ここの所「光阻害」という言葉にこだわっている人からのコメントが多いのだが、ここを訪れる人の中に「光阻害」という言葉をご存知の方がどれだけいるのだろうか。
彼は「70年前の文献」を引き合いに出してくるのだが、70年前と言えば、まだ私が中学生になったばかりです。
それ以来70年間、「光阻害」という言葉など一度も聞いたこともないし、園芸書などでも目にしたことはないのだが。
それがここにきて突然出てきたのだが・・・・。
そして、彼はしきりに「生物学」を引き合いに出すが、今の生物学は絶対的な存在ではなく、生物学をもってしても「説明不能」なことだらけ。
生物学というと「ダーウインの進化論」も有名ではあるが、この有名な進化論でも説明できないことはいくらでもあるのだ。
そう、誰でも知っているくらい有名な「ダーウインの進化論」ですら説明が出来ないものがいくらでもあるのが「生物学」の実態なのです。
なので、文献が存在するだけではその正当性などとても問えないのだ。
なのに、それが正しいと言い張る。
ただ・・・・。
「光阻害」という言葉自体も本来の意味を持つ言葉ではない可能性もあるのだがね。
正直なところ、彼の言うところの「文献」は日本人が海外の文献を「翻訳」したものだろうから、本来の意味とは違っている可能性だってある。
ていうか、翻訳作業は非常に難しい事で、歴史や文化の違いなどから、日本語に該当する言葉がないこともよくあり、翻訳する人によって使う言葉に違いが出ることもよくあるので。
文学の世界ではこれで良くもめるらしいが。
それにもかかわらず、彼は必死になって「光阻害」という言葉を広めようとしているのだ。
はてさて。
「光阻害」という言葉はどこまで認知されるのか。
今でも私には認知不能だがね。
ヒョットして、今年の「新語流行語大賞」の候補になる?。
書き忘れたことがあるので。
翻訳の難しさ以外にも、「和製外国語」もあって、外国では通じない言葉も多い。
日本人は外国語を「ローマ字読み」するのだが、その読み方にも違いがあり、そのことで元は同じ言葉なのに、日本では別の意味を持たせることも。
カップとコップ。
グラスとガラス、などはその代表格かも。
日本では別扱いをするが、元は同じ言葉であって、読み方の違いだけなんだがね。
それどころか、同じものなのに別の国の言葉を混同することあってある。
「シャベルとスコップ」がそれで、シャベルは英語だが、スコップはオランダ語で、どちらも同じものを言う。
さらに、ドイツ語やフランス語、イタリア語、中国語、韓国語、ロシア語・・・・と、まるで「ごった煮」の様な状態なのだ。
光阻害。
どうしても「阻害」という言葉に違和感しか感じないのだが・・・・。
たぶん意味が違うと思うが。
適切な言葉がないので使ったのかも。
それと、英語などでは「前後にあることば」で全く意味が違うことも多く、それで問題が起きることもあるが。
園池公毅助手 (当時35歳)
平成 8年度の日本植物学会の奨励賞 受賞。
受賞の対象となった研究。
「光化学系Iとその低温光阻害のメカニズム」
当時の1平成8年度理学部広報に載ってしまた。
以下引用。
「園池さんは、自然界でおこる植物の低温傷害は光の弱い明け方にもみられることに注 目し、弱光条件での低温光阻害のメカニズムについて研究 した結果、その阻害部位は、光化学系Ⅱではな く光化学系 Iであることをつきとめました」
大学などの研究室には多いんだよ。
それが嫌でやめる人も多いからね。
いくら研究しても成果が出ないとどうなるか。
ほぼ間違いなく「早く成果を出せ」と暗黙のうちに圧力がかかり、それに耐えられずに辞めるんだよ。
ところが、実際の役に立とうが立たなかろうがお構いなく、「○○賞受賞」となると大手を振って居残れる。
さらに、「理学部広報」などだれが読むなよ。
関係者以外はほとんど読まず、一般人はまず読まないよ。
そんなものを読むのは余程の暇人か変人くらいだろうね。
俺も時間の無駄になるので絶対にになるので
こういうのを「研究のための研究」っていうんだよ。
せっかくの研究も利用価値はない。
こんなものはいくらでもあるかね。
出来るでしょう。
ひょっとして、タイトルしか読んでいない?。
文献の量が膨大過ぎて、タイトルるだけ読んで文句を言いにきた?。
俺の文章が理解できないようだと、文献などもっと理解できないだろうね。
ひょっとして、その文献は20文字しかなかったのかな?。