小鳥の姿目に残り

冬の庭小鳥の姿目に残り
冬の庭小鳥の声耳に残り
ちちちっち
今日は雨
雪柳のこうようがきれいだわ
木イチゴのこうようもきれいだわ
わたしは木の実を食べに来たの
なんて小鳥も思っているのかな
なんでものいことがしあわせだったり
なんでもなことを求めあったり
なんでもないことに感動したり
心の様は変わるけど
それは二度と同じではない日々の足跡
年をとってみると
年をとることそのものは決して楽しいことではなくって
重たい事実として心に刻んで
今この時何をするのかということにおもいをめぐらして
時計の如く淡々と時を刻むように
なすことを見つけ実行、Ｅｎｔer、でよろしいのだ
ちっぽけだけどかけがえのない命は
日々の刻みの中だけに存在するのだ
悔やむなかれ

これからは
孫・子の命と触れあいながら時を刻もう