Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ヨハネス・ブラームスのバラードト短調作品119-4を聴く

2015-03-06 07:44:29 | ヨハネス・ブラームスの作品
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1833年ドイツ生まれのブラームスが、
1892年に作曲したバラードト短調作品119-4である。
聴いたCDは、ジュリアス・カッチェンのピアノ演奏によるもの。
力強く情熱的な主題が奏でられて始まる。
中間部は対照的に叙情的で穏やかな感じになるが、
再び冒頭の力強い主題が現れて、最後は穏やかに終わる。
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ヨハネス・ブラームスの間奏曲ホ長調作品116の6を聴く

2011-09-12 06:12:55 | ヨハネス・ブラームスの作品
昨日はウィーキングを休みました。
今回からは以前ドイツ・オーストリア編で、
触れていなかった作品をランダムに紹介しよう。
今回とりあげるのは、1833年生まれのブラームスの器楽曲である。
間奏曲ホ長調作品116の6は、1892年に作曲された。
7曲からなる幻想曲という作品の第6曲目にあたる作品である。
今回聴いたCDは、ジュリアス・カッチェンによるピアノ演奏のもの。
やさしくロマンティックな旋律が情感豊かに奏でられていく。
途中やや感傷的な部分もあるが、最後はおだやかに終わる。
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西谷から菅田町まで歩く、そしてヨハネス・ブラームスの大学祝典序曲作品80

2010-06-19 23:13:13 | ヨハネス・ブラームスの作品
昨日はウォーキングを休みました。
そして、今日は西谷から菅田町まで歩きました。
そのあとは三枚町まで歩き、さらに新横浜まで歩き、
そこから電車に乗って川崎までいき、
たけくま酒店で日本酒を二本買う。
今回からは、ドイツ・オーストリア編に入る。
今回はブラームスの作品であるが、
彼の経歴は有名な作曲家のため省略する。
大学祝典序曲作品80は1880年に作曲された作品である。
今回聴いたCDは、ハインツ・レーグナー指揮、
シュターツ・カペレ・ドレスデンの演奏によるものである。
弦楽器によって始まるせわしないような旋律から始まり、
四つの学生歌が示されていくが、ブラームスらしい展開である。
有名な学生歌の旋律が、親しみやすさを感じさせる。
最後は、第4の学生歌「だから愉快にやろうじゃないか」が、
堂々とした感じで奏されて華やかに全曲を終わる。
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ヨハネス・ブラームスのヴァイオリン協奏曲ニ長調作品77を聴きながら片倉町から上星川まで歩く

2009-04-08 20:30:52 | ヨハネス・ブラームスの作品
今日は片倉町から上星川駅まで歩きました。
途中聴いたのは1833年生まれのブラームスの作品。
ブラームスは有名な作曲家なので略歴は省略する。
ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品77は、ヴァイオリン奏者で、
親友のヨーゼフ・ヨアヒムのために1878年に作曲された作品である。
初演は1879年にライプツィヒ・ゲヴァントハウスにて、ヨアヒムの独奏、
ブラームスがライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団を指揮して演奏された。
今回聴いたCDは、ミルシティンのヴァイオリン、ヨッフムの指揮、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によるものである。

第一楽章アレグロ・マ・ノン・トロッポは、ソナタ形式による。
管弦楽によるユニゾンによるのどかな旋律と
牧歌的で、哀愁も含んだ第一主題に続き、
堂々として劇的な感じの第二主題が現れる。
ヴァイオリン独奏が加わり、カデンツァ風の鮮やかな演奏を
披露したあとに、第一主題と第二主題を奏する。
ここでみられるブラームスの音楽は、
円熟へと向かっていくような充実感をもっている。
ヴァイオリンの高度な演奏技術を要求しているところもあり、
一方で、ロマンティックで甘美な調べがいい。
展開部を経たカデンツァはミルシティン自身によるものだが、
その演奏技術はあざやかで、素晴らしく、最初の主題が再現され、
最後は管弦楽と共に盛り上がって堂々と終わる。

第二楽章アダージョは、三部形式によるのどかな音楽である。
独奏オーボエの音色は魅力的であり、牧歌的である。
サラサーテはそれをぼんやり見ているのは我慢ならなかったようで、
それだけオーボエの旋律は美しいのだが、
それを引き継いで奏するヴァイオリンも甘美である。
最後は、平和な感じで静かに終わる。
第三楽章アレグロ・ジョコーソ、マ・ノン・トロッポ、
ヴィヴァーチェ-ポコ・ピュ・プレストは、
ロンド・ソナタ形式で書かれており、主題は印象的である。
だからこそ、この協奏曲は名曲なのかもしれない。
ドイツ的な粗野で堂々とした感じが聴いていて爽快であり、
中間部のトルコ風の感じもおもしろい趣向である。
最後はヴァイオリンと管弦楽により堂々と華麗に終わる。
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ヨハネス・ブラームスの交響曲第1番ハ短調作品68を聴き二俣川から鶴ヶ峰まで、そしてさよならけいこ食堂

2009-01-25 11:42:46 | ヨハネス・ブラームスの作品
昨日は1月で閉店となる和田町のけいこ食堂に、
大学院時代よく飲んでいた三人で飲みに行った。
横浜から和田町まで歩いた時にちょうど寄り道のできる
いい雰囲気のお店であったのに、なくなるのは残念である。
昨日は、二俣川から鶴ヶ峰駅まで歩きました。
途中聴いたのは1833年生まれのブラームスの作品。
前回まではドイツ・オーストリアのユダヤ人作曲家を
中心にとりあげてきたのだが、今回からは元に戻って、
それ以外の作曲家について触れていく。

ピアニストとしての才能もあったハンブルク生まれのブラームスは、
生涯を通じて4つの交響曲しか残していない。
第5番、第6番を作曲する構想もあったようだが、
体力の衰えもあって実現しなかったようであるし、
また完璧主義者ゆえに破棄された作品もあり、
交響曲第1番以前にも交響曲を作曲していた可能性も否定できない。
とはいえ、残されている交響曲は4つしかないことに変わりはない。
古典的なスタイルで書かれた4つの交響曲が、
他国の(特にイギリス)作曲家に及ぼした影響は大きい。
交響曲第1番ハ短調作品68は、1876年に作曲された。
初演は同じ年にカールスルーエ大公の宮廷劇場で、
デッソフという指揮者によって行われたようである。
指揮者ビューロにベートーヴェンの第10交響曲と称され、
あまりにも有名なこの交響曲を、高校時代によく聴いた。
当時はケンペ指揮のレコードでよく聴いたものである。
今回はスクロヴァチェフスキ指揮ハレ管弦楽団のCDで聴いた。

第一楽章ウン・ポコ・ソステヌート-アレグロは、
重々しくゆるやかに始まる序奏がしばらく続く。
緊張感のある悲劇的な感じの序奏は印象的である。
この序奏の部分をスクロヴァチェフスキ盤は、
重々しさを抑えながら、ティンパニ、ホルン、
管楽器など各楽器の良さを活かした演奏を展開している。
主部の力強い第一主題は情熱的で闘争的であり、
第二主題は対照的に温和で平安な感じである。
スクロヴァチェフスキ盤は、リズムのアクセントが利き、
金管楽器の音が冴え、爽快感のある演奏を聴かせてくれる。
展開部・再現部を経たコーダは安らぎのある明るい感じで終わる。
第ニ楽章アンダンテ・ソステヌートは、弦楽器中心に始まる。
穏やかな中に、少し悲しげな部分のみられる音楽である。
その中で、オーボエが吹く愛らしい旋律は心和むものである。
複合三部形式で書かれたこの楽章はブラームスらしく、
抑制のある、そして渋い感じを利かせた音楽である。
ホルンと独奏ヴァイオリンなどで繰り広げられる最後の部分は、
弦のピッチカートに乗って静かに消え入るように終わる。

第三楽章ウン・ポコ・アレグレット・エ・グラツィオーソは、
複合三部形式で書かれ、スケルツォでもなくメヌエットでもない。
交響曲のスタイルでは従来この楽章あたりに三拍子系の音楽を入れるが、
そうでなく二拍子系の音楽を入れるところがブラームスらしく、
だから単純に伝統的な交響曲のスタイルを守っているわけでない。
その点がブラームスを単純に作風が保守的とはいえないところである。
第四楽章はアダージョの暗くて堂々とした序奏で始まる。
弦がピッチカートで奏し、幻想的な感じでもある。
木管楽器が加わり動きが出てきて、ティンパニの一打で静まると、
曲はハ短調からハ長調に変わり、ピウ・アンダンティーノの部分に入る。
ホルンの吹奏は高い山の頂から地上を見渡すような音楽である。
ティンパニが不気味に弱く連打し、ホルンだけが残り静まると
アレグロ・ノン・トロッポ・マ・コン・ブリオの主部に入る。
ヴァイオリンにより奏される第一主題は明るく希望に満ちている。
第二主題のヴァイオリンによって奏される。
そして音楽は展開部のないまま再現部に入り、
しかしその中で主題は展開されていく。
コーダは徐々にテンポを速め、高揚感のある音楽になる。
この部分はいつ聴いても感動的で、金管楽器が鳴り響く中、
堂々と華々しく全曲を閉じるのである。
それにしてもこのCDのハレ管弦楽団のホルンはうまい。
ブラームスの交響曲でとても重要な楽器は、
ホルンなのかなと思わせるくらいのいい音を響かせている。
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