「マツタケ」と言えば、「高級品」というイメージが強いと思うが、私が子供だった頃は意外と安物扱いをされていて、シイタケの方が高級品だったかも。
なので、マツタケを腹いっぱい食べた記憶はあるのに、シイタケを腹いっぱい食べた記憶は全くないのです。
煮物などで食べてはいたと思うが、マツタケほどたくさん食べてはいないので、記憶に残っていないのです。
それではどのくらい食べたのか。
ちなみに、私の家は酒屋だったこともあってか、秋になるとどこからかたくさんのマツタケの頂き物が届くのです。
その量は・・・・。
小柄な女性の腕ほどもある大きなマツタケが10数本。
なかには傘が大きく開いたものもあって、その傘で子供の顔が隠れたほどの大きさです。
が・・・・。
マツタケと言えば「炊き込みごはん」「茶碗蒸し」「土瓶蒸し」を連想する人もいるだろうが、マツタケはたくさんいただいても、そのようなものを食べたことはありません。
それは、私の母が料理を作るのが嫌いで、手の込んだ料理は絶対に作らないのです。
しかも、当時は高級品でも何でもなかったためか、8人家族の中で最もたくさん食べたのは私なのだが、それで文句を言われることもなかったので。
で、その食べ方だが。
今は知らない人ばかりだろうと思うが、そのころは暖を取るための「火鉢」というものがあり、そこで軽く焼いて醤油をつけて食べて束ました。
もっとも、1本丸ごとには焼くことができないので、適当なサイズに咲いて焼いたがね。
今風に言うなら、ホイル焼き?。
当然のことではあるが、家の中はマツタケの香りで充満します。
そして、小柄な女性の腕ほどもある大きなマツタケだったので、2本も食べたらもう満腹で何も食べる気にはなりません。
今こんなことをしたら・・・・。
何万円(もっと多いかも)も取られるだろうね。
マツタケだけでお腹がいっぱいになる。
今では夢物語かも。
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