Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第6番ヘ長調作品10の2を聴く

2017-03-07 21:44:05 | ベートーヴェンの室内楽曲および器楽曲
今回取り上げるのは1770年生まれのベートーヴェンが、
1796年から97年にかけて作曲した、
ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調作品10の2である。
演奏はグレン・グールドのピアノによるものである。
第一楽章アレグロは、軽やかで明るい主題で始まる。
躍動感あふれる感じで奏でられた主題が展開され、
再現部で提示部の主題が繰り返され、最後は力強く終わる。
第二楽章アレグレットは、ゆったりとした旋律で始まる。
重々しい感じもあり、最後は穏やかに終わる。
第三楽章プレストは、明るく躍動的な旋律が奏でられる。
その旋律が変形されて展開されていきながら、
一気に駆け抜けていくようにして最後力強く終わる。
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ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第9番ホ長調作品14の1を聴く

2017-03-06 21:34:33 | ベートーヴェンの室内楽曲および器楽曲
ここのところ卒業式までは忙しかったです。
加えてⅤリーグの補助役員としての仕事もあり多忙を極めました。
今回取り上げるのは1770年生まれのベートーヴェンが、
1797年から98年にかけて作曲したピアノ・ソナタ第9番ホ長調作品14の1である。
演奏はイェネー・ヤンドーのピアノによるものである。
第一楽章アレグロは、軽快で生き生きとした主題が奏でられて始まる。
もう一つの主題も優雅で明るい感じであり、
両主題が奏でられる提示部が繰り返される。
展開部を経て、二つの主題が繰り返され、最後は、明るい感じで終わる。
第二楽章アレグレットは、叙情的な旋律が奏でられて始まる。
複合三部形式による楽章で、中間部は厳かな感じを持っている。
再び冒頭の部分が繰り返されたあと、最後は穏やかに終わる。
第三楽章ロンド(アレグロ・コモド)は、ロンド形式で、
軽快な旋律が奏でられ始まり、最後は力強く終わる。
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ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第8番作品30の3を聴く

2017-02-23 22:17:27 | ベートーヴェンの室内楽曲および器楽曲
今回取り上げるのは1770年生まれのベートーヴェンが、
1802年に作曲したヴァイオリン・ソナタ第8番作品30の3である。
演奏はピンカス・ズッカーマンのヴァイオリン、
ダニエル・バレンボイムのピアノによるものである。
第一楽章アレグロ・アッサイは、
軽快に流れる明るい旋律をヴァイオリンとピアノで奏でて始まる。
生き生きとした第一主題と穏やかな第二主題が奏でられ、
短い展開部を経て、二つの主題が再現され、最後穏やかに終わる。
第二楽章テンポ・ディ・メヌエット-
マ・モルト・モデラート・エ・グラツィオーソは、
ピアノが優雅なメヌエット主題を奏でて、
ヴァイオリンがそれを引き継いでいく。
それぞれの楽器が旋律を交互に受け継ぎ、
穏やかな感じを出していき、中間部でやや陰影を付けていくが、
穏やかで優雅な旋律が繰り返されていき、最後は静かに終わる。
第三楽章アレグロ・ヴィヴァーチェは、弾むピアノのリズムに合わせ、
ヴァイオリンが明るく軽快な旋律を奏でて始まり、
その旋律を繰り返しながら、途中で旋律を展開し、
再び冒頭の旋律を繰り返し、最後は盛り上がって力強く終わる。
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ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンのロンド第1番ハ長調作品51の1を聴く

2017-02-22 06:32:33 | ベートーヴェンの室内楽曲および器楽曲
今回取り上げるのは1770年生まれのベートーヴェンが、
1797年に作曲したロンド第1番ハ長調作品51の1である。
演奏は横山 幸雄のピアノによるものである。
優雅で親しみやすい旋律が奏でられて始まる。
その旋律を繰り返しながら変奏曲風に展開していく。
その展開の技法はなかなか面白いもので、最後は力強く終わる。
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ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第20番ト長調作品49の2を聴く

2017-02-17 06:38:49 | ベートーヴェンの室内楽曲および器楽曲
今回取り上げるのは1770年生まれのベートーヴェンが、
1795年から96年にかけて作曲した、
ピアノ・ソナタ第20番ト長調作品49の2である。
演奏は横山 幸雄のピアノによるものである。
第1楽章アレグロ・マ・ノン・トロッポは、
軽快で明るい旋律で始まり、モーツアルト風である。
提示部で示された2つの主題をもとに展開され、
再現部を経て、最後は力強く終わる。
第2楽章テンポ・ディ・メヌエットも
モーツアルトのような軽やかさを持った楽章で、
複合三部形式で作られ、幸福に満ちた感じである。
なお、CBSソニーから出ているマスターピース集のCD、
60枚組の9枚目にあるメヌエット ト長調は、
Wo010の作品として表示されているが、
これはピアノ・ソナタ第20番ト長調の第2楽章である。
Wo010のメヌエットではないので要注意だ。
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