Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンのソナチネ ハ長調WoO44を聴く

2017-02-16 06:23:56 | ベートーヴェンの室内楽曲および器楽曲
今回取り上げるのは1770年生まれのベートーヴェンが、
1796年に作曲したソナチネ ハ長調WoO44である。
原曲はマンドリンとチェンバロによる曲のようだが、
ここではリコーダーとギターで演奏されている。
演奏はミカラ・ペトリのリコーダー、
ラルス・ハンニバルのギターによるものである。
リコーダーの奏でる明るく軽やかな旋律を、
ギターの伴奏が支えている。
中間部で感じが変わりやや感傷的になり、
再び冒頭の明るい旋律が繰り返されて終わる。
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ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの行進曲変ロ長調Wo029を聴く

2017-02-15 06:25:57 | ベートーヴェンの室内楽曲および器楽曲
今回取り上げるのは1770年生まれのベートーヴェンが、
1810年に作曲した行進曲変ロ長調Wo029である。
2本のクラリネット、ファゴット、ホルンのための作品である。
演奏はモッツァフィアートによるものである。
軽快な旋律が2本のクラリネットにより奏でられ、
ファゴットがリズムを刻み、ホルンが絡んでいく。
1分ほどの短い曲で、ほのぼのとした作品である。
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ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンのモーツァルト「魔笛」の主題による12の変奏曲作品66を聴く

2017-02-05 10:10:50 | ベートーヴェンの室内楽曲および器楽曲
今回取り上げるのは1770年生まれのベートーヴェンが、
1796年に作曲したモーツァルト「魔笛」の、
「娘か女か」の主題による12の変奏曲作品66である。
演奏はジャクリーヌ・デュ・プレのチェロ、
ダニエル・バレンボイムのピアノによるものである。
モーツアルトの「魔笛」の中の有名なパパゲーノのアリア、
「恋人か女房があればいいが」を主題にした変奏曲である。
最初の主題はピアノが奏でていくが、変奏の部分に入ると、
チェロも旋律を受け持ち、ピアノとチェロで交互に旋律と、
伴奏の部分を受け持っていき、曲は進行していく。
短調に転じていく第10・11の変奏の部分は叙情的で、
そのあとは軽快で明るい第12変奏となり、
いったん盛り上がりをみせたあと、最後は穏やかに終わる。
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ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンのポロネーズ ハ長調作品89を聴く

2017-01-31 07:20:27 | ベートーヴェンの室内楽曲および器楽曲
今回取り上げるのは1770年生まれのベートーヴェンが、
1814年に作曲したポロネーズ ハ長調作品89である。
演奏は横山 幸雄のピアノによるものである。
医師アンドレーアス・ベルトリーニの委嘱を受け作曲され、
ロシア皇后エリザベータ・アレクシェヴナに献呈された。
力強い一音から始まり、流れるような旋律が奏でられ、
そのあとポロネーズの主題が奏でられていく。
軽快で華やかさがある舞曲で、最後は力強く終わる。
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ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第12番変ホ長調作品127を聴く

2017-01-29 20:28:38 | ベートーヴェンの室内楽曲および器楽曲
今回取り上げるのは1770年生まれのベートーヴェンが、
1824年に作曲した弦楽四重奏曲第12番変ホ長調作品127である。
演奏はウィーン・アルバン・ベルク四重奏団によるものである。
第一楽章マエストーソ-アレグロは、力強く重々しい序奏で始まる。
そのあとはヴァイオリンが生き生きとした旋律を奏でていき、
展開していくが、序奏の部分がところどころで姿を現す。
躍動感と重々しさという対比も面白いところである。
主題の展開の技法も円熟した感じを思わせる。
第二楽章アダージョ・マ・ノン・トロッポ・エ・モルト・カンタービレは、
ゆったりと始まり、ヴァイオリンが主題を奏でていく。
甘美な旋律であり、歌うように旋律が奏でられ、
その主題をもとに変奏されていき、最後は穏やかに終わる。
第三楽章スケルツァンド・ヴィヴァーチェは、
軽快で舞踏風の旋律が奏でられて始まる。
躍動的で生き生きとし、チェロが活躍し、最後は力強く終わる。
第四楽章は、ヴァイオリンの奏でる旋律を基に、
軽快に展開されていき、その技法の円熟した感じは分かる。
最後は穏やかな感じの中で、最後は優雅に堂々と終わる。
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