Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

グスタフ(グスターヴ)・ホルストの「われらが祝福する救い主(Our Blest Redeemer)」を聴く

2023-11-29 06:48:47 | グスタフ・ホルストの声楽曲・合唱曲
今回は1874年生まれのイギリスのグスタフ・ホルストの合唱曲、
「われらが祝福する救い主(Our Blest Redeemer)」をとりあげる。
この作品には作品番号がなく、1919年に作曲された作品である。
聴いたCDはウィリアム・ヴァン指揮、
ロイヤル・ホスピタル・チェルシー・チャペル合唱団の演奏による。
歌詞はイギリスのハリエット・オベールによるもので、
讃美歌などの作詞で知られる女性の詩人である。
作品はパブリック・スクールの讃美歌として、
作曲されたもののようであり、アカペラの曲である。
女声合唱のユニゾンで始まる歌の旋律は素朴であり、
やがて、男声合唱も加わり、ハーモニーが重なりあう。
神を讃える宗教的な内容で、最後はアーメンで終わる。
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大多喜城周辺を歩く

2023-11-27 06:08:16 | ウォーキングその他
25日の土曜日は千葉県の大多喜城に行きました。



外房線で大原駅まで行き、いすみ鉄道で大多喜まで行きました。
6時台に出ることができず、7時に二俣川を出たので、
大原駅で1時間待ち時間ができてしまい、
その結果、大多喜での時間が1時間しか取れなかったので、
まずは大多喜城まで行き、見学をした後、
大多喜の街並みを見て歩きました。
もう少し、余裕を持てた方がよかったので
今度来る時にはもっと早く出発した方がいいと反省。
いすみ鉄道もまもなく全線開通になるということで、
それは良かったなと思ったのでした。

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グスタフ(グスターヴ)・ホルストの「私たちではなく、主よ(Not Unto Us,O Load)」H.22を聴く

2023-11-21 21:01:03 | グスタフ・ホルストの声楽曲・合唱曲
今回は1874年生まれのイギリスのグスタフ・ホルストの作品で、
1893年から1996年の間に作曲された合唱曲、
「私たちではなく、主よ(Not Unto Us,O Load)」H.22をとりあげる。
この作品の歌詞は詩篇第115篇と144篇から成っている。
聴いたCDはジョシュア・ライアンのオルガン、ウィリアム・ヴァン指揮、
ロイヤル・ホスピタル・チェルシー・チャペル合唱団の演奏によるものである。
オルガンの音に導かれ男声合唱で始まる最初の詩は、
詩篇第115篇によるもので神を讃え、神への信仰が述べられている。
女声合唱も加わり、男声の独唱も入るが、その中で、天は神のもので、
地は神から人類に授けられたものという内容が歌われる。
後半はオルガンの間奏をはさみ女声の独唱に始まる。
男声合唱が加わり、合唱全体で、詩篇第144篇の中の、
われらはあなたに新しい歌を歌うという内容の歌詞が歌われる。
オルガンの重厚な響きとともに最後は力強く終わる。
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グスタフ(グスターヴ)・ホルストの讃歌「我は汝に誓う、我が祖国よ」H.146を聴く

2023-11-19 10:24:59 | グスタフ・ホルストの声楽曲・合唱曲
自分のホームページが閲覧できない状況になっていたので、
しばらく、ブログをやめていました。
大丈夫になったようなので再開します。
これからはグスタフ(グスターヴ)・ホルストの作品で、
今までとりあげていなかった作品をとりあげていきます。
今回は、1921年に作曲された讃歌「我は汝に誓う、我が祖国よ」H.146、
原題はI vow to thee, my countryをとりあげる。
聴いたCDはジョシュア・ライアンのオルガン、ウィリアム・ヴァン指揮、
ロイヤル・ホスピタル・チェルシー・チャペル合唱団の演奏によるものである。
詩は1859年生まれの外交官セシル・スプリング・ライスによるもので、
「木星」の中間部に出てくるせんりつにのって歌われる。
オルガンの伴奏に乗って1番では祖国への忠誠心の内容、
2番では平和で穏やかな理想の国家の内容の歌詞が合唱で歌われる。
第一次世界大戦休戦協定記念式典の中で歌われたこともあって、
内容は愛国的であるが、軍隊も王もいない理想の国家については、
そんな理想の国家があったらいいのになとも思うのである。
権力者がいるから権力者の名のもので戦争が行われ、
軍隊があるから終わりなき戦闘が続いてしまう。
第一次世界大戦のあとに歌われた理想の国家は、
今になっても実現しているとはいえないのだろうな。
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エドヴァルド・グリーグの劇音楽「十字軍の兵士シグール」作品22を聴く

2023-11-05 12:01:14 | エドヴァルド・グリーグの作品
今回でエドヴァルド・グリーグの特集を終わりにします。
今日は、1870年から71年に作曲された
劇音楽「十字軍の兵士シグール」作品22をとりあげる。
聴いたCDはシェル・マグヌス・サンヴェーのテノール、
エスタ・オーリン・ヴォーカル・アンサンブル、
プロ・ムジカ室内合唱団、ネーメ・ヤルヴィ指揮、
エーテボリ交響楽団の演奏によるものである。
シグール(シーグル)はノルウェー十字軍を率いた
ノルウェー国王シーグル1世(シグルス1世)のことである。
1107年から1110年にかけて聖地イェルサレムに向かった。
ヴァイキングでもあるからだろう途中イベリア半島では、
略奪行為や戦闘行為をおこなったりもしている。
聖地イェルサレムへは陸路をつかって到着している。
この話を題材にビョルンスティエルネ・ビョルンソンが戯曲を書いており、
その戯曲の付随音楽としてグリーグが作曲した。
角笛の合図(ファンファーレ)は、ホルンの吹奏で始まる。
やまびこのように他のホルンが呼応する。
第1曲 第1幕前奏曲は、堂々とした音楽で始まり、
威厳のある旋律が力強く奏でられる。
第2曲 ボルグヒルの夢(間奏曲)は、弦楽器中心に旋律が奏でられて始まり、
途中から荒々しい音楽になり、それと対照的な夢想的な旋律になって終わる。

第3曲 力競べ(第2幕前奏曲)は、行進曲風の旋律で始まり盛り上がり、
中間部は木管楽器中心に感傷的または牧歌的な旋律が奏でられる。
冒頭の旋律が繰り返され、金管楽器中心に盛り上がって終わる。
第4曲 北国の民「北国の民、そは世界に乗り出し」は、
力強い音楽とともにテノールの独唱が入る。
そして、合唱も加わり、壮麗な音楽になっていく。
独唱と合唱は4番まで歌われ、最後力強く終わる。
第5曲 オマージュ・マーチ(第3幕前奏曲)は、
華々しい金管楽器の響きのあと、弦楽器による室内楽風の響きの中、
奏でられる主題がそのあと他の楽器に引き継がれて繰り返され、
徐々に金管楽器と打楽器で盛り上がったあと、
いったん静かになり、弦楽器中心に別の旋律が奏でられ、
また冒頭の金管楽器の華々しい音楽と、
弦楽器による室内楽風の響きが繰り返され、
その主題が繰り返され、金管楽器と打楽器に盛り上がって終わる。
第6曲 間奏Ⅰは、第5曲の主題が弦楽器中心に奏でられ、
木管楽器も絡んでゆったりとしたテンポで繰り返され、
そのあと明るく軽快な音楽になって盛り上がって終わる。
第7曲 間奏Ⅱも、第5曲の主題が弦楽器の室内楽的な響きで始まり、
弦楽器が主題を繰り返し、ホルンやトランペットなどが加わる。
そして、金管楽器と打楽器中心に奏でられ、最後堂々とした感じで終わる。
第8曲 王の歌「旅に出て一働きせんことを夢見しものは」は、
オーボエの感傷的な旋律に続き、テノール独唱が入る。
そのあと合唱も加わり、金管楽器と打楽器とともに、
盛り上がりをみせて、最後力強く終わる。
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