昨日は関内から横浜まで歩きました。
途中聴いたのは交響曲第7番イ長調作品92。
今回聴いたCDはウラディーミル・フェドセーエフ指揮、
モスクワ放送交響楽団の演奏による1988年録音のものである。
作曲者・作品の解説についてはあまりにも有名な曲のため省略する。
第一楽章は、ゆったりとした序奏部から始まる。
主部にいたるまでのこの長い序奏部は、
ベートーヴェンの交響曲の中でも長い方である。
ソナタ形式で書かれている主部の第一主題は、
勇ましく聴いているものを元気づけてくれる。
提示部は繰り返されることはなく提示部に入る。
主題をもとにした展開部でみせる手法も鮮やかである。
ロシアのオケの演奏ということもありフェドセーエフ盤は、
金管楽器の活躍が目立つような印象を受ける。
コーダでも金管楽器が活躍し、華々しい感じで終わる。
第ニ楽章では、悲哀を込めた主題によるアレグレットである。
弦楽器による主題に、管楽器などが加わっていく。
途中に何度か現れる木管楽器中心に展開される牧歌的な部分もいい。
第三楽章のスケルツォはベートーヴェンらしい音楽である。
躍動感があり、軽快に流れるような旋律に
ティンパニが荒々しいリズムを加えていく。
それと対比するゆったりした別の主題が、
交互に現れることで絶妙な効果を出している。
ここでも金管楽器の活躍が印象的である。
ソナタ形式によるフィナーレである第四楽章は、
強い推進力を持って流れるように一気に展開される。
リズムの点でもアクセントのつけ方に特徴があり、
弦楽器同士の旋律のやりとりなどに、
彼の円熟した作曲技法をみることができる。
フェドセーエフ盤も最後まで躍動感溢れる演奏を聴かせてくれる。
途中聴いたのは交響曲第7番イ長調作品92。
今回聴いたCDはウラディーミル・フェドセーエフ指揮、
モスクワ放送交響楽団の演奏による1988年録音のものである。
作曲者・作品の解説についてはあまりにも有名な曲のため省略する。
第一楽章は、ゆったりとした序奏部から始まる。
主部にいたるまでのこの長い序奏部は、
ベートーヴェンの交響曲の中でも長い方である。
ソナタ形式で書かれている主部の第一主題は、
勇ましく聴いているものを元気づけてくれる。
提示部は繰り返されることはなく提示部に入る。
主題をもとにした展開部でみせる手法も鮮やかである。
ロシアのオケの演奏ということもありフェドセーエフ盤は、
金管楽器の活躍が目立つような印象を受ける。
コーダでも金管楽器が活躍し、華々しい感じで終わる。
第ニ楽章では、悲哀を込めた主題によるアレグレットである。
弦楽器による主題に、管楽器などが加わっていく。
途中に何度か現れる木管楽器中心に展開される牧歌的な部分もいい。
第三楽章のスケルツォはベートーヴェンらしい音楽である。
躍動感があり、軽快に流れるような旋律に
ティンパニが荒々しいリズムを加えていく。
それと対比するゆったりした別の主題が、
交互に現れることで絶妙な効果を出している。
ここでも金管楽器の活躍が印象的である。
ソナタ形式によるフィナーレである第四楽章は、
強い推進力を持って流れるように一気に展開される。
リズムの点でもアクセントのつけ方に特徴があり、
弦楽器同士の旋律のやりとりなどに、
彼の円熟した作曲技法をみることができる。
フェドセーエフ盤も最後まで躍動感溢れる演奏を聴かせてくれる。