Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ヨハン・バプティスト・ヴァンハルの交響曲ハ長調「シンフォニア・コミスタ」(Bryan.C11)を聴く

2022-05-03 21:34:54 | 古典~現代音楽オーストリア編
今日は久しぶりにウォーキングをしました。
二俣川を出発し、南本宿から左近山団地に入り、
そこから市沢町まで歩き、大判焼きのマツモトに入り、
焼きそばのデラックスとアイスコーヒーを注文、
食事したあとは大判焼き1つを持ち帰りにして西原団地の方向に歩き、
そのあとラーメン屋のせんだいの駐車場のあたりを入り、
三反田町のあたりを道なりに歩き、新幹線沿いを歩き、
本宿まで出て、そこから南本宿へ出て二俣川まで戻った。
途中道に迷うところもあったので3時間弱かかり、
久しぶりでもあったのでずいぶん疲れてしまった。

今回は1739年生まれのヴァンハルが、
1775年から1778年にかけて作曲した交響曲ハ長調(Bryan.C11)、
「シンフォニア・コミスタ」を取り上げる。
聴いたCDの演奏はコンチェルト・ケルンによる。
第一楽章アレグロ・コン・ブリオは、
弦楽器と金管楽器・打楽器で明るく迫力のある音楽で始まる。
生き生きとした弦楽器により旋律が奏でられ、
そこに金管楽器・打楽器が力強さを与えている。
第二楽章アンダンテ・カンタービレは、
弦楽器中心に穏やで歌うような旋律が奏でられていく。
ため息のような切ない感じが伝わってくる。
第三楽章フィナーレ:アダージョ・ピュ・アンダンテ-アレグロは、
ゆったりとしたテンポで始まり、前楽章と同じ感じで始まる。
それが終わると軽快で力強い旋律が弦楽器と金管楽器で奏でられる。
最後は金管楽器が鳴り響き、堂々とした感じで終わる。
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ヨハン・バプティスト・ヴァンハルの交響曲ハ短調Bryan c2を聴く

2022-05-01 17:15:32 | 古典~現代音楽オーストリア編
今回はヴァンハルが1764年から67年の頃に作曲した、
交響曲ハ短調Bryan c2を取り上げる。
聴いたCDの演奏はマティアス・バーメルト指揮、
ロンドン・モーツアルト・プレイヤーズによる。
第一楽章アレグロ・モデラートは、
弦楽器が奏でる悲しげな旋律で始まる。
金管楽器も加わり、それは強調される。
もう一つの主題は対照的で明るい。
提示部が繰り返された後展開部に入り主題は変形され、
その展開の技法はなかなか聴いていていい。
第二楽章アンダンテは、ゆったりとした旋律で始まる。
憂いのある旋律は展開され曲は進行していく。
第三楽章メヌエットとトリオは、
悲しい感じのメヌエット主題で始まる。
中間部のトリオではフルートが活躍し、
再び冒頭のメヌエット主題が繰り返されて終わる。
第四楽章フィナーレ:アレグロは、生き生きとして、
かつ感情が激しい感じの主題で始まる。
一気に駆け抜けるようにして終わる。
疾風怒濤な感じでなかなかいい。
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ヨハン・バプティスト・ヴァンハルの交響曲ニ長調Bryan D4を聴く

2022-04-30 18:29:33 | 古典~現代音楽オーストリア編
今回は1739年ボヘミアに生まれウィーンで活躍したヴァンハルが、
1773年から74年頃に作曲した交響曲ニ長調Bryan D4を取り上げる。
聴いたCDの演奏はマティアス・バーメルト指揮、
ロンドン・モーツアルト・プレイヤーズによる。
第一楽章アレグロ・モデラートは、冒頭力強い一音で始まり、
弦楽器が明るい軽快で生き生きとした主題を奏でていく。
提示部は繰り返され、そのあとは展開部に入り、
主題は変形されていき、再現部で主題が繰り返され、
最後は金管楽器とともに盛り上がり、堂々とした感じで終わる。
第二楽章アンダンテは、弦楽器中心に優雅な旋律が奏でられる。
穏やかでゆったりとした感じで音楽は流れていく。
第三楽章アレグロは、軽快な弦楽器の旋律に、
木管楽器や金管楽器が絡んで心弾む音楽が展開される。
旋律の展開の技法もなかなかよく、聴いていて楽しい。
第四楽章メヌエットとトリオは、
力強く躍動的なメヌエット主題で始まる。
中間部のトリオはオーボエ・ソロが活躍し、
愛らしい旋律が奏でられていく。
冒頭のメヌエット主題が繰り返され、
最後は金管楽器とともに盛り上がり力強く終わる。
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フランツ・シュミットの交響曲第3番イ長調を聴く

2022-04-17 15:56:59 | 古典~現代音楽オーストリア編
副反応がでて38.2度の熱が出たので今日も家で寝ていました。
今回取り上げるのは1874年生まれのフランツ・シュミットが、
1927年から1928年にかけて作曲した交響曲第3番イ長調である。
フランツ・シュミットの交響曲の紹介も本日で終わりです。
聴いたCDはネーメ・ヤルヴィ指揮、シカゴ交響楽団の演奏による。
第一楽章アレグロ・モルト・モデラートは、
フルートなど木管楽器のやわらかな音色で始まり、
弦楽器がそれを引き継いでいき、明るい主題が奏でられていく。
そのあとは弦楽器の刻むリズムに乗り木管楽器が主題を奏でていく。
後期ロマン派らしく耽美的な音楽であり、彼らしさが発揮されている。
冒頭の主題が現れ、金管楽器中心に盛り上がったところで終わる。
第二楽章アダージョは、弦楽器がゆったりとした旋律を奏でて始まる。
そのあと哀愁漂う旋律が奏でられ、耽美的な音楽になっていく。
前楽章と同じようにつかみどころのない音楽である。
流れにまかせていく感じで、最後は明るい感じで穏やかに終わる。
第三楽章スケルツォ:アレグロ・ヴィヴァーチェは、
弦楽器の刻む舞踏風の音型に、木管楽器や金管楽器が絡んでいく。
盛り上がったり、静かになったりを繰り返していく。
最後は金管楽器と打楽器で盛り上がって中間部に入るが、
この終わり方はブルックナーぽくもある。
中間部は木管楽器を中心とした穏やかな音楽で、
再び冒頭の部分が繰り返され、優雅な感じになり、
最後は金管楽器と打楽器で盛り上がって力強く終わる。
第四楽章レント-アレグロ・ヴィヴァーチェは、
ホルンの音でゆったりと始まり、弦楽器とフルートが入る。
主部に入り弦楽器の生き生きとした旋律が奏でられる。
弦楽器の奏でる旋律は耽美的なところもあり、
一方で行進曲風に進行するところもあり、
最後は金管楽器も加わり盛り上がりをみせて力強く終わる。
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フランツ・シュミットの交響曲第1番ホ長調を聴く

2022-04-16 17:47:32 | 古典~現代音楽オーストリア編
本日は三回目のワクチン接種を済ませました。
なので外には出ず、家でゆっくりと過ごします。
今回取り上げるのは1874年生まれのフランツ・シュミットが、
1896年から1899年にかけて作曲した交響曲第1番ホ長調である。
この作品は1902年1月25日にウィーンで初演された。
聴いたCDはネーメ・ヤルヴィ指揮、デトロイト交響楽団の演奏による。
第一楽章「非常にゆっくりと-非常に元気よく」は、
金管楽器の吹奏により始まり、それを弦楽器が引き継ぎ、
そのあとトランペットのソロが鳴り響く。
そのあと提示部に入りホルンの吹奏に続き、
金管楽器と弦楽器が力強い第一主題を奏でていく。
ここはワグナー風もしくはブルックナー風である。
それを受けて穏やかな感じの第二主題が奏でられていく。
提示部は繰り返されて、そのあと展開部に入る。
再現部で二つの主題が奏でられ、
最後は金管楽器が鳴り響き、華やかな感じで終わる。
第二楽章「ゆっくりと」は、弦楽器による抒情的な旋律で始まる。
クラリネットの甘美な旋律がそのあとに続き、
それを金管楽器と弦楽器がそっと支えていく。
そのあと旋律は感傷的な感じになっていき、
ここはブラームスやブルックナーの音楽を感じさせる。
ホルンの吹奏がそれを遮り、木管楽器の牧歌的な旋律が現れる。
弦楽器が明るく希望に満ちた旋律を奏で、
ホルンの吹奏がそれに絡んでいく。
しかし、再び感傷的な旋律が管楽器や弦楽器により奏でられる。
そしてトランペットがコラール風の旋律を奏でていき、
弦楽器もそれに呼応して明るい旋律を奏でていく。
そのあともコラール風の旋律は続き、フルートなど木管楽器が絡み、
弦楽器がそれを受け継ぎ最後静かに終わる。
第三楽章「速くそして軽やかに」は金管楽器とともに、
弦楽器が力強く舞踏的な旋律を奏でて始まる。
フルートによる愛らしい旋律も途中に入る。
中間は弦楽器による甘美な旋律が奏でられ、
木管楽器の旋律も牧歌的な感じである。
このあたりの音楽はマーラーや、
リヒャルト・シュトラウスを想起させる。
再び冒頭の舞踏的な旋律が現れて終わる。
第四楽章「生き生きと、しかし速くなく」は、
弦楽器により生き生きとした力強い旋律で始まる。
旋律は変形され展開されていく。
金管楽器によるコラール風の旋律も奏でられ、
主題の展開の手法はブラームスを感じさせもする。
その後フーガ風の展開になっていき、
金管楽器が加わり壮大な感じになっていき、
最後ティンパニの音が連打する中、
金管楽器が鳴り響いて盛り上がって終わる。
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