまだ10年目。当YHに来られるお客様でも、春と秋にも花火があるの?という質問が度々あるほどです。②見物席の料金が割高。夏の花火大会では桟敷席のチケットは争奪戦になっているほどなのに対し、秋の章でも有料見学席となっており、打ち上げられる花火は夏の花火の半分程度ですが、見学席の料金は夏の7000円に対して今回は6000円(イス席、一人)と大差ないことで、夏に多く見られる地元や秋田県内からの見物者がほとんどないことがあるようです。

それでも会場は夏と同じ場所ですので、次以降の夏の花火の見物を考えている方には予行演習としては充分に楽しめる花火かと思います。

今回、午後から花火見物のお客様のチェックインが始まりましたが、電車で来られる予定だったお客様の中に、新庄からの奥羽線が7月の大雨の影響で運休になっていることを知らずに新庄まで来てしまい、新庄駅から電話してきたお客様が出てしまいました。そのお客様は、結局花火はあきらめたものの、酒田まで代行バスで出て、秋田経由で夜11時近くに当YHに到着となりました。花火大会があると、いろいろなお客様が毎回来られますので、いろんなことがあるようです。

のち時々

 

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梨は1か月遅かった?

2024-10-02 22:31:47 | 観光地

今日は横手までの買い出しのついでに横手西部の通称フルーツロードに果物を調達に立ち寄りました。秋田自動車道と並走する形で走る県道267号線、旭郵便局の交差点南から国道107号交差点までの間にリンゴ畑が並び、道沿いに無人直売所が数軒点在しています。リンゴを中心に、ブドウや梨などが販売されており、スーパーの値段よりもはるかに安価に手に入れらるし、鮮度も良いようですので、秋になると立ち寄ることが多くなります。

時期によっては、ここで梨が販売されており、それを目当てに出かけるのですが、今年は少し出遅れてしまって、本日は時期の後半に出てくる長十郎と秋泉の2種となっていました。もう少し早く来ればと、少し後悔。

それでも当YHからここまで14キロほど。安いからとこれだけのためにここに来るには、経済的には合わないようです。ガソリンが往復で2リットルほど、価格(@170円として)では340円もかかってしまいます。リンゴも梨もここではほぼ一つ100円として、5つ購入して500円。スーパーだと今年は一つ150円近くしますので、5つ買うと750円。買い物のついでに購入できますので、ガソリン代はなしとすると、直売所で買うより安くなってしまいます。それでもスーパーで売っていない品種があったり、鮮度の点などから、横手方面に来る際には、ついつい立ち寄ってしまいます。

時々

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大曲YHの馬頭観音

2024-08-15 23:00:45 | 観光地

泊まられたお客様方にはあまり知られてはいませんが、当YHの敷地の奥には、馬頭観音があります。前に住まれていた方のご先祖様が馬を使った商売をしていて、その縁で建てられたとのこと。土地建物を譲っていただく際に、撤去するとの話もありましたが、無くして集落に災いがあったら、馬頭観音をなくしたせいにされかねないので、そのままにして頂きました。

本来なら祭りを年何度か行う必要があるとのことで、村社の八幡神社の神主さん(大曲・諏訪神社神主)から、いつ祭りをやるのかと聞かれたこともありました。残してもらったとはいえ、祭りをやったり、管理をしたりまで手が回らず失礼なことをしている形になっています。

本日、この馬頭観音を訪ねてこられた方がいました。聞けば、昔この集落の近くにいた方で、子供の頃に度々遊びに来た縁で、馬頭観音の祭りにも参加されていた方とのこと。昨年11月の秋田魁新報の記事で、この建物がYHになったと見て、馬頭観音が残っているかどうか気になって何度か近くを通ったものの、藪の中で見つからず、本日意を決して訪ねてこられたとのこと。

そうした経緯をお話しして、藪の中、馬頭観音までご案内しました。小さな祠の中もそのまま手付ずで、祭りで使った提灯や祠内には古い写真もそのままにしてあります。写真には、来られた方の若い頃の写真もあり大変懐かしがっていて、こちらは草ぼうぼうにして申し訳なく思いました。

秋になって涼しくなったら、祠周辺もしっかり草刈りしておく必要がありそうです。もうしばらくお待ちください。

のち

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旬の岩ガキにも大雨の影響

2024-07-29 23:33:41 | 観光地

この時期、お客様の中には、日本海で獲れる天然岩ガキを食べに来られる方もいるほどです。漁期は大半が7月初めから8月中旬まで。今の時期が量、値段とも例年ではいい感じになっているのですが、今年は先日の大雨の影響が一部で出てしまっているようです。海が濁るというよりは、最上川や子吉川などの河川が洪水になり、流れ出したゴミや木材、家財などが日本海に達し、波で漁港に流れ着いて船が出せないところが出ているようです。中には海岸に最上川ライン下りの船が流れ着いたとの話もあるようです。

周辺の岩ガキ漁は素潜りで行われることもあり、例年お盆期間はお休みで、お盆前までが旬。今の時期ですと、残り2週間といったタイミングで、こうした事態になっており、港のごみ処理などどのくらい時間がかかるかわかりませんが、金季はかなり厳しくなってしまったようです。

ただし、道の駅などの販売所では、例年でも、地元産以外の山形、新潟産の岩ガキも売られているので、こうしたものの一部は通常通りの漁がおこなわれている可能性があり、店には時期ということもあり、岩ガキが並んでいるかもしれませんが、秋田の岩ガキを味わうなら、当然購入時に産地も気にすることになると、かなり厳しそうです。しっかりと味わうことを目的とするならな、来年以降もう一度来ていただいたほうが確実かもしれません。(写真は過去のものです)

時々

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夏の黒川のイチョウ並木

2024-06-18 23:57:25 | 観光地

昨日は十文字の道の駅に出かけた帰りに、この冬に見た黒川の銀杏並木(横手浄水場の並木を見に行ってみました。冬に来た後、地図で再確認し、道も把握していたので、今回は迷うことなく到着。

元々多くの観光客が集まる場所ではありませんし、なんでもない季節ですので、当然観光客どころか地元の人もいない状態。本当は快晴の青空の下で撮りたかったのですが、晴れを待っていたら、タイミングを逃してしまいそうで、とりあえず緑の並木を見ておこうと。ドン曇りでしたが、木の緑は鮮やかなものでした。

これで、次は紅葉の時期にでも来てみれば、「違いがわかる男」になれそうです。

 

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自然が豊かな秋田だから?

2024-06-07 23:58:32 | 観光地

秋田県の良さは何?という質問を秋田県の方にすると、自然が豊か、という答えを多く聞きます。秋田だけでなく、都会以外の場所では、多かれ少なかれ自然が豊かな日本です。でも秋田の人にとって、その自然は自慢の種。今回クマ出没の問題では、自慢の自然が裏目に出ていることになります。

都会の人に、旅行に行くなら?と尋ねると、温泉やグルメという目的形の答え、非日常を感じるためという現実逃避的な答えの他、自然を楽しみたいと云う答えもあるようです。ただこの場合の「自然」と云うのは、観光地的自然で、人の手が入って整備された自然を指すことが多いようです。近年ブームのグランピング(キャンプの贅沢版)などは、そのよい例かもしれません。

秋田にある自然の大半が、人の手が入っていない、本来の自然と云えるでしょう。自然なのだから、当然いろいろなリスクも伴います。クマ出没もその一つ。秋田では他に、ツツガムシ病やマムシ、ヤマヒルなどの危険も伴います。動物だけでなく、毒キノコ、トリカブトや水仙など山菜と間違える草などがあったりしますし、地形的にも危険な場所が多くあります。天候でも、大雨による洪水や大雪などは自然の一端とも云えるでしょう。

これらのことを制するというのは、かなり無理が伴いそうで、本気でやるなら莫大な費用や人手が必要です。またいくら費用をかけても、砂場に撒く水のように、いくら投入してもすぐにしみ込んでしまいそうです。ツツガムシ病というのはかつて新潟山形周辺の広範囲にいた風土病のようですが、これが河川工事による湿地帯の減少などにより生息地域が減少し、今では山間部を中心に「封じ込まれた」ような状況になっているようです。

河川工事や圃場整備といったことによる二次的影響ではありますし、ツツガムシ病を退治するために行ったことではありませんが、仮にツツガムシ病を減らすために同様のことを行ったとしたら、目玉が飛び出すような費用になったと云えそうです。

熊に話を戻せば、自然界の食物連鎖で最上位に位置する動物なのでしょう。食物連鎖自体が中途半端に崩れ、連鎖では熊の上には人間しかいなかったものの、その人間も熊を狩ると云うことをしなくなり、今のような状況になったとも云えます。これを元に戻すのもご時世柄、いろいろと大変な昨今、当分の間は、熊と共生するにはどうするかを考えていく必要があるのでしょう。

人口減少率日本一が見込まれる秋田県。いずれ人間よりも熊の方が多くなる、なんて将来も考えておく必要があるのでしょうか。

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見に行くのが大変な西馬音内盆踊り

2024-06-06 23:52:58 | 観光地

先日は、西馬音内盆踊りを見て、近くに泊まりたいので、宿を探しているとの問い合わせを頂きました。西馬音内盆踊りは毎年8/16-18開催で、富山市で開催される人気の「おわら風の盆」に似て風情があるとのことで、秋田県外からも見物客が多く集まる盆踊りです。

羽後町西馬音内地区で開催される数少ないイベントで、公共交通機関は少なく、宿泊施設も多くないため、当YHからも見に行く方がいらっしゃいます。ただ、祭りの終わりが夜10時半、それから車などで戻られても当YHに戻ってくるのが12時前後になってしまいますので、ご希望の方は予約時に一言言って頂けると助かります。

公共交通機関では、湯沢から西馬音内までバスがあります。祭り当日は臨時便が出る可能性がありますが、通常運行便は交通規制のため明るいうちに終わってしまいます。タクシーと云う方もいるようですが、新型コロナ以降、タクシーの台数は秋田県でも減少傾向で、早い時期から事前予約する必要がありそうです。宿泊施設に関しては、湯沢駅周辺、横手駅周辺のホテル旅館はありますが、祭り後の到着が深夜になる可能性がありますので、その旨言って頂いて、OKかどうかということになりそうです。

自前で交通機関の調達や宿泊の手配を考えるとパックツアーで行くことも一案です。人気の祭りと云うこともあり、旅行会社では多くのツアーを組んでいると思います。夜遅い祭りは、行くのも受け入れるのも一苦労です。大曲の花火のように宿泊客全員が同じ目的であれば、それに合わせたスケジュールを考えられるのですが、西馬音内盆踊りの時期は、一般のお客様もある可能性が強いので、悩ましい所です。(写真は過去のもの)

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秋田市// ポートタワー・セリオン、土崎街区公園のSL 

2024-05-31 23:00:31 | 観光地

本日は所用のため秋田市に。用事が済んで少し時間があったので、秋田市をうろうろ。計画して来たわけではないので、覚えていて簡単に行けそうな所だけ。まずはこちらも数年来ていなかった土崎のポートタワー・セリオン。

1994年に造られ、当初タワーに上がるのに有料だったが、数年で入場者数が減り、2007年に指定管理者制度を導入し、タワーを無料化。道の駅として登録されたのは2010年。近年では近くにあったうどん自販機がテレビで取り上げられて人気となり、自販機を設置していた店舗の閉鎖でセリオンに2016年に移設された。

今回、何年かぶりにタワー上部の展望台に上がりましたが、高所恐怖症の身にとっては、あまり行きたくない場所でした。足元には海上保安庁の警備艇や、秋田臨海鉄道の廃線跡が見られました。

セリオンの後、土崎駅近くの公園にSLが保存されているということを思い出し、出向いてみました。国道7号から県道161号線で土崎駅に向かって右、土崎神明社の隣にある土崎街区公園にSLはありました。公園に駐車場がありませんので神明社に車を止めます。SLはD51 370号機。

このSLは1972年に廃車登録されているようで、ここに置かれて50年以上経つのでしょう。屋根はなく、劣化はかなりなもので、生体保存と云う状況ではないようでした。なんか非常にもったいない感じもしましたが、新庄の街中の公園にあったSLやかつて中山平駅にあったSLもそうでしたが、ちゃんと管理するとなると費用がかかることもあるようで、どこのSLもボロボロになっているようです。

のち

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花火の日の予約の話③

2024-05-13 23:42:47 | 観光地

さて、一昨年から8月の大曲の花火では、自由席の設定がなく、全席事前購入が原則となっています。このため、花火当日には、花火が始まる少し前に会場入りすればよくなり、前日から連泊のお客様の中には、当日午前中に横手のかまくら見物や乳頭温泉に入浴を計画される方もいるようです。

ツアーバスなどではそうした時間の使い方をするようですが、当YHにお泊りのお客様にはお勧めしていません。行くのはいいのですが、大曲に戻る際に渋滞に巻き込まれる可能性が大きいことが理由の一つ。

8月の大曲の花火は、午後5時から昼花火が始まり、7時前の夜花火、その間に今年はドローンの演出も予定されているようで、実際には会場に4時から10時近くまでの6時間いることになります。日暮れまでは暑さ対策、日没後は寒さ対策なども求められる可能性があり、また終わってからも当YHに戻ってくる体力も必要で、たかが花火ですがかなり体力を求められます。このため花火までの時間は体力の温存を図るべきと考えています。

そして3番目の理由は、従来の秋田県の観光地は比較的人も少なく、特に温泉などは静かな温泉を楽しめて、本当の温泉と云えると考えていますが、花火の日前後はどうしても「ついでに」観光をされる方が多く、いつもとは桁外れの人がいることが多いようです。せっかくですので、別な機会に改めて来て頂き、本当の秋田の良さを感じて欲しいと思っています。

これらのことからコロナ前は午前中に出発をお願いしていましたが、昨年から午後3時頃までは当YHに滞在OKとしています。

のち

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