新へそ曲がりおじさんの花便り(旧へそ曲がりおじさんの、へそ曲がりなオカヤドカリ飼育法)        

わけあってリニューアルオープンします。オカヤドカリの飼育はやめたので、花便りがメインになります。

親子のご対面?

2018-02-20 23:05:03 | その他の多肉植物



左にあるのは「紅司」で、右上は「王妃錦司晃」。


で、右手前にあるのは「ジョアンダニエル」。

実は、買ってきてから調べたところ、ジョアンダニエルは、紅司と王妃錦司晃を掛け合わせて作られた子供だということが判明。

こんなこともあるのです。








これが「ジョアンダニエル」

見るからに紅司の血を引いていることがわかるが・・・・。

かなり安い値段でした。








こちらが「王妃錦司晃」です。

本当は買うつもりはなかったが、ほかで売っている値段の半分だったので、ついつい値段につられて連れ帰ってしまったが・・・・。

まさかジョアンダニエルの片親だったとは。

ここにきて急に流通するようになったようで、6ヶ所で売っていて、ほかはどこも同じ値段。

なのに、これはその半分の値段。








これは前からいる「紅司」。

12月に挿し芽をして、かなり根も張ってきているが・・・・。


寒い時期は比較的コンパクトに育つが、春になると上に伸び始め、やがてだらしない姿になり果てる。

葉挿しはできなくもないが、発根するだけで芽を出さないことが多く、お勧めができません。



が、ジョアンダニエルはあまり伸びないらしいが。

王妃錦司晃の血を引いているので、葉挿しはできるかも。
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ヒナまつりさんのコメントに関してチョット       追記です

2018-02-20 03:36:35 | その他全般
ネット上で検索すると、多肉植物に限らず、多くのものに非常に多くの情報がヒットします。

多肉植物に関する情報も非常に多いが、その内容にはある一定の傾向があることをご存じだろうか。

特に、ショップなどではほとんど同じようなことが書かれている。

で、若い世代(50代まで)の人はその情報に影響を受けやすい。

が、私はそれよりさらに前の世代で、若い世代が生まれる前から園芸に携わってきた。

それなので分かるのだが、今ネット上にあふれている多肉植物に関する情報。

その多くは「50年以上前に売られていた本のコピー」なのです。

で、その頃の多肉植物はかなりマイナーな存在で、サボテンがメインであった。

その本は我が家にまだ1冊残っているが、その本の題名は「サボテンと多肉植物」。

そして、ページ数の8割余りは「サボテン」のことで、最後の方に多肉植物のことが。

エケベリアなどほんの少ししか載っていない。

ハオルシアもほんの少し。

センペルなどはゼロ。

なのに、そのころの栽培法が今もほとんどそのまま流用されている。


そう、私の栽培法が普通と大きく違うのは、このことを知っているからなのです。

で、本題に戻るが。

エケベリアの植え替えに関して。

植え替えの前に土を乾かしてはいけません。

少々湿っていても全く問題はないのです。

というより、乾かすと細い根が枯れてしまい、後の結果が良くないこともあります。

胴切りをして挿す場合も同じです。

「切り口を乾かしてから」というのはサボテンの話だ、サボテンに似たような「ユーフォルビア」などは切り口を乾かす必要もあるが、エケベリアやカランコエなどは乾かさないほうがいいのです。

植え替え後の水やりも、「発根してから」では遅いんだがね。


冷静になって考えてみればわかると思うが、新しく伸びる根の先は乾燥を嫌うのと、土が乾いているとうまく発根しないこともあるのです。

エケベリアの根は細いので、特に乾燥には弱いです。


これは「ハオルシア」にも言えます。

新しく伸びるハオルシアの太い根。

太くて非常にみずみずしい根。


みずみずしいということは・・・・。

それだけ乾燥に弱いのです。

細い根などはすぐに乾いて枯れてしまう。



ついでなので書いておくが、ネット上では根腐れの原因を「水のやりすぎ」と書いてあることが多いが、これもかなり昔に言われていた話のコピーです。

万一根腐れが起きたら、水以外の原因を探すことです。

根腐れの原因のほとんどは「土」にあると思うことです。



ランなどでは、「バーク」が原因のことが多いかも。




チョット書き忘れていたことがあるので追記をしておきます。


昔はサボテンが中心で、多肉植物が少なかったことはすでに書いているが、そのことで、後から普及し始めた多肉植物に関しての栽培法が良くわからなかったようで、「サボテンに準じた扱いでよいだろう」と考えたようです。

そのため、実際とはかなり違う栽培法が広まったようです。

例えば、「水は土が乾いてからやる」

一部の特殊なものは別として、土が乾いてからではうまく育たないものも多いのです。

なので、私はいつも「土が乾く前にやる」と書くのです。

挿し木に関しても、「切り口を乾かしてから」と書いてあるところがほとんどだが、これもサボテンのやり方をそのまま流用しているだけ。

なので、切り口を乾かすと発根しないで枯れるものもある。



後、この巨大なエケベリアだが、植えてある土は畑の土と似たような感じで、「多肉用の土」ではなかったです。

人によっては、普通の培養土を使う人もいます。

それと、大きく育たないときは「土が悪い」と思った方が良いかも。

私はこれと同じレベルの巨大なエケベリアを何度も見ているが、全て普通の土を使っています。

正直、多肉用の土では根の張りがいまいちよくありません。

その点、普通の土は良く根を張ります。

それには水もそれなりにやる必要があるが。

そう、「土が乾いてから」ではなく「土が乾く前に」です。


サボテンだってこの方が良く根を張るんだがね。
コメント (2)
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