今回取り上げるのは1824年生まれのブルックナーが1836年に作曲した、
「いざ歌えわが舌よ(パンジェ・リングヮ)」WAB33である。
同じ名称の作品は他にもいくつかあるようだが、
この作品は1868年1月31日にリンツで初演されたようである。
今回聴いたCDはマルティン・フレーミヒ指揮、
ドレスデン十字架合唱団の演奏によるもの。
少年合唱の加わった合唱で歌われる旋律は力強く美しい。
最後はアーメンと歌い、静かに終わる。
そして大晦日の今日はさらに朝からベートーヴェンの、
交響曲第9番ニ短調「合唱」作品125を聴いた。
今年買ったCDの中で、ユリア・ヴァラディのソプラノ、
ヤルト・ヴァン・ネスのメゾ・ソプラノ、キース・ルイスのテノール、
サイモン・エステスのバス、エルンスト・ゼンフ合唱団、
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏のものを聴いた。
第一楽章は、割合速いテンポで進めていく。
展開部のところもあっさりとしている感じもするが、
各楽器の動きがわかって、なかなかの演奏である。
第二楽章もきびきびとした演奏である。
いたずらにダイナミックにやるのではなく、
各楽器のバランスに注意した感じの演奏である。
第三楽章は主題が流れるように演奏され、
優美で至福な時間が過ぎていき、気品のある演奏である。
第四楽章の冒頭の管弦楽のみの部分はゆったり堂々している。
独唱が入る部分から、合唱が入って盛り上がっていくところも、
管弦楽と独唱者・合唱のバランスがとてもいい。
コーダの部分で合唱にたっぷりと歌わせて、盛り上げていくところや、
最後管弦楽により一気にテンポをあげて終わらせるところがいい。
「いざ歌えわが舌よ(パンジェ・リングヮ)」WAB33である。
同じ名称の作品は他にもいくつかあるようだが、
この作品は1868年1月31日にリンツで初演されたようである。
今回聴いたCDはマルティン・フレーミヒ指揮、
ドレスデン十字架合唱団の演奏によるもの。
少年合唱の加わった合唱で歌われる旋律は力強く美しい。
最後はアーメンと歌い、静かに終わる。
そして大晦日の今日はさらに朝からベートーヴェンの、
交響曲第9番ニ短調「合唱」作品125を聴いた。
今年買ったCDの中で、ユリア・ヴァラディのソプラノ、
ヤルト・ヴァン・ネスのメゾ・ソプラノ、キース・ルイスのテノール、
サイモン・エステスのバス、エルンスト・ゼンフ合唱団、
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏のものを聴いた。
第一楽章は、割合速いテンポで進めていく。
展開部のところもあっさりとしている感じもするが、
各楽器の動きがわかって、なかなかの演奏である。
第二楽章もきびきびとした演奏である。
いたずらにダイナミックにやるのではなく、
各楽器のバランスに注意した感じの演奏である。
第三楽章は主題が流れるように演奏され、
優美で至福な時間が過ぎていき、気品のある演奏である。
第四楽章の冒頭の管弦楽のみの部分はゆったり堂々している。
独唱が入る部分から、合唱が入って盛り上がっていくところも、
管弦楽と独唱者・合唱のバランスがとてもいい。
コーダの部分で合唱にたっぷりと歌わせて、盛り上げていくところや、
最後管弦楽により一気にテンポをあげて終わらせるところがいい。