あるメモより
治療対象か、怠惰かのジレンマ、「新型うつ病」
2010年10月04日
先週掲載した「臨床賛否両論」の中で、最も関心が高かったのが、『 「新型うつ病」はあくまで病気として対処するか』。新型うつ病の診断上の明確な定義はないものの、軽症うつ病の基準に合致し、「遊びは問題ないにもかかわらず、仕事では支障を来す」という症状が見られる場合に該当するそうです。
「本人が苦痛を感じているからには、新型うつ病は病気。必要に応じて薬物も使うべきだ」との意見を述べるのは、佐々木病院(千葉県)の斎藤環氏。
とはいえ、クリニック釈羅(徳島県)の中西昭憲氏は、「症状の緩和に努めるが、病気と見ることにジレンマはある」と語ります。同様のジレンマを抱える医師が多いのが現実ではないでしょうか。さて、意識調査による医師への調査では、下記の通り、「単純に病院として対処できない」が、「病気として治療を進めるべき」を上回っています。
私はこの方々を多く支援相談しています。
治療対象か、怠惰かのジレンマ、「新型うつ病」
2010年10月04日
先週掲載した「臨床賛否両論」の中で、最も関心が高かったのが、『 「新型うつ病」はあくまで病気として対処するか』。新型うつ病の診断上の明確な定義はないものの、軽症うつ病の基準に合致し、「遊びは問題ないにもかかわらず、仕事では支障を来す」という症状が見られる場合に該当するそうです。
「本人が苦痛を感じているからには、新型うつ病は病気。必要に応じて薬物も使うべきだ」との意見を述べるのは、佐々木病院(千葉県)の斎藤環氏。
とはいえ、クリニック釈羅(徳島県)の中西昭憲氏は、「症状の緩和に努めるが、病気と見ることにジレンマはある」と語ります。同様のジレンマを抱える医師が多いのが現実ではないでしょうか。さて、意識調査による医師への調査では、下記の通り、「単純に病院として対処できない」が、「病気として治療を進めるべき」を上回っています。
私はこの方々を多く支援相談しています。