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穏やかな日々を

禁煙の都条例検討を歓迎 厚労相、小池氏発言受け

2017年05月13日 20時55分41秒 | タバコ
禁煙の都条例検討を歓迎 厚労相、小池氏発言受け
2017年5月12日 (金)配信共同通信社

 東京都の小池百合子知事が飲食店などの屋内を原則禁煙とする都条例を検討していることを巡り、塩崎恭久厚生労働相は12日の閣議後の記者会見で「与党、野党、国、都道府県を問わず、多くの政治家が受動喫煙対策の必要性を理解することが大事だ」と歓迎した。
 小池氏は10日夜の民放番組で「分煙では不十分」と述べ、公共施設や飲食店の屋内原則禁煙の都条例制定を検討していると明らかにした。
 一方、2020年東京五輪・パラリンピックに向け受動喫煙対策の徹底を掲げる塩崎氏は、東京以外も開催地になると指摘し「当然、全国で徹底しないといけない」と、国レベルでの規制の必要性を改めて強調した。


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脱毛施術:エステ・医療機関、皮膚被害25% リスク説明、7割受けず

2017年05月13日 20時42分53秒 | 医療情報
脱毛施術:エステ・医療機関、皮膚被害25% リスク説明、7割受けず
2017年5月12日 (金)配信毎日新聞社

 過去3年間にエステや医療機関で脱毛施術を受けた人の約4分の1が、皮膚のやけどや痛みなどの症状を経験していたことがわかった。国民生活センターが11日、アンケートの結果を発表した。うち7割以上が、脱毛による副作用のリスクについて説明を受けていなかった。夏に向け利用者は増えるとみられ、専門家は「施術の内容やリスクを十分に理解して受けてほしい」と呼び掛けている。【曹美河】
 脱毛施術は、レーザー機器などを使って、毛根にある組織を破壊したり弱らせたりすることで毛を減らす行為。組織を完全に破壊するのは医療行為で医師しかできないが、一時的な除毛効果を得る程度なら資格は不要で、エステサロンでも広く行われている。
 3月にインターネットで実施したアンケートでは、回答した男女1000人のうち、255人(25・5%)が施術後に痛みなどの症状が出たと答えた。このうち事前にリスクの説明を受けていたのは67人にとどまった。
 脱毛施術を巡っては、全国の消費生活センターなどにトラブルの相談が後を絶たない。国民生活センターのまとめでは、今年2月末までの約5年間に、やけどなどの症状が出たという相談が計964件寄せられた。治癒に1カ月以上かかる重症例も129件(13・4%)あった。
 相談内容は、脱毛エステを受けたら背中など広範囲に発疹が出た▽美容外科でレーザー脱毛を受けたところ肌が腫れ、シミが残った――など。施術場所はエステが680件、医療機関が284件。
 西山美容・形成外科医院(東京都)の西山真一郎院長によると、脱毛の際は、患者の肌質によってレーザー照射時間を判断するなど慎重な対応が必要だが、それでも症状が出る場合もあるという。西山院長は「リスクについて事前に十分な説明を受けることが大切」と指摘する。
 一方、消費者に誤解を与える広告も多い。施設によっては「痛みゼロ」「トラブルの心配なし」などの表現で宣伝していた。完全に毛を生えなくする「永久脱毛」は医療行為のためエステではできないが、「処理した毛はもう生えない」などと宣伝するエステもあり、国民生活センターは「医師法に抵触する可能性もある」としている。
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アラン・ドロンさん引退へ 81歳「もう年を重ねた」

2017年05月13日 20時38分22秒 | テレビ映画
アラン・ドロンさん引退へ 81歳「もう年を重ねた」
パリ=青田秀樹
2017年5月10日09時56分
映画「太陽が知っている」撮影中のアラン・ドロンさん(左)=1968年撮影、AFP時事

 二枚目俳優の代名詞だったフランスの俳優、アラン・ドロンさん(81)が9日、近く引退すると表明した。AFP通信の取材に対し、最後の映画と舞台の予定を説明したうえで、「もう年を重ねた。人生の終わりではないが、キャリアの終わりだ」と語ったという。
 映画は2018年に公開予定で、パトリス・ルコント監督のもと、ジュリエット・ビノシュと共演。タイトルは未定だが、脚本はほぼ出来上がっており、「自分自身とよく似た役柄だ。私ぐらいの年の、気まぐれで怒りっぽい男が、人生の最後に愛を見つける美しい物語だ」という。この映画の後に、舞台作品に出演して引退するとしている。
 過去にも映画界からの引退を口にしたことがあるが、今回は本当に引退する意向だという。
 ドロンさんは「太陽がいっぱい」(1960年)でスターの座をつかみ、「サムライ」「パリの灯は遠く」などの作品で知られる。甘いマスクに加え、世に背を向けたニヒルな役柄などで世界のファンを魅了した。日本での人気は絶大で、70歳を超えてから日本のバラエティー番組に出演したこともある。(パリ=青田秀樹)
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同級生「人間以下」 ズボン下げられ… 仙台の中2自殺

2017年05月13日 20時25分21秒 | 事故事件訴訟
同級生「人間以下」 ズボン下げられ… 仙台の中2自殺
2017年5月3日03時19分

 いじめを訴えていた仙台市立中学2年の男子生徒(13)が自殺した問題で、男子生徒が昨年、同級生から「人間以下」などと言われたり、ズボンを下げられたりするいじめを受けていたことがわかった。仙台市教育委員会は、いじめの内容などを詳しく調べる。
 市教委によると、男子生徒は校内で行った昨年6月のいじめ調査のアンケートで、自由記述欄に「悪口を言われた」などと記入していた。担任が確認すると、「人間以下」や、臭いを連想させる動物名などの言葉を浴びせられたと訴え、同級生4人が関与を認めたという。11月のアンケートの際も、同級生からズボンを下げられ、周囲から冷やかされたなどと担任に訴え、同級生が認めたという。
 その後、学校はこうした状況が「一定期間、見られない」との報告を市教委にしていたが、男子生徒は今年4月26日に自殺した。
 市教委は4月29日の記者会見でいじめの存在を否定したが、今月1日になって大越裕光・市教育長が「過去にいじめがあったことは事実」と認めた。
 いじめがその後も続いていた恐れがあることから、市教委は2日、この中学の全校生徒を対象にいじめなどに関するアンケート用紙を配布。教諭らにも事情を聴いて詳しく調べる。文部科学省からは、いじめの重大事態として対応するよう指導を受けたという。
 奥山恵美子・仙台市長は2日、いじめと自殺との因果関係について報道陣に問われ、「断定できるほどの情報を持ち合わせていない」としたうえで、「いろんなケースが考えられるので決して無視できない」と述べた。
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知的障害ある息子の自死 「バカなりに努力しろ」メモに

2017年05月13日 20時22分26秒 | 
知的障害ある息子の自死 「バカなりに努力しろ」メモに
高橋淳
2017年5月7日09時36分
航さんのノートには「バカは、バカなりに努力しろ。」との言葉が記されていた

 小学生のころから一日も学校を休まなかった息子が、就職からまもなく自殺した――。浜松市西区の漁業鈴木英治さん(52)と妻のゆかりさん(50)が、次男航(こう)さん(当時18)の死の理由を問い続けている。航さんには軽度の知的障害と学習障害があった。
 航さんが、職場の自動車部品工場へ向かう途中で自殺したのは3年前の5月20日。その日、いつもより早く家を出た航さんは、通勤に使っていた午前7時20分の電車をホームでやりすごした。次の電車も見送り、同46分の貨物列車に飛び込んだ。駅の防犯カメラに映像が残されていた。
 航さんは、現場で教えられた仕事の手順などを細かくノートにメモしていた。その中にはこんな走り書きがあった。「バカはバカなりに努力しろ」
 航さんに軽度の知的障害と学習障害があるとわかったのは小学4年のときだ。通信簿はオール1。だが明るく、人なつっこい性格で友だちに好かれた。親や教師に言われたことはきちんと守る一方、融通や加減が利かない。高校で入った野球部や水泳部では倒れるまで練習を続けてしまうことが何度もあったという。
 高校卒業後、県内の大手自動車部品工場に障害者雇用枠で就職。「小中高と12年間、無遅刻・無欠席。本人もまじめで体力があることは自覚していたので、工場での単純作業なら向いていると思ったようだ」と英治さんは話す。
 だが、就職からわずか50日で航さんは自ら命を絶った。一体、何があったのか――。遺品のノートにあった「バカは~」の文字や、その後の会社とのやり取りの中で、両親の疑念はふくらんでいったという。
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クールビズ28度に異論 政府会議「科学的検討を」

2017年05月13日 20時17分58秒 | 行政
クールビズ28度に異論 政府会議「科学的検討を」
2017年5月12日 (金)配信共同通信社

 11日に首相官邸で開かれた副大臣会議で、クールビズの冷房使用時の室温設定が議論になり、関芳弘環境副大臣が「28度は不快な温度だとの声があった。対応を検討したい」と引き取った。
 会議は非公開。出席者によると、盛山正仁法務副大臣が「(クールビズの)温度設定について、働きやすさの観点から科学的に検討してはどうか」と述べ、28度の設定に異論を唱えた。盛山氏は、クールビズが始まった2005年に環境省で担当課長を務めていた。
 会議は、科学的な知見を踏まえて検討していくことを確認したという。
 関氏は同日の参院環境委員会で「28度はあくまでも目安。職場環境や働く人の体調に応じて適切に対応してほしいとの趣旨で発言した」と述べ、28度を直ちに見直す考えはないことを示唆した。
 菅義偉官房長官は記者会見で「皆さんが過ごしやすい温度でいいのではないか」と述べ、温度設定は柔軟に対応するのが望ましいとの考えを示した。
 労働安全衛生法に基づく規則では、事業所の室温を17~28度とするよう求めている。政府は上限の28度でも快適に過ごせるよう、夏の軽装を促すクールビズを推進している。
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ヒルドイドの使い方 皮脂欠乏症の主な原因:加齢

2017年05月13日 08時59分09秒 | 私自身や健康
ヒルドイドの使い方
剤形による使い分け
保湿剤によるスキンケアは年間を通じて継続することが大切であるため、季節や塗布部位、時間帯に応じて、患者が継続して塗布できるような剤形の選択を検討することが重要です。
ヒルドイドはソフト軟膏、クリーム、ローションを塗布場面に合わせて使い分けることで、患者のアドヒアランス向上につながる可能性があります。
季節による使い分け
蒸し暑い夏では、さっぱりとした使用感のローションが好ましく、空気が乾燥する冬では、油分を多く含み被覆効果に優れた軟膏やクリームが適しています。
外気温や湿度の変化に合わせてヒルドイドソフト軟膏0.3%あるいはヒルドイドクリーム0.3%とヒルドイドローション0.3%を組み合わせるなど、患者が継続して塗布しやすい剤形を複数処方してもよいでしょう。
塗布部位による使い分け
顔面や頭皮など、べたつきの気になる部位や塗布範囲が広い場合は展延性に優れたヒルドイドローション0.3%が、手や腕、ひざや踵など被覆性が求められる部位は、ヒルドイドソフト軟膏0.3%あるいはヒルドイドクリーム0.3%が適しています。
時間帯による使い分け
朝の忙しい時間帯に塗布する場合は、短時間で塗ることができるヒルドイド®ローション0.3%が便利です。
時間に余裕があるときや入浴後には、ヒルドイド®ソフト軟膏0.3%あるいはヒルドイド®クリーム0.3%でしっかりと保湿します。
皮脂欠乏症の主な原因:加齢
監修:東京女子医科大学 皮膚科学教室 教授 川島 眞 先生
乾燥が起きる機序
高齢者の皮膚では皮脂、角質細胞間脂質(セラミドなど)、天然保湿因子(アミノ酸や塩類など)の減少により水分保持能が低下しているため、乾燥しやすくなっています。乾燥がひどくなると表皮にひび割れを起こし、皮膚バリア機能が低下します。そのため痒みを伝達する神経線維(C線維)が表皮まで伸長し、痒みを感じやすくなります。
女性は男性よりやや早い年代から皮脂の減少が始まる傾向にあります*。
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2017年05月13日 08時05分28秒 | 医療情報
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【高知大】透析 血管画像見ながら

2017年05月13日 08時04分32秒 | 医療情報
【高知大】透析 血管画像見ながら
大学 2017年5月12日 (金)配信読売新聞

 ◇高知大医学部などカメラ開発
 ◇「針刺し正確に」患者負担減へ
 人体に無害な光を使って透析患者の血管を映し出す医療用カメラの開発に、高知大医学部などの共同研究チームが成功した。同カメラを用いた臨床研究では、血管に針をこれまで以上に正確に刺せるようになり、患者と看護師らの負担軽減に役立つという。同チームによると、世界初の技術で、今秋の製品実用化を目指している。(磯江祐介)
 新技術の開発に成功したのは、高知大医学部の佐藤隆幸教授(循環制御学)と高知市の医療機器の製造販売会社「プラス・メッド」で、日立産業制御ソリューションズが技術提供した。
 慢性腎不全の透析治療は、動脈と静脈をつないだ血管(シャント)に針を刺し、血液を体の外に送り出している。透析用の針は点滴用に比べて外径が2倍以上の大きさがあり、刺せるポイントも限られてくるため、挿入に痛みが伴ったり、動脈硬化で針が入りにくかったりするなどの課題があったという。
 佐藤教授らは、テレビのリモコンにも利用される人体に無害な近赤外光に着目。近赤外光が皮膚を透過し、血液で吸収される特徴を利用し、さらに慢性透析患者の皮膚を透過しやすい波長を選び出した。
 昨年8月から、高知市の「いずみの病院」で患者約50人に臨床研究を実施。1回で針を刺す成功率は、8~9割程度からほぼ100%近くに向上したという。同病院看護部の門田恭子師長は「刺し直しは患者さんに大きな負担となっていた。血管を見ながら正確に刺せるので患者さんの負担軽減につながります」と話す。
 国内では30万人以上が透析を受け、4000以上の施設で、毎日30万回以上の針の挿入が行われているという。佐藤教授は「新たな医療機器を製品化できれば、成功率が格段に向上する」と期待を寄せた。
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【高知大】透析 血管画像見ながら

2017年05月13日 08時03分10秒 | 医療情報
【高知大】透析 血管画像見ながら
大学 2017年5月12日 (金)配信読売新聞

 ◇高知大医学部などカメラ開発
 ◇「針刺し正確に」患者負担減へ
 人体に無害な光を使って透析患者の血管を映し出す医療用カメラの開発に、高知大医学部などの共同研究チームが成功した。同カメラを用いた臨床研究では、血管に針をこれまで以上に正確に刺せるようになり、患者と看護師らの負担軽減に役立つという。同チームによると、世界初の技術で、今秋の製品実用化を目指している。(磯江祐介)
 新技術の開発に成功したのは、高知大医学部の佐藤隆幸教授(循環制御学)と高知市の医療機器の製造販売会社「プラス・メッド」で、日立産業制御ソリューションズが技術提供した。
 慢性腎不全の透析治療は、動脈と静脈をつないだ血管(シャント)に針を刺し、血液を体の外に送り出している。透析用の針は点滴用に比べて外径が2倍以上の大きさがあり、刺せるポイントも限られてくるため、挿入に痛みが伴ったり、動脈硬化で針が入りにくかったりするなどの課題があったという。
 佐藤教授らは、テレビのリモコンにも利用される人体に無害な近赤外光に着目。近赤外光が皮膚を透過し、血液で吸収される特徴を利用し、さらに慢性透析患者の皮膚を透過しやすい波長を選び出した。
 昨年8月から、高知市の「いずみの病院」で患者約50人に臨床研究を実施。1回で針を刺す成功率は、8~9割程度からほぼ100%近くに向上したという。同病院看護部の門田恭子師長は「刺し直しは患者さんに大きな負担となっていた。血管を見ながら正確に刺せるので患者さんの負担軽減につながります」と話す。
 国内では30万人以上が透析を受け、4000以上の施設で、毎日30万回以上の針の挿入が行われているという。佐藤教授は「新たな医療機器を製品化できれば、成功率が格段に向上する」と期待を寄せた。
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【高知大】透析 血管画像見ながら

2017年05月13日 08時02分09秒 | 医療情報
【高知大】透析 血管画像見ながら
2017年5月12日 (金)配信読売新聞

 ◇高知大医学部などカメラ開発
 ◇「針刺し正確に」患者負担減へ
 人体に無害な光を使って透析患者の血管を映し出す医療用カメラの開発に、高知大医学部などの共同研究チームが成功した。同カメラを用いた臨床研究では、血管に針をこれまで以上に正確に刺せるようになり、患者と看護師らの負担軽減に役立つという。同チームによると、世界初の技術で、今秋の製品実用化を目指している。(磯江祐介)
 新技術の開発に成功したのは、高知大医学部の佐藤隆幸教授(循環制御学)と高知市の医療機器の製造販売会社「プラス・メッド」で、日立産業制御ソリューションズが技術提供した。
 慢性腎不全の透析治療は、動脈と静脈をつないだ血管(シャント)に針を刺し、血液を体の外に送り出している。透析用の針は点滴用に比べて外径が2倍以上の大きさがあり、刺せるポイントも限られてくるため、挿入に痛みが伴ったり、動脈硬化で針が入りにくかったりするなどの課題があったという。
 佐藤教授らは、テレビのリモコンにも利用される人体に無害な近赤外光に着目。近赤外光が皮膚を透過し、血液で吸収される特徴を利用し、さらに慢性透析患者の皮膚を透過しやすい波長を選び出した。
 昨年8月から、高知市の「いずみの病院」で患者約50人に臨床研究を実施。1回で針を刺す成功率は、8~9割程度からほぼ100%近くに向上したという。同病院看護部の門田恭子師長は「刺し直しは患者さんに大きな負担となっていた。血管を見ながら正確に刺せるので患者さんの負担軽減につながります」と話す。
 国内では30万人以上が透析を受け、4000以上の施設で、毎日30万回以上の針の挿入が行われているという。佐藤教授は「新たな医療機器を製品化できれば、成功率が格段に向上する」と期待を寄せた。
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【高知大】透析 血管画像見ながら

2017年05月13日 08時00分47秒 | 医療情報
【高知大】透析 血管画像見ながら
2017年5月12日 (金)配信読売新聞

 ◇高知大医学部などカメラ開発
 ◇「針刺し正確に」患者負担減へ
 人体に無害な光を使って透析患者の血管を映し出す医療用カメラの開発に、高知大医学部などの共同研究チームが成功した。同カメラを用いた臨床研究では、血管に針をこれまで以上に正確に刺せるようになり、患者と看護師らの負担軽減に役立つという。同チームによると、世界初の技術で、今秋の製品実用化を目指している。(磯江祐介)
 新技術の開発に成功したのは、高知大医学部の佐藤隆幸教授(循環制御学)と高知市の医療機器の製造販売会社「プラス・メッド」で、日立産業制御ソリューションズが技術提供した。
 慢性腎不全の透析治療は、動脈と静脈をつないだ血管(シャント)に針を刺し、血液を体の外に送り出している。透析用の針は点滴用に比べて外径が2倍以上の大きさがあり、刺せるポイントも限られてくるため、挿入に痛みが伴ったり、動脈硬化で針が入りにくかったりするなどの課題があったという。
 佐藤教授らは、テレビのリモコンにも利用される人体に無害な近赤外光に着目。近赤外光が皮膚を透過し、血液で吸収される特徴を利用し、さらに慢性透析患者の皮膚を透過しやすい波長を選び出した。
 昨年8月から、高知市の「いずみの病院」で患者約50人に臨床研究を実施。1回で針を刺す成功率は、8~9割程度からほぼ100%近くに向上したという。同病院看護部の門田恭子師長は「刺し直しは患者さんに大きな負担となっていた。血管を見ながら正確に刺せるので患者さんの負担軽減につながります」と話す。
 国内では30万人以上が透析を受け、4000以上の施設で、毎日30万回以上の針の挿入が行われているという。佐藤教授は「新たな医療機器を製品化できれば、成功率が格段に向上する」と期待を寄せた。
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