右が「断崖の緋牡丹」で、左は「段階の女王」です。
同じ仲間ではあるが、開花がそろうことはあまりなく、珍しく同時に咲きそろいました。
そこでまたもや気まぐれの虫が。
この仲間は自家不稔ではないので、単独でも種はできるが、人為的に受粉をしないとめったに種はできません。
そこで・・・・。
気まぐれに相互の花粉を使って交配をしてみることに。
ちなみに、画像では上手く写せなかったが、断崖の緋牡丹の雌蕊は雄蕊より奥にあるが、断崖の女王の雌蕊は雄蕊よりも先の方にある。
そう、どちらも雌蕊と雄蕊の位置がずれているので、放っておくと受粉しにくいのです。
種が出来たかどうかは半月もすればわかるだろう。
これは断崖の女王たちです。
若干日光不足で徒長を強いるが、こんな鉢があと2つあります。
こちらは「上海の女王」たちです。
やたらと上に長く伸びるで切り戻しをしたが、すぐ脇芽を伸ばし始めます。
こちらは夏に咲くので、交配には使えないが、交配する気にもなりません。
ちなみに、茎挿しや葉挿しでも増やせます。
右が親株で、左は実生苗です。
手前は去年切り詰めた枝を挿したもので、茎挿しでも増やせるのです。
追加の画像です。
これは2年前に種を蒔いた「断崖の緋牡丹」の子供たちです。
これでいったい何本くらいあるのか。
似たような鉢がもう1つあるので、100本は優に超えます。
寒さには比較的強いようで、屋内なら「-3度」でも平気だが、屋外だとどうなるのか。
断崖の緋牡丹と女王の交配をしたので、種が出来れば実生をするだろうから、次の冬越しでは置き場所の確保が難しくなるので、片方は屋外に置くことになりそうです。
それなりの防寒対策をすれば何とかなると思うが・・・・。
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