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穏やかな日々を

脳梗塞後の神経細胞「再生」期待 岡山大大学院教授ら、実験成功

2019年11月07日 22時22分04秒 | 大学
脳梗塞後の神経細胞「再生」期待 岡山大大学院教授ら、実験成功
2019年11月6日 (水)配信山陽新聞

 岡山大大学院脳神経内科学の阿部康二教授、山下徹講師らのグループは、脳梗塞後の脳内に特定の遺伝子を導入することで、細胞の栄養供給などに関わるグリア細胞が、神経細胞に変わることをマウスの実験で突き止めた。脳梗塞などで脳の神経細胞が死滅すると、情報伝達ができずに手足のまひや言語障害といった後遺症が出るが、神経細胞には再生する力がほとんどなく、新たな再生医療実現に向けての成果と期待される。
 阿部教授らは、特定の3遺伝子をマウスの尾の線維芽細胞に導入して神経細胞を作るという米国のグループが既に発表している技術を活用。脳梗塞にしたマウスの脳内にあるグリア細胞に3遺伝子を注入し、蛍光タンパク質で目印を付けてそれぞれの細胞を観察すると、52日後にグリア細胞が神経細胞に変わっていた。
 再生医療を巡っては、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使う方法が注目されている。ただ、iPS細胞はさまざまな細胞になる能力があるが、目的の細胞に成長しきっていない未分化の細胞が残っているとがん化する恐れがあると指摘されている。
 阿部教授らによると、今回の方法は未分化の過程を経ないため、がん化のリスクが低く、iPS細胞を作るより短期間でできるメリットがある。一方で、実験で得られた神経細胞はわずかで、治療効果が得られるだけの数をどう確保するかという課題もある。
 脳梗塞を含む脳卒中の患者数は年間118万人と推計される。山下講師は「神経細胞が死滅しても、豊富に残るグリア細胞を活用できる可能性が示された。できるだけ多くの神経細胞を作り出す方法を見つけ、脳梗塞の後遺症に苦しむ患者さんを救いたい」と話している。成果は英科学誌に掲載された。
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京大元教授に賠償命令 研究費不正、1億5千万円

2019年11月07日 22時19分27秒 | 大学
京大元教授に賠償命令 研究費不正、1億5千万円
2019年11月6日 (水)配信共同通信社

 研究用物品の納入を巡り研究費が不正使用されたとして、京都大が同大大学院薬学研究科の辻本豪三(つじもと・ごうぞう)元教授(66)に約1億5千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、京都地裁(久留島群一(くるしま・ぐんいち)裁判長)は5日、請求通り全額の支払いを命じた。
 判決によると、元教授は翌年度に繰り越しができない研究費を、物品購入などで使用したように見せかける「預け金」として不正に使用。業者にプールされた預け金は2005年までに約1億8千万円に上った。
 久留島裁判長は、判決理由で「ルールに従わずに研究機関の預金を払い出すことは違法というほかない」と指摘。元教授側は「単年度主義の会計原則から、仕方なく預け金を行っていた」と主張したが、「研究費確保のための非常措置として最低限の額を確保するという意識であったとは認めがたい」と退けた。
 元教授は研究用の機器納入を巡り、業者から賄賂を受け取ったとして12年に東京地検特捜部に収賄容疑で逮捕、起訴され、16年に最高裁で実刑判決が確定していた。
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廊下で細胞採取や投与 大阪医大、無届け再生医療

2019年11月07日 22時15分21秒 | 大学
廊下で細胞採取や投与 大阪医大、無届け再生医療
2019年11月6日 (水)配信共同通信社

 大阪医大(大阪府高槻市)の男性元講師が、患者から採取した脂肪幹細胞を培養して投与する再生医療を国に無届けで実施したとされる事件で、細胞の採取や投与が大学の研究室前の廊下で行われていたことが6日、大学への取材で分かった。大学や国に研究を事前に申請していなかったため、正規の施設が使えなかったとみられる。
 大学によると、元講師は今春、40~80代の男女計5人に対し、局所麻酔や脂肪組織の採取を行った。うち40代女性に対しては、本人の脂肪幹細胞を培養して点滴投与。実施したのは大学研究棟最上階の人通りが少ない4階の廊下で、元講師が使う共同研究室の前に、ついたてやベッドを置いていた。共同研究室にはベッドを置く場所がなかったため、廊下を利用したとみられる。
 元講師は再生医療安全性確保法で定められた計画の審査や厚生労働相への提出を行っていなかったとして、府警が同法違反の疑いで、大学を家宅捜索するなどして調べている。
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アルツハイマー:血液1滴でアルツハイマー検査 「軽度認知障害の診断可能に」 名古屋市立大など

2019年11月07日 22時13分32秒 | 大学
アルツハイマー:血液1滴でアルツハイマー検査 「軽度認知障害の診断可能に」 名古屋市立大など
2019年11月6日 (水)配信毎日新聞社

 アルツハイマー病を血液1滴で診断できる可能性のあるマーカーを、名古屋市立大などの研究グループが発見した。アルツハイマー病の前段階の軽度認知障害(MCI)の診断も可能になるという。研究結果は先月、米国のアルツハイマー病の専門誌に掲載された。
 アルツハイマー病は、発症の20年以上前から「アミロイドベータ」と呼ばれるたんぱく質が脳に蓄積することが分かっている。研究グループは、2016年にアルツハイマー病の研究を行う中で、細胞にアミロイドベータを投与すると、たんぱく質の一種である「フロチリン」の分泌が低下することに気づいた。そこで、フロチリンをアルツハイマー病の診断マーカーに使えないかと考えた。
 研究グループは、画像診断でアルツハイマー病と診断された人15人と診断されなかった人15人の血液を分析。その結果、診断された人では、診断されなかった人と比べ、フロチリン濃度が低下していた。MCIも同様の結果だった。
 現在、アルツハイマー病を早期に発見する方法には、髄液検査や、陽電子放射断層撮影(PET)画像を用いる方法があるが、髄液検査は患者の身体への負担が大きく、PET診断も機器と試薬が高価で実施できる施設も限られている。血液マーカーを使った研究は他にもあるが、フロチリンに着目したのは初めてで、「簡便で費用も安価」という。
 研究を統括する名古屋市立大大学院医学研究科の道川誠教授は「今後さらに多くの人数で調べる必要がある。治療薬が米国で開発されており、早期発見の必要性がこれまで以上に高まっている。製品化を進めており、2、3年以内には実用化したい」と話した。【細川貴代】
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変わった花アブチロン

2019年11月07日 21時42分26秒 | 草花
アブチロン
「アブチロン」は、     
「チロリアンランプ」    
(浮釣木(うきつりぼく))と
 幅広タイプの花の     
 両方の名前。       



ご近所に、この花を大きく育てておられる方があって
見とれていたら、枝を切ってくださった。
挿し木をしたら、3本付いて大きくなったので
地に植えてやった。
もう少し早めに移さないといけなかったかな?
根が回って、泥を落とさないと離れなく
うまくついてくれればいいけどな?
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枯れ葉剤被害者の施設造る ドクちゃん育てた女性医師 「76億人の海図」(ベトナム)

2019年11月07日 18時11分18秒 | 戦い
枯れ葉剤被害者の施設造る ドクちゃん育てた女性医師 「76億人の海図」(ベトナム)
2019年11月6日 (水)配信共同通信社

 子どもたちが歓声を上げながら、女性医師グエン・ティ・フオン・タン(60)の元に集まって来た。駆け寄るのではない。手足に障害のある男の子、女の子が、車いすを動かし、松葉づえを使って懸命に歩いてくる。
 ベトナム南部ホーチミンのトゥーズー病院。「平和村」と呼ばれるリハビリ施設に35人の障害児らが暮らす。タンは2015年まで平和村の責任者を務め、今も子どもたちに慕われている。
 障害児の親や祖父母らは、ベトナム戦争中に米軍が散布した枯れ葉剤を浴びたり、散布地域で活動したりしていた。枯れ葉剤に含まれた猛毒のダイオキシンが、子や孫たちにも先天的な重い障害をもたらしたのだ。
 ▽母のように
 ホーチミンの医科大を卒業したタンは1989年、トゥーズー病院に配属された。前年10月、結合双生児として生まれたグエン・ベト、ドク(38)兄弟の分離手術が同病院で成功。兄弟は手術前、日本赤十字社の支援により東京で入院していたので、日本では「ベトちゃん、ドクちゃん」の愛称で親しまれていた。
 タンは、2人の看護を病院に命じられる。兄のベトは脳症の後遺症で意識がなかった。「もしミスをしたら命に関わるので、すごいプレッシャーを感じました」
 兄弟が生まれたのは、枯れ葉剤が大量にまかれたベトナム中部の高原地帯だった。この看護経験をきっかけに、タンは枯れ葉剤の被害に関心を持ち、医学的に調べるようになった。トゥーズー病院に平和村が開設されると専属医師となり、ベト、ドク兄弟のほか多くの障害児たちの治療やリハビリに貢献した。
 ベトは26歳で死亡したが、ドクはパソコンを学び、同病院の事務員として働くようになる。2006年には結婚。男女の双子が生まれた。
 タンは「ドクちゃんが小さい頃から面倒をみてきたので、仕事をして家庭を持てたのはとてもうれしい」と笑顔で話す。
 ドクは平和村での日々を振り返った。「タン先生は母親のような存在。私が悩んでいる時、さまざまなことを教え、励ましてくれた」
 ▽上空の白い煙
 米軍は1961年から71年にかけて、南ベトナム解放民族戦線の拠点や補給路のある密林を破壊するため、枯れ葉剤約8千万リットルを散布。60%を占めた「エージェント・オレンジ」という種類には多量のダイオキシンが含まれていた。ダイオキシンには強い発がん性や催奇形性があり、散布地域で先天性異常児やがん患者が多発した。被害者は300万人以上になる。
 「ドンナイ省には、米軍が枯れ葉剤の貯蔵、積み込みに使ったビエンホア軍用空港があるので汚染も被害もひどい」。ベトナム枯れ葉剤被害者協会ドンナイ支部の女性会長ダオ・グエン(62)が顔を曇らせる。「多くの人が重い障害のため働けず、困窮しています」
 ビエンホアに住むホー・クアン・タイ(24)は両脚が動かず、手にも力が入らない。自宅で介護する母親ブー・ティ・キム・リー(58)が嘆く。「息子がこんな姿で生まれて来たのは、とても悲しい。いろんな病院に連れて行ったが、治らなかった...」。リーは10歳の頃、米軍機が白い煙のようなものを上空からまくのを見た。「すごく嫌な臭いがして、目が痛くなった。あの時の光景が原因で、自分の子に障害が出るようになるとは思ってもみなかった」
 ビエンホア空港で4月、ダイオキシンに汚染された土壌の除染が始まった。ベトナムと米国が10年間、共同作業する。米国は当初5年間に約1億8千万ドルを拠出するが、「枯れ葉剤と健康被害との因果関係は証明されていない」として責任は認めていない。
 ▽果実と化学兵器
 タンは、枯れ葉剤被害者のための新たな総合施設をホーチミン郊外に建設する計画を進めている。名称は「オレンジ村」。医療やリハビリだけでなく、障害児の自立と就労支援を重視している。
 「平和村では、子どもたちが大きくなってから、仕事を見つけるのにとても苦労した」とタンは話す。これまでに職業訓練を受けた障害児はわずか3~4%で、約30%が未就労だとみられる。「オレンジ村には農場を造る。子どもたちと農作物を育て、他の仕事についても教えていきたい」
 ベト、ドク兄弟の分離手術は日本赤十字社が支援したが、オレンジ村については、ベトナムで障害児教育に関わった日本人有志でつくる「オレンジ村支援日本委員会」(京都市)が募金活動などをしている。17年、同委員会の招待でタンは来日。障害者福祉工場や共同作業所を見学した。
 新施設の名称は果実から取ったのではない。「猛毒の枯れ葉剤、つまりエージェント・オレンジから名付けたのです」。史上最大の被害を生み出した化学兵器を忘れまい、という強い意志を感じた。(敬称略、藤原聡、)
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投球数制限は来春選抜から 投手障害予防の有識者会議

2019年11月07日 18時04分10秒 | 運動スポーツ
投球数制限は来春選抜から 投手障害予防の有識者会議
2019年11月6日 (水)配信共同通信社

 日本高野連が設けた「投手の障害予防に関する有識者会議」の第4回最終会合が5日、大阪市内で開かれ「1人の1週間の総投球数を500球以内」とする投球数制限を盛り込んだ答申案をまとめて公表した。3連戦を回避する日程の設定も明記した。日本高野連と都道府県高野連が主催する大会が対象。試行期間を来春の第92回選抜大会を含む春季大会から3年間とし、期間内は罰則のないガイドラインとして運用するように提示した。
 20日に座長を務める慶応大教授の中島隆信(なかじま・たかのぶ)氏が日本高野連の八田英二(はった・えいじ)会長に答申を手渡し、29日の日本高野連理事会に諮る。
 答申案は(1)投球数制限や3連戦を回避する日程設定などの「競技団体としての責務」(2)週1日以上の完全休養日の導入、複数投手の育成に留意などの「加盟校が主体的に行うべきこと」(3)指導者のライセンス制検討、学童や中学野球大会での試合数の精選などの「野球界全体で取り組むべき課題の検討」―という三つの大きな柱で構成された。
 中島氏は「日本高野連がこれを受け取ってどういう形で実践していくかを見守り、その結果として、野球に携わる若者全てが気持ち良く野球ができることを期待している」と総括した。
 有識者会議は、昨年12月に新潟県高野連が、春季県大会で1人の投手が1試合で投げられる球数を100球とする独自の投球制限の導入を表明(のちに見送り)したことをきっかけに発足した。
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自らの言葉で堂々質疑 委員会室で大きな拍手

2019年11月07日 17時53分04秒 | 行政
自らの言葉で堂々質疑 委員会室で大きな拍手
2019年11月6日 (水)配信共同通信社

 重い障害のある立場だからこそ、国会で訴えることがある。れいわ新選組の木村英子参院議員が5日、参院国土交通委員会で初めての質疑に臨んだ。脳性まひのため体をほとんど動かせない木村氏は、質問が書かれた紙を介助者に示されながら自らの言葉で赤羽一嘉国土交通相らを相手に堂々と質疑。約30分の持ち時間が終わると委員会室全体で大きな拍手が起こった。
 木村氏は介助者の女性に付き添われ、車いすで委員会室に姿を見せた。体に毛布を掛け、介助者からタオルで顔を拭いてもらったり、水分補給をしてもらったりしながら自らの出番を待った。
 木村氏は質疑の冒頭、障害者の立場から質問すると強調。かつて車いすを利用する障害者を対象としていたトイレにさまざまな機能が加わり、「多機能トイレ」と変わったことで利用者が増え、必要としている障害者が使えない現状を訴えた。
 赤羽氏に「多機能トイレを利用したことがあるか」と問うと、赤羽氏は「利用しないようにしている」。木村氏は「それは大変助かります」と応じ、和やかなムードになる一幕もあった。
 自らの体験にも基づき「大きなバリアーの一つがトイレの問題だ」と述べた木村氏に、赤羽氏は「大変貴重な意見をありがとうございました。しっかりと見直すように指示したい」と謝意を表した。
 災害避難所における障害者への配慮についても質問。「障害者にとって防災計画は命を左右する」として、各自治体が障害者を対象とした避難計画を早急に策定することも求めた。
 質問の際の挙手は介助者が代行。原稿に目を通すだけでなく、時折質問する相手を見据えた。答弁に、考え込むような表情も見せた。
 委員会室には多くの報道陣が詰めかけ、支援者ら車いすを利用する数人が真剣なまなざしで見守った。
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障害者差別の解消訴え 憲政史上初、当事者が質疑 れいわ木村氏、参院委 福祉政策、前進の契機

2019年11月07日 17時49分56秒 | 行政
障害者差別の解消訴え 憲政史上初、当事者が質疑 れいわ木村氏、参院委 福祉政策、前進の契機
2019年11月6日 (水)配信共同通信社

 7月の参院選で初当選した重い障害のある木村英子議員(れいわ新選組)が5日午後、参院国土交通委員会で初の質疑に臨んだ。車いすに乗った木村氏は「障害者が地域で生活するにはさまざまなバリアーがある」とはっきりとした口調で指摘。国や自治体に義務付けられた「合理的配慮」により、障害者差別解消法の理念を実現するよう訴えた。参院によると、障害のため車いすと介助者が必要な議員による質疑は憲政史上初。
 当事者が国会で直接訴えたことで、障害者が直面する問題の解決に向け大きく前進する可能性が出てきた。
 木村氏は脳性まひで体がほとんど動かせないため、秘書らの介助を受けながら約30分間にわたり質疑。地震や水害の頻発を踏まえ、避難所となる学校などのバリアフリー化の必要性を訴えると、赤羽一嘉国交相は「バリアフリーが当たり前の世の中をつくる視点に立たなければいけない」と応じ、政府全体で対応を進める考えを示した。
 委員会は昼休憩をはさみ約5時間に及んだが、トイレのための途中退室を除いて全て出席した。
 閉会後の記者団の取材には「自分が今まで受けてきた差別やバリアーを課題として挙げ、解決に取り組みたい」と改めて強調。「体力的には厳しかったが、改善したい思いが強いから頑張れた」と振り返った。
 木村氏は8月1日の参院本会議で初登院。同5日に国交委に出席したが、発言する場面はなかった。れいわ新選組から同期当選し、難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)を患う舩後靖彦議員は11月7日の参院文教科学委で初の質疑をする予定。
 参院では木村、舩後両氏が大型車いすを利用できるよう本会議場の議席を改修し、採決に備えて押しボタン式の投票装置を設置。2人の議員活動に対応するため車いすのまま乗り降りできる福祉車両の導入を決めるなど、バリアフリー化を進めている。
 国交委は公設秘書による質問代読を認めるほか、介助に要する時間は割り当ての質問時間に含めないといったルールを定めた。
 ※合理的配慮
 障害のある人にとって、障壁となる事象を取り除くために何らかの対応を求められた際、過度な負担にならない範囲で配慮すること。車いすの人が段差を移動する際にスロープなどで補助したり、聴覚障害や言語障害がある人に筆談や手話でコミュニケーションを取ったりすることなどが例として挙げられる。2016年4月に施行された障害者差別解消法で国や自治体などに義務付けられた。民間事業者は努力義務。
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拳銃奪われ重傷の巡査退院 大阪、復帰目指す

2019年11月07日 17時47分14秒 | 事故事件訴訟
拳銃奪われ重傷の巡査退院 大阪、復帰目指す
2019年11月6日 (水)配信共同通信社

 大阪府吹田市の千里山交番で6月、古瀬鈴之佑(こせ・すずのすけ)巡査(27)が包丁で刺され拳銃を奪われた事件で、重傷を負い入院していた古瀬巡査が5日、退院した。今後は週に数回程度通院しながらリハビリを続け、復帰を目指す。
 府警によると、古瀬巡査は生活に支障がない程度まで回復し、リハビリの一環で軽いジョギングをすることも可能だという。
 事件は6月16日に発生し、古瀬巡査は包丁で胸や太もも、腕など7カ所以上を刺されるなどした。胸の傷は肺を貫通して心臓まで達し、一時意識不明となったが、その後回復し、転院先の病院で治療を続けてきた。
 強盗殺人未遂の疑いで逮捕された飯森裕次郎(いいもり・ゆうじろう)容疑者(33)は、事件当時の精神状態を調べるため、12月2日まで鑑定留置となっている。
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1週間で500球以内、3連戦回避…高野連有識者の答申

2019年11月07日 17時44分39秒 | 運動スポーツ
1週間で500球以内、3連戦回避…高野連有識者の答申
2019年11月6日 (水)配信朝日新聞

 4月に始まった「投手の障害予防に関する有識者会議」は5日、最終答申の骨子をまとめた。投球数制限のみにとどまらない変化を求め、日本高校野球連盟などの競技団体や加盟校、そして野球界全体に対しても踏み込んだ提案をした。
 答申はまず、日本高野連と各都道府県高野連が主催する大会で、3連戦の回避や、1人あたりの投球数を1週間で500球以内とすることなどを求めた。罰則を設けない試行期間は、来春の選抜大会から3年間。罰則や、試合での運用については、今後の日本高野連での議論に委ねた。
 指導者への注文も目立つ。部員が体の異変を訴えやすいようにコミュニケーションの取り方を工夫することや、正しい投球フォームについて見識を深める。そんな常識と言っていいような内容を、あえて明文化した理由について中島隆信座長(慶大商学部教授)は「当たり前だと思われていることを、できていない人たちがいる。独りよがりな指導はもう通用しないということを明文化して理解してもらい、問題が起きたときのよりどころになれば」と説明した。
 新潟県高野連が、障害予防などを目的に今春の県大会で独自に1試合100球の制限を導入しようという一石を投じて始まった議論。会議は投球数制限だけではなく、金属製バットの性能の見直しや、野球界全体へ向けて指導者のライセンス制の検討など、多様な議論を深めた。新潟県高野連会長の富樫信浩委員は「投球数制限も、様々な視点があるなかでの話。議論が進んだことが素晴らしい。一番進みにくいスポーツだと思っていたので」と、成果について語った。
 答申は、練習での健康管理や指導者の育成、小中学生の競技団体との連携など、野球界が抱えるいくつもの問題に言及した。川村卓副座長(筑波大野球部監督)は、議論を終え、「多くの方から『野球が変わっちゃうよな』と意見を頂いたが、私としては『野球が変わっていかなければいけない』とお答えしたい」と話した。(高岡佐也子)
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近大生一気飲み急死、9人略式起訴 学生の飲酒では異例

2019年11月07日 17時41分16秒 | 大学
近大生一気飲み急死、9人略式起訴 学生の飲酒では異例
2019年11月6日 (水)配信朝日新聞

 近畿大学の学生が2017年12月、テニスサークルの飲み会で飲酒後に急死した事故で、大阪区検は5日、保護責任者遺棄致死容疑で書類送検された当時の同大生ら計12人のうち9人を過失致死罪で略式起訴した。地検が発表した。学生の飲酒死亡事故で関係者が起訴されるのは異例。
 起訴内容などによると、17年12月11日夜に大阪府東大阪市の居酒屋であった飲み会で、学生4人は近大経済学部2年の登森勇斗(ともりはやと)さん(当時20)の一気飲みを止めずに多量に飲酒させ、呼びかけに反応できない状態に陥らせた。介抱役の5人はその後に登森さんの体温が低下し、自力歩行できない状態と認識していた。しかし、9人は119番通報などの措置をとらず、翌12日に登森さんを急性アルコール中毒による蘇生後脳症で死亡させたとされる。
 府警の書類送検を受けて捜査した区検は、9人が登森さんの死亡の危険を認識しながら故意に放置したとまではいえないと判断。保護責任者遺棄致死罪の適用を見送り、法定刑がより軽い過失致死罪で起訴した。地検などによると、書類送検されていた他の3人は不起訴処分(嫌疑不十分)にしたという。
 書類送検時の府警の発表によると、登森さんはショットグラス約20杯分のウォッカをビールグラスに入れて一気飲みするなどした後、呼びかけに応じなくなった。飲み会後に「介抱役」の2年生8人が上級生に救急搬送するか相談したが、発覚を恐れて救急車を呼ばなかったという。(多鹿ちなみ、細見卓司)
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「クラフトボス ミルクティー」170万本を自主回収

2019年11月07日 17時37分25秒 | 
「クラフトボス ミルクティー」170万本を自主回収
2019年11月6日 (水)配信朝日新聞

 サントリー食品インターナショナルは5日、「クラフトボス ミルクティー」の500ミリリットル入りペットボトル約170万本を自主回収すると発表した。腹痛を起こす可能性があるという。現時点で健康被害は報告されていない。
 対象はキャップ下部に記された賞味期限が「2020年8月」で、末尾の製造所固有記号が「/JJ」とある商品。キャップやボトルについた微生物が製造過程で殺菌できず、残ってしまったという。消費者から「酸っぱく感じる」などと指摘があった。見た目では紅茶とミルクが分離しているという。
 問い合わせは午前9時~午後5時に特設のお客様対応窓口(0120・774・310)へ。土日祝日は除くが9、10日は受け付ける。(長橋亮文)
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