昨日は鶴ヶ峰駅から二俣川まで歩きました。
途中聴いたのはミャスコフスキーの交響曲第5番ニ長調作品18。
CDの解説書によると、第一次世界大戦が勃発すると、
ミャスコフスキーは徴兵され、戦地で工兵の一団を任されていたようで、
この戦争でめったにない自由時間の中でこの作品のスケッチが進められ、
1918年作曲され、1920年6月18日モスクワで初演された。
ソ連が成立したあと彼が最初に発表した交響曲ということになる。
その後ロンドン、フィラデルフィア、ウィーンなどでも初演された。
彼自身は日記の中でこの交響曲を「平和」交響曲と呼んでいたようだ。
聴いたCDはコンスタンティン・イワノフ指揮、
モスクワ放送交響楽団の演奏による。
第一楽章アレグロ・アマービレは、ソナタ形式で書かれている。
冒頭から始まるさざ波のような弦楽器の伴奏に乗り、
クラリネットとフルートにより奏される第一主題は牧歌的で甘い。
これに続き、弦楽器により示される第二主題は民謡的で、
金管楽器と共に情熱的に盛り上がっていき、印象的だ。
展開部ではこの二つの主題をもとにフーガ風に展開されるなどし、
盛り上がりをみせたところで第二主題が再現されて再現部に入り、
続いて第一主題が弦楽器によりゆったりと再現されていく。
そして第二主題の再び現れて、冒頭の弦楽器のさざ波のような音型のあと、
最後は平和な感じの中、弦楽器中心に消えるように静かに終わる。
第二楽章レント(クワジ・アンダンテ)は、弦楽器により幻想的に始まる。
オーボエが悲しげな旋律を奏で、叙情的で悲しみにあふれた音楽が続く。
ホルンが響いたあとも木管楽器や弦楽器中心に暗くシリアスな音楽が続く。
その後、徐々に盛り上がりをみせ、金管楽器も加わり、クライマックスを築く。
それが終わり静まったあとも叙情的な音楽が弦楽器に木管楽器が絡んで進行する。
弦楽器の伴奏の上でクラリネットやフルートが旋律を奏で、最後は消えるように終わる。
第三楽章アレグロ・ブルランドはスケルツォ楽章で、
冒頭では低弦のリズムに乗ってクラリネットが民謡的で舞踊風の旋律を奏で、
それを弦楽器が引き継いでいき、軽快で荒々しい感じのところが心地よい。
中間部はガリツィアのキャロルをもとにした民謡的な旋律で、
様々な楽器に引き継がれ、冒頭の部分が繰り返され、
中間部の旋律も再び顔を出してさわやかに終わる。
第四楽章アレグロ・リソート・エ・コン・ブリオは、
堂々とした民謡風の旋律が弦楽器を中心に奏される。
行進曲風のリズムに乗りもう一つの旋律が弦楽器により奏され、
徐々に盛り上がりをみせていったあと、軽快な弦楽器のリズムに乗り、
もう一つの旋律が木管楽器により示され、弦楽器が受け継ぎしばらく続くが、
それが終わると冒頭の旋律をもとに変形された展開部風のがされていき、
再び冒頭の旋律が堂々と奏され、もう一つの行進曲風の旋律も現れる。
そして冒頭の旋律をもとに変形させた音楽がしばらく続いたあと、
盛り上がりをみせたところで、第一楽章の第二主題が再現される。
このあたりは憎い演出であり、それが終わるとコーダに入り、
金管楽器と打楽器を中心に盛り上がって堂々とした感じで終わる。
途中聴いたのはミャスコフスキーの交響曲第5番ニ長調作品18。
CDの解説書によると、第一次世界大戦が勃発すると、
ミャスコフスキーは徴兵され、戦地で工兵の一団を任されていたようで、
この戦争でめったにない自由時間の中でこの作品のスケッチが進められ、
1918年作曲され、1920年6月18日モスクワで初演された。
ソ連が成立したあと彼が最初に発表した交響曲ということになる。
その後ロンドン、フィラデルフィア、ウィーンなどでも初演された。
彼自身は日記の中でこの交響曲を「平和」交響曲と呼んでいたようだ。
聴いたCDはコンスタンティン・イワノフ指揮、
モスクワ放送交響楽団の演奏による。
第一楽章アレグロ・アマービレは、ソナタ形式で書かれている。
冒頭から始まるさざ波のような弦楽器の伴奏に乗り、
クラリネットとフルートにより奏される第一主題は牧歌的で甘い。
これに続き、弦楽器により示される第二主題は民謡的で、
金管楽器と共に情熱的に盛り上がっていき、印象的だ。
展開部ではこの二つの主題をもとにフーガ風に展開されるなどし、
盛り上がりをみせたところで第二主題が再現されて再現部に入り、
続いて第一主題が弦楽器によりゆったりと再現されていく。
そして第二主題の再び現れて、冒頭の弦楽器のさざ波のような音型のあと、
最後は平和な感じの中、弦楽器中心に消えるように静かに終わる。
第二楽章レント(クワジ・アンダンテ)は、弦楽器により幻想的に始まる。
オーボエが悲しげな旋律を奏で、叙情的で悲しみにあふれた音楽が続く。
ホルンが響いたあとも木管楽器や弦楽器中心に暗くシリアスな音楽が続く。
その後、徐々に盛り上がりをみせ、金管楽器も加わり、クライマックスを築く。
それが終わり静まったあとも叙情的な音楽が弦楽器に木管楽器が絡んで進行する。
弦楽器の伴奏の上でクラリネットやフルートが旋律を奏で、最後は消えるように終わる。
第三楽章アレグロ・ブルランドはスケルツォ楽章で、
冒頭では低弦のリズムに乗ってクラリネットが民謡的で舞踊風の旋律を奏で、
それを弦楽器が引き継いでいき、軽快で荒々しい感じのところが心地よい。
中間部はガリツィアのキャロルをもとにした民謡的な旋律で、
様々な楽器に引き継がれ、冒頭の部分が繰り返され、
中間部の旋律も再び顔を出してさわやかに終わる。
第四楽章アレグロ・リソート・エ・コン・ブリオは、
堂々とした民謡風の旋律が弦楽器を中心に奏される。
行進曲風のリズムに乗りもう一つの旋律が弦楽器により奏され、
徐々に盛り上がりをみせていったあと、軽快な弦楽器のリズムに乗り、
もう一つの旋律が木管楽器により示され、弦楽器が受け継ぎしばらく続くが、
それが終わると冒頭の旋律をもとに変形された展開部風のがされていき、
再び冒頭の旋律が堂々と奏され、もう一つの行進曲風の旋律も現れる。
そして冒頭の旋律をもとに変形させた音楽がしばらく続いたあと、
盛り上がりをみせたところで、第一楽章の第二主題が再現される。
このあたりは憎い演出であり、それが終わるとコーダに入り、
金管楽器と打楽器を中心に盛り上がって堂々とした感じで終わる。